二章 15 側近の実力

上空に巨大な転送魔法陣が現れる


辺りは一瞬暗くなったが、すぐに普段の明るさを取り戻した

周りに変わった様子はない

しいてあげれば無くなった魔法陣の中心に1人の魔族が浮かんでいた

角は1本髪は天を突くように逆だっている

ガッシリとした体格からあふれ出る濃い瘴気は彼が少なからず先程相対した魔族達よりも遥かに上だろうと如実に語っていた


その魔族は正面に立つ1人の魔族を見据えると不敵な笑を浮かべた


「イルフリーデか。久しいな」

「やはりボルガか」


イルフリーデは久しぶりに向かい合ったボルガに正直度肝を抜かれていた

想像していた瘴気が以前より遥かに濃いからだ

そのボルガだが、イルフリーデの呼び捨てにも顔を顰めることもなく逆に笑みが浮かんでいる


「まさかとは思うが、イルフリーデ1人で余を止めるつもりか?」

「ふん、魔王の座についた途端上から目線か」

「実際お主より余の方が強くなった」

「その喋り方も気に入らん」

「ふっ、魔王の名を継ぐ者としては昔の喋り方ではまずかろう」

「ルシーリア様は変わらなかった」


ルシーリア、その名を出した瞬間ボルガの顔は今度こそ歪む

しかしそれも一瞬で再び元の表情に戻る


「あれは魔王の器ではなかった」


あれ呼ばわりした言葉に今度はイルフリーデの表情が怒りで歪む

そしてあからさまな挑発だが、イルフリーデは怒りを滲ませた


「どうだ?今なら謝罪一つで許してやろう」

「ーーなんだと?」


ボルガの言葉に一瞬、言葉が浸透するまで間が開き、理解したイルフリーデの怒気は霧散した


「我らはまだ人材不足でな。優秀な上位魔族がたらんのだ」


それは事実である

ルシーリアに心酔する魔族は多かった

実力主義な魔族社会では力が全て

女が魔王と言う蔑んだ目で反抗してた魔族は力でねじ伏せられ、その力に畏怖し心酔した

それはルシーリアが玉座を降りた後も変わらない


ボルガは力で魔王になったわけではない

なので半数以上は中立として静観していたのだが、今は少しずつボルガに与する魔族は増えている


「どうだ?貴様になら余の右腕として待遇を約束してやってもいいぞ」

「・・・・・・」


沈黙は悩んでると見たボルガがここぞとばかりに言葉で畳み掛ける


「もう窮屈で貧しい生活は終わる。人間共を根絶やしにし人間が頂点だった時代は終わる。そして魔族がこの世界の頂点に立つのだ」


仰々しく身振り手振りでアピールするボルガ

イルフリーデは目を瞑っている


「ルシーリアは怯えていた。魔王と言う立場にありながら、人間を殺すのを禁止するだと?人間共に何を怯える必要がある?あんな脆弱な奴らなぞ恐れるに足りん。所詮は女。戦うのが怖いだけだ。現に奴は逃げ出したではないか!臆病なだけだ」

「そんなことはない!」


ボルガの言葉が途切れた瞬間、イルフリーデはカッと目を見開き反論した


「ルシーリア様は逃げ出してはいない。それに目指したのは共存共栄だ」

「同じことだ。人間と共に暮らすだと?それこそありえん事だ。あんないつ裏切るかわからない奴らと一緒にいれるか」

「全てではない。中には我ら魔族にも普通に接してくれる人間もいる」

「それがまやかしだと言っているのだ。優しくして油断させ、寝首をかく。奴らの常套手段ではないか」

「そんなことはーー」

「もういい。このまま議論しても平行線だ。お主が簡単に靡かないのはわかった」


ボルガはそう言うと無から漆黒の大剣を生みだした


「言葉で叶わないとなるとすぐ力で来る癖は変わらんな」

「お主に言葉でひれ伏させようとしたのが間違いだった」

「力でも同じ事だ」

「では試してみるか?」

「それ以外にないのだろう?」

「ふん、相変わらず口の減らない奴だ」

「御託はいい」

「後悔するなよ」


そう言うとボルガは黒い大剣を水平に構え、イルフリーデに襲いかかった







・・・・・・・・・・






ジンバックは巨大な戦斧をそれこそオモチャを扱うように軽々と振るう

一方のゼクスは冷静に戦斧をかわしてゆく

目の前数センチを巨大戦斧が通り過ぎるのは傍から見ていて心臓に悪い

それを表情を変えずに悠然とこなすゼクスも並々ならぬ実力を持っている事が伺える


「そのような巨大な戦斧をそれこそ棒切れを振るうが如く振るえるあなたはさぞ名のある戦士なのでしょうね」

「けっ、余裕で交わしまくってるテメェに言われても嬉しかねぇな。それに残念だが、俺はもう引退した身だ・ぜ!」


言葉尻に合わせジンバックは先程とは違い、速さが段違いな一撃を放つ

急激なスピードの変化に目を見開くゼクス


ーガキィンー


「ーーなっ!?」


しかし声に出して驚いたのはジンバックだった

殺ったと思った渾身の一撃はゼクスがかざした長剣に防がれていた

それもゼクスは片手でである


「なるほど。だからですか」

「ーー何がいいてぇんだ」


鍔迫り合いのように武器を合わせながら、お互い押し負けないように力を込める


「いえ、全盛期のあなたと是非やってみたかったなと思いまして」

「ーーなんだと!?」


ジンバックの顔が怒気で朱色に染まる

それは今のジンバックでは物足りない、取るに足らないと言われているのだ


「戦士じゃなくなったあなたは、以前の輝きはなくなってしまった。残念です」

「な、何!」


ゼクスはさらに長剣に力を込め押し込む

一瞬耐える雰囲気を匂わせたジンバックだが徐々に、確実に力負けし押され始める


「ちっ」


このままでは拙いと思ったジンバックは不意に力を緩め、数歩下がる

逆に押し込むために力を込めていたゼクスはたたらを踏む

そこへジンバックは戦斧を片手に持ち替え、懐から短い鈍色のナイフを取り出すと死角からゼクスへ斬りかかった


「む?」


瞬時にゼクスは危機を察知し、押し込む力を解くと後方に飛びすさり間合いを開けた

視線はジンバックのナイフ


「まさか私の衣装に傷を付けられるとは。そのナイフ、さぞ熟練した職人が造り上げたのでしょうな」


見ればゼクスの左脇腹辺りに数センチの切れ目が出来ていた


「これでも届かねぇか・・・・」


素直に称賛するゼクスにジンバックは舌打ちしたい気持ちに駆られる


「いえいえ、十分驚愕に値しました。あなたの動きが、後少し速ければ衣装を切裂き内部へ私はダメージを受けていたでしょう」


「武器は私にダメージを通す事が可能な程素晴らしい一品。惜しむらくはーー」




「あなたの衰えです。いや、平和に怠けていたと言った方がいいですかな」


ゼクスが喋り終わると同時に長剣を水平に構え、ジンバックに襲いかかった


「ーー!?」


先程とは段違いのゼクスの速さにジンバックは一瞬対応が遅れた

それは致命的な隙を産む


ドゥンケル闇のサンクティオ制裁


2人を中心に闇が球状に広がる

突如空間が裂け、その裂け目が広がると中は闇より黒い漆黒の闇が広がっていた

そこから巨大な甲冑を着た西洋騎士っぽい格好をした山羊の顔をした悪魔が闇の裂け目から上半身だけ出しており、手にはグラディウス・ダムナートーリウス断罪の剣を持っている


ジャッジ審判ーーギルティ有罪ーー」

「ーー!?」


山羊の悪魔が言葉を発した瞬間、手に持っているグラディウス・ダムナートーリウス断罪の剣をジンバック目掛けて振り下ろした


瞬間凄まじい爆発と土埃が舞い上がる


「終わりです」


ゼクスは舞い上がる土埃が収まる前にその場に背を向ける

そして朱姫と戦っているリゼの方へ視線を投げかけ、ふと何か違和感を感じて振り返った


視線の先には[闇の制裁]を発動し、いまだ土埃消えぬ場所

そしてその場所に[断罪の剣]を振り下ろした姿の山羊頭の悪魔


そしてゼクスはその違和感を理解した


「なぜドゥンケルサンクティオ闇の制裁が消えない?ーーまさか」


一瞬の間があった後、土埃に一筋の線が入った

それが斬撃だとわかったのは土埃が晴れ、そこにいる人物があらわになった時だった


土埃で見えなかったが、ゼクスが呼び出した山羊の悪魔が胸の半ばから上下に赤い筋が入っており、それが自身の重さで傷口を広げるようにゆっくり傾いていき、最後は二つに分かれて山羊の悪魔は消滅した


「ふぃー。年寄りにはちとキツかったのぅ」


そう言いながら片膝を付いた状態から立ち上がったジンバックの巨大な戦斧は片方が砕けてなくなっている


「やれやれ、これもメンテナンスを怠った罰かのぅ。新しく作り直さねばならんか・・」


寂しげに愛用の戦斧を眺めると、無事な方の刃にくるりと回転させると未だ呆然と立ち尽くすゼクスに向き直る


「なぜ・・」

「む?」


ようやく紡いだゼクスの言葉だが、震えるような声音だった

その声にジンバックは驚いた


「なぜあれをよけられたのかお聞きしてもよいだろうか?」

「あれとはさっきのお主の?」

「さよう。初見で避けられたのは初めて。さらに反撃して倒すなど・・」

「ふむ」


ゼクスの言葉にジンバックは考える素振りをする

どうやら何か企んでるとかではなさそうだったので、ジンバックは素直に答える事にした


「たしかにわしは初見だが、話には聞いていた」

「ーーなんと!?」


ジンバックの言葉にゼクスは驚きの声を上げた


「ある人物から避け方も、攻撃のタイミング。全て教えて貰ったのじゃ」


そこまで聞いてゼクスはピンときた


「その人物の名は?」

「ーーウォバック、わしの父じゃ」

「!?そ、その父君は?」

「とうに亡くなったわ」


それを聞くとゼクスは目を瞑った

短い間だったが黙祷していたように見えた

目を開いたゼクスはジンバックに畏敬の念を込めた


「私の師を破ったのはあなたの父君だったのですね」

「と言うと師の名はベルクーリか?」

「そうです」


ゼクスの言葉にジンバックはさらに驚いた


「先程の私の発言、謝罪しましょう」


そう言うとゼクスはジンバックに軽くだが頭を垂れる


「魔族が簡単に頭を下げるのは聞いたことがないぞ」


脳内に一瞬イルフリーデが浮かんだが気にするジンバックではなかった


「師にも言われておりました。強い敵には敬意を払えと」

「変わった魔族だのぅ」

「私もそう思います」


ゼクスは言いながら長剣を構え直した


「師を倒した相手のご子息と戦えるとは思いませんでした。ここからは全力でいかせていただきます」

「ふん、わしもじゃ。よもや親父殿が苦戦した相手の弟子と当たるとは思わなんだ。かかってくるがよい」


ジンバックも戦斧を構える


しかしそこへ驚愕の出来事が二つジンバックの視界に映った








・・・・・・・・・・







「ほらほらほらほらほら、あははははは」

【くっ・・】


そこにはにわかに信じがたい光景が広がっていた


「ねえ、あなた本当にヴァイシュラヴァナ?なんか期待外れもいいとこ」


愉快に話すリゼだが、攻撃は苛烈の一言に尽きる

スピード重視のレイピアは縦横無尽に朱姫に襲いかかり、防戦一方

それも次第に速さを増すリゼの攻撃に交わしきれなくなり被弾し始める

幸いなのはレイピア自体は手数で勝負する武器であり、一撃で致命傷とはなりにくい点である

そのお陰か、表向き浅い切り傷はたくさん受けているが、朱姫の動きが鈍るほどのダメージは受けてはいない


しかしそれも時間の問題だった


「一瞬偽者かなーなんて思ったけど、どっちでもいいよね?私が強いのは変わらないし」


そう言ったリゼは攻め一辺倒だった攻撃をピタリと止めて黒いレイピアの切っ先を後ろへ向ける


「もういいよね?何か策があって弱いフリしてるのかと思ったけどそんな様子はないし。次が待ってるかもう一気に決めちゃうよ」


そのレイピアの切っ先から漆黒が滲み出る


「トリアングルデットエンド」

【ーー!?】


リゼの姿がブレた

いや、正確にはレイピアを持つ手なのだが、動作がまったく見えなかった


直後に朱姫の目の前に黒い三角形が浮かび上がると一気に闇が噴き出した

瞬間手に持つ三叉戟で防御するも盛大に吹き飛ばされる

嫌な音を響かせながら


『朱姫!』

「止めるんだコタロー君。君が行った所で足でまといだ」

『・・・・』


飛び出しかけた狐太郎をレフィルが止める

レフィルの言葉は正論なので狐太郎も言い返さない

逆に血が出るほど拳を強く握り、歯を食いしばっている



「へぇ、今のを防いじゃうんだ。やっぱり本物?でもそれじゃあもう戦えないよね?」


朱姫の武器の三叉戟は持ち手の真ん中辺りで折れていた

先程のリゼの攻撃を相殺できなかったからなのだが、逆に三叉戟がなければ朱姫は戦闘不能に陥ってたかもしれない

朱姫は折れた三叉戟を仕舞うと朱色の鞘の朱姫一文字べにひめいちもんじを取り出し、鞘から抜き放つ

しかし鞘を覆う赤い光は心なしか今にも消え去りそうな弱い光だ


「あは、そっちの武器が本命かな?でも、それーー」


言葉が終わるが早いかリゼは朱姫に接近するとレイピアを上から振り下ろす

レイピアの扱いとしてはあまり褒められた使い方ではないが、リゼはお構い無しだ


ーギィンー


【ーー!?】


防いだ朱姫はその光景に目を見張り、方やリゼは笑みのまま

レイピアを受けた朱姫一文字の刀身が欠け、その欠片が飛び散ったのだ


「やっぱりね。その武器、死んでるよ。なんかガッカリ。本命武器が出てきたと思ったら、死んでる武器を取り出すなんて。侮辱だよね?」


「ーーキラーファングーー」


上下からのしなりを利用したレイピアの一撃が朱姫を襲う

朱姫は朱姫一文字べにひめいちもんじで力を逃がすように攻撃を交わす


「流石に接近戦はうまいね。これはどうかな?ーーダークレインーー」


リゼが大きく下がって間合いを取ると、突如朱姫の上空に黒い球体が数十出現した

そしてその黒い球体から矢のような高出力の闇の雨が降り注いだ


【ーーくっ!?】


交わすには範囲が広すぎる

多少の被弾は覚悟の上で朱姫はリゼに走り出した


「ーーダークヴェールーー」


被弾を覚悟した朱姫だが、上空に突如現れた黒い半透明のヴェールが朱姫に降り注ぐ雨をすべて防いだ


「ーー!?」


一瞬何が起こったのか理解出来なかったリゼは動きが止まる

その間に朱姫はリゼを間合いに捉えた


【風神絶刀】

「しまっーー」


ーザシュッー


言葉を紡いだ瞬間加速した朱姫は、すれ違いざまに居合い斬りをリゼの横っ腹に叩き込んだ

リゼはガックリと片膝を付くがすぐに立ち上がり朱姫ともう1人を睨めつけた


「ーーっつ!やってくれるわね」

「うっそ!効いてない?」


驚愕の声はベアトリス

朱姫の一撃は致命傷に当たる程鋭い斬撃だった

しかしそれはベストの状態の朱姫ならの前提でだ


「そんななまくらな武器で私がやられるわけないじゃない。でもベアトリス、あんたが防御するとは思ってなかったわ。まさか人間に加担するなんてね」

「あ、あんたには関係ないじゃん」

「魔王様に楯突く者には死を。裏切り者の魔族には永遠の苦痛を与えてあげる」

「あたしの魔王様はルシーリア様だけだし」

「あんな逃げ出した弱者をまだ崇拝してるの?」

「あんたにはわからない」

「まぁいいわ。ボルガ様に楯突くなら容赦しない。本気で行くわ」


その後中、遠距離攻撃はベアトリスに防がれると判断したリゼはレイピアをしならせ接近戦に入る

接近戦ならばベアトリスの防御魔術は入る隙間がない

激しく入れ代わり立ち代わりする中にピンポイントで防御結界を張る技術はベアトリスにはまだなかった


【ーー!?】

「本気だって言ったでしょ?さっきまでは手加減してたの。もう面倒だから一気にカタを付けるわ。後にまだ控えているしね」


朱姫と激しい剣戟をしながら後衛に下がっているベアトリスを睨めつけるリゼ

そのリゼは本気といいながらまだ余裕があるように伺えた

それを見た朱姫は憤怒の表情だ


【よそ見など・・】

「屈辱?あはは、だってしょうがないじゃない。あなたが弱いのがいけないんだから」


「ーーキラーファングーー」


先程とは段違いの上下の一撃が朱姫を襲う


【くっ・・】


急所はギリギリ交わしている朱姫だが、他の傷が増えすぎた

血を失いすぎたせいで軽い貧血を起こし一瞬棒立ちになる

そこへリゼの容赦ない刺突の一撃が朱姫を襲う


「ーーダークウォールーフーー」

「ーー!?」


ーギィンー


とっさに唱えたベアトリスの防御魔術が朱姫の危機を間一髪救う

しかしこれは単に朱姫の動きが止まったから防御結界を張れただけでまた動き出せばベアトリスにそこに入り込む腕はない

ピンチなのには変わりなかった


結界が消えると同時に朱姫は間合いを詰め躍り掛るがリゼのレイピアがそれを防ぐ

再び鍔迫り合いのような格好になるが、それは長くは続かなかった


「もう!色々面倒!」


怒りの表情から一転リゼの表情から笑みが消える


「もういいやーー死んでー」


リゼはレイピアに力を込める

一瞬武器同士は拮抗したかに見えた、しかし


ーーパキィンーー


【ーーーー!?】


儚げな金属音を響かせて、朱姫一文字が折れる

そのショックで動きが止まった朱姫へレイピアが袈裟斬りに振り下ろされた


パッと血の華が咲き朱姫はガクリとその場に膝をついた


「致命傷だけどまだ生きてるよね。さすがにしぶとい。だけどこれで終わり。ボルガ様からもらった力を解放するよ」


そういうとリゼは軽く後ろに飛びすさるとレイピアの切っ先を後ろへ向ける


「!?ーーダークヴェールーー」

「遅いよベアトリス。バイバイーートリアングルデットエンド」


朱姫の前に絶望の三角形が浮かび上がりーー





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る