存在

私たちの詩が何億か経った後、発見されて

心の内がすべて見えてしまっても構わない

魂が燃え尽きるところをどうか見ていて

大地に刻んだ私たちの詩は宇宙人に発見されるか

絶滅寸前の生き物を救うかもしれない

やがて海に削られてなくなってしまうかもしれないけれど

その日まであり続ける

存在し続けることを望むよ

天の川銀河が消滅しても

太陽が生き物だって気づくころには

生命が生きていない状態であっても

存在する

やらなくてはいけないことばかり優先していたね

私たち

やりたいことを後回しにして居た

魂の後ろにある導火線に火を付けたから

もうやりたいことしかやらないよ

自分の人生を生きて

存在することに決めたよ




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