真夜中のトリックスター(後編)
mysh
前編のあらすじ
約18万字分なので大ざっぱな内容です。章ごとにまとめてあります。
◇プロローグ
高校からの帰宅途中、太田は夜空に輝くUFOを目撃した。後日、文芸部のメンバーと一緒に、目撃場所に近い運動公園へ
そこは過去に高校生の
その物体を自宅へ持ち帰ってから数時間後。それは
「異世界旅行に加え、人間の感覚・自然現象・物理法則を操れる能力〈
と、奇妙な契約を持ちかけられる。異世界へ行くのは睡眠時のみ、朝になれば現実に戻れるという好条件だったため、太田は夢うつつのままオーケーした。
それが仕組まれた
◇異世界
配達の途中、ウォルターは街を
ふと頭に浮かんだ『転覆の巫女』の話をダイアンに向けると、元王である巫女は現在行方不明で、どんな
その際、ウォルターは〈侵入者〉――巫女の命をねらう〈外の世界〉の住人ではないかと、ダイアンに疑われる。また、風を吹きやませることで〈
◇メイフィールド
配達先のメイフィールドで、領主アシュリーと対立するベレスフォード
しかし、重力操作が
◇
一日を終えると、太田は現実に舞い戻った。文芸部の部室で夢の中での話を
眠りにつくと、ウォルターは再び異世界に戻り、ダイアンと再会を果たす。そして、十年来の
中学生のような見た目ながら、アカデミーの学長をつとめるパトリックに、ベレスフォード卿との一件を
そこで〈
◇ユニバーシティ
ウォルターはパトリックの紹介で青年魔導士によって結成されたユニバーシティの一員となった。出席した
会合終了後、
◇試合
城内の案内を受けている途中、ウォルターはベレスフォード卿の
試合では
ギャラリーの
◇資料室
試合後、ウォルターは案内役のスコットやケイトと同じ〈資料室〉への
◇新たな仲間
ウォルターは帰宅途中に、
その件をパトリックに問いただすと、〈樹海〉において
トランスポーターの能力的
太田(ウォルター)は文芸部の先輩土井に
無事に土井を異世界へ連れて行くことに成功し、街を案内をしている途中、ウォルターはアシュリーとベレスフォード卿の一件が決着していないことを知る。
アシュリーから、〈侵入者〉に両親を殺害されたこと、小麦価格の
◇
ウォルターはロイ(土井)と協力して敵情視察に向かった。偶然出会ったベレスフォード卿から屋敷に
昼食を
対策室のヒューゴとその情報を交換する
◇文芸部
現実に戻ると、文芸部の女子部員二人――
四人は異世界の
◇ゾンビ
アシュリー
ストロングホールドに到着すると、
調査開始後、コートニーと二人で
その頃、トレイシーのチームメンバーであるラッセルが命を落とした。犯人はもう一人のチームメンバーであるギル。彼は〈
ネクロはウォルターの不思議な能力を
貴族型ゾンビの死亡で事件は解決したと思われたが、
しかし、その正体は〈
ギル――スプーはウォルターが〈外の世界〉の
◇忘れやすい人々
空中飛行をクレアに目撃されたウォルターは、〈侵入者〉ではないかと疑われたが、『〈外の世界〉へ行くためなら何でも協力する』という条件を
レイヴンズヒルへの
一週間以上ダイアンと顔を合わせていなかったウォルターは、屋敷を飛び出して彼女へ会いに行く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます