第60話 魔法少女オブ・ザ・デッド という思い出

 何となく思い出したこと。


 いつ頃か思い出せませんが、ツイッターのハッシュタグで「オブ・ザ・デッドをつければ何でもゾンビ映画」みたいなタグと、おっさんや少年が魔法少女になるネタが流行っていて、そこから今回のタイトルのようなものを考え始めました。


 出だしの設定を丸一日くらいで固めてさあ書こう!というところで、


正式タイトル考えるためにぐぐったら『魔法少女オブジエンド』という語感がそっくりな作品が先に存在しているのが出てきて無事にお蔵入りしました。


 考えていたお話としては、事故にあった少女ほか本来死んでいる人々がヤバイ実験の被験者として魔法少女になって戦い、制限時間内に実験を成功させる、というものでした。何のための実験かとか、黒幕が何したいかとか、実験に失敗すると主人公たち以外がどうなるかとかによって話の進む方向が全然違うものになっていたと思います。

 その方向性を決めるであろう、実験者や敵の目的とかが納得できる形で思いつかなかったのもボツ理由の一つです。





 関係ないですが、そのときの、

「事故にあって死んだはずがヤバイ謎技術で生かされているため、戦わないとシステムが生命維持してくれなくなって死ぬ少女」という主人公の設定はややマシになってルリイェフォーネのアオイちゃんに生かされました(?)。

 アオイちゃんの場合は、戦わなくても唱石のコントロールさえ出来れば生命維持には十分だし、モチーフの一つになったどこかの響ちゃんみたいにちょっとすると暴走してデバイスに食われるというのはないです。食われないわけではないですけどね。

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