目覚まし時計

 こんな夢を見た。


 目覚まし時計の裏には、「アラームオン」「アラームオフ」「スヌーズ」等といった一般的なボタンに並んで、「食用」「食用でない」と書かれたボタンがある。

 「食用でない」モードに切り替わっている時にウッカリ起きてしまうと、朝食にプラスチック等の食べられないものばかり出てきて大変な思いをしてしまうので、起きる時には必ず確認をしなければならない。

 今日も目覚まし時計が鳴ったので、ひとまず止めて裏を見る。「食用でない」モードだった。スヌーズをかけているので二度寝をする。

 また5分後に目覚ましが鳴ったので確認すると、今度は「食用」だった。これでまともな朝食にありつけると一安心して、また寝直す。

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