一章 56 束の間の平和

~王宮の一室~






「久しぶりね朱姫」


クリスティアの部屋にいたミルワースは狐太郎があてがわれている部屋を訪ねていた

否、遊びに来ていたと言った方が正しいかもしれない


【うむ、ミルワースか。久しいな】


朱姫もミルワースの来訪に表情を緩める

侍女達がミルワースが来た事で慌てて動き出す


【まぁまずは座ろうぞ】


いいながら自分もソファにどかりと座る

朱姫は今は鎧の類は脱いでおり、体にフィットするスエットスーツのような服を着ている

それが胸をさらに強調しており、狐太郎は視線のやり場に困っていた


というか何故朱姫がいつまでもいるのかと言うと、久々に来たのだからまだ居たいと駄々をこねたのが原因である

狐太郎からしても戦闘さえしなければ魔力の消費はごく少なくて済むし、魔力アップの訓練にも繋がるので断る理由はなかった


対面にミルワースが座ると侍女達が飲み物と菓子を持ってくる

その菓子をひょいと一口摘む朱姫


【ふむ、悪くはない】

「ふふ、こっちの食べ物もなかなかでしょう?」

【うむ、しかし私はあ奴らが作った和菓子と言うものの方が好きだな。狐太郎、持ってないのか?】

『いくら何でも持ち歩いてないよ』

【そうか・・しかしないとわかったら余計食べたくなってきたぞ】


そういいながらも目の前にある菓子を摘んでいる


「なら久しぶりに会いに行けばいいじゃない」

【私はあ奴が呼び出さなければ出れん】

「あら、呼び出す人はもう1人いるじゃない」


その言葉に朱姫は一瞬可愛く首を傾げていたが【おお!】と声を上げると横を向く

向いた方向には狐太郎がそろそろと部屋を出ようとしていた所だった


【まて狐太郎!どこへ行く】


言葉が終わる前に逃げ出そうとした狐太郎だが、いつの間にか前に先回りしていた朱姫に阻まれると、がしっと抱きしめられる


『うぷっ』

【そう暴れるでない】


狐太郎よりもはるかに大きく強い朱姫に捕まっては狐太郎も脱出は不可能だ

もはやじたばたもがくのも諦めた狐太郎は大人しく朱姫に後ろから抱きしめられたままソファーに座る

狐太郎は朱姫の膝の上である

羞恥心に顔を赤く染めた狐太郎だが、朱姫はお構い無しだ


【なんだ、昔はよくこうやって座っていたではないか】

『それ、今世じゃないし俺がまだ5歳くらいの時の話だよ!』

【今は何歳なのだ?】

『15!もう成人してるよ』

【たかだか10年しか経ってないではないか。それに成人したと言っても15にしては少し身長が低くないか。これでは成人したと見られないであろう】

『うっ・・』


朱姫にとっては前世だろうが5歳だろうが15歳だろうが大した違いはないらしい

さらに気にしてる身長をズバリ言われ狐太郎は小さくうめく

確かに傍から見れば、身長2mを超える朱姫と160cmない狐太郎では親子に見えなくもない

さらに朱姫は外見は二十代の容姿をしており

弟大好きな姉と見られてもおかしくはない


【まぁ狐太郎が私を召喚できるようになったのは僥倖だな。しかし無理をさせるわけにはいかん。ミルワースも狐太郎か召喚したのであろう?】


朱姫は抱きしめたままの狐太郎の髪を撫でながら言う


「ふふふ、相変わらず朱姫はコタローには甘いわね。でも安心して。私を召喚したのはコタローじゃないわ」


その言葉に朱姫は驚きの声を上げる


【なに?ではお主を召喚したのは誰だ?】


狐太郎は朱姫の召喚で手一杯である


「第三王女のクリスティアよ」

【ほぅ、察するにお主のお気に入りか】

「ええ」

【ふむ、私もあのバカから狐太郎に乗り換えようか・・】

『えぇ!?』


真顔で思案する朱姫に狐太郎はブンブンと首を振る


【なんだ、私では不満か】


狐太郎の猛烈な拒否に口を尖らせた朱姫が狐太郎の肩に顎をのせる


『いや、そうじゃないけど・・朱姫をストレスなく力を振るわせられるのは師匠以外いないよ』

【・・むぅ・・】


朱姫は押し黙る


【しかしたまには呼んで欲しいぞ】

『わ、わかったよ』


ぎゅうと抱きしめる朱姫に狐太郎は肯定以外の返事は持ち合わせていなかった


ミルワースと朱姫は昔話に花を咲かせていると扉がノックされる

途端に慌てる狐太郎は朱姫が手を緩めたので膝上から脱出し扉を開ける


「やあ、コタロー君」


そこにはレフィルとヴァージル、そしてミレリアが立っていた


『レフィルさん?どうしたんですか』

「ちょっと話をしようと思ってね。大丈夫かい?」

『あ、はい。大丈夫です』


そして中へ招き入れた瞬間、レフィルら3人が固まる


「--ひ、光の精霊」

「・・・・神霊--ヴァイシュラヴァナ--様」


【うむ、そう畏まる必要はない】

「ええ、朱姫はわかるけど私はそこまで尊い存在じゃないわよ」

【よう言うわ。人間嫌いのくせに】

「全部じゃないわよ」

『え~と--』


未だに固まる3人に狐太郎もどうしていいかわからず立ち止まる


【話があるのだろう。我らはあちらに移動するからここを使うが良い】

「そうね。私たちはあちらで話をしましょう」


そういいながら2人は窓際のテーブルへ移動した

手にはしっかり茶菓子を持ちながら


『ありがとう朱姫、ミルワース。じゃあレフィルさんたちここに座ってもらっていいですか』

「--あ、ああ」


ようやく我に返った3人はぎこちないながらもソファーに座る

そこへすかさず侍女が飲み物を持ってくる


【む、そこな侍女よ。こちらにも茶菓子を追加で頼む】

「私も紅茶も頂けるかしら」


変わらずマイペースな2人の言葉にレフィルらは頬を引き攣らせながらも何とか言葉を飲み込む


『(まぁそりゃ驚くよなぁ・・)』


狐太郎は内心3人に同情していた

4人がゆったり座れるソファーに真ん中にレフィル左右にヴァージル、ミレリアが座る

対面には狐太郎だ


『それで話ってなんですか?』


紅茶を一口飲みながらそわそわ落ち着かない3人に狐太郎は切り出す


「あ、えとそうだね。まずは僕が受けている依頼の話をしようか」


そしてレフィルは過去のアルス教団の事件から今までの事を話し出す


過去の事件からヴァージルを追っていたミレリアとレフィルだが、今回の事件とヴァージルの言葉により迷いが生じた

特にミレリアからすれば国からの勅命で動いているのでヴァージルをこのまま逃がすわけにはいかない

しかし今回の事件でミレリアの心に疑心が生まれた

ヴァージルの話、レフィルの話

2人とも過去の事件の話をしてくれた

嘘を付いている気配はなかった

真相を確かめたい、それからでもヴァージルを拘束するのは遅くはない

現にヴァージルも「俺の話が嘘だと分かったなら好きにしてくれて構わん」とも言われている


『そうだったんですね』

「うん、それでなんだけど--」

【ふむ、レフィルとヴァージルだったか】

「「--!?」」


いきなり朱姫に声をかけられ背筋がピンと伸びる2人

そして視線が朱姫に集中する


【すっかり忘れておったが、言伝を預かっておる】

「言伝?」


朱姫の言葉にレフィルらは頭に疑問符浮かべる


【うむ。死者の大森林に行くが良い。そこにお主らが探す答えはあるだろう】

『--!?』

「それは--」


狐太郎はその言葉に息を呑む

レフィル達も死者の大森林と聞いて驚愕の表情だ


【お主たちが何を探しているのかは知らん。私は言伝を伝えただけだからな】


若干不機嫌そうに言う朱姫にレフィルとヴァージルは押し黙る


【まったく、私を使いっパシリ扱いしおって・・やはり1度叩き斬らないと気がすまん】


1人ブツブツ文句をいいながら茶菓子を頬張る朱姫に狐太郎は苦笑いである

ミルワースはそしらぬ顔で紅茶を嗜んでいる





-死者の大森林-

またの名を死の樹海、黄泉の入口と呼ぶ

約数千年前、もはや正確な記述がなくはるか昔としか形容できない時代に、この世界をほぼ8割以上制圧し手中に収めた帝国の首都があった場所


今よりも遥かに文明は進んでいて特にガラス類や陶器、絹織物は現代の日本に追従する勢いであった


しかしあと1歩で世界を統べる事ができたその帝国は突如一夜にして滅んだ

その理由は多々あるが正確には誰もわかっていない

1番有力な説は神々の怒りに触れたと言う曖昧な記述だった


実際問題、帝国が一夜で滅んだことによりそれを生きて目の当たりにした人間はいない

何しろ帝国の人間は全て死んでしまったのだから

唯一生き残ったのは最後に残っていた小国だけだったのだから

その小国も気づいたら一夜にして帝国が無くなっていたと言う記述しかないのだから真相は闇の中である


そして後にその帝国の首都だった場所を中心に巨大な大樹がそびえ立ち、周りは木々で覆い尽くされた

現在のその森林の面積は約5500㎞²にも及び、日本で言うと千葉県がすっぽり収まる広さである

さらに森林になってから頻繁に森で死人しびとが目撃され、それはかつての大帝国の住人なのか果ては王族貴族なのか森には死者が溢れかえった

しかし死者は森からは出ようとしなかった為に、討伐しようと言い出す輩はいなかった

そもそも広大な森林の死者達を討伐する戦力など当時の国にはなかった

目下滅んだ帝国の他にはその小国群しかなかったのだから当然であろう

討伐するより自分の国のことで手一杯だったのでは致し方ない

そして何者にも手を入れられぬまま森林は範囲を広げ、死者の大森林と呼ばれるようになり現在に至ると言うわけである







「死者の大森林・・死の樹海か。行くのか?」


ミレリアは答えは分かっていると言わんばかりの表情で2人に尋ねる


「俺は行く」

「僕も行くよ」

「ならば私も行こう」

「え?」


ミレリアも付いていくと言う言葉にレフィルは声を上げた


「レフィル・・私の目的を忘れたのか?」

「そうだった。忘れていたよ」


レフィルの返答に呆れた表情で深いため息を吐くミレリア


「と、言うことだ。ヴァイシュラヴァナ様が言うのだから何があるのだろう。それを見極めてからでも遅くはあるまい」

「そこでヴァージルが見たものの真意がわかるのかな」

「・・・さぁな。だが武神殿に言われては行くしかあるまい」

「まぁね、それに戦力は多いに越したことは無いだろう?」

「死の樹海は物騒だと聞く。中へ入って生きて帰ったものはいないとか・・・」

「森に無断で踏み入った者は問答無用で攻撃してくるとか」

「噂では過去の英雄や大魔術師などがいるらしいぞ」


3人は個人個人の持ってる噂や情報を出し合い話し合う


『あの・・』


3人の行く目的が決まった所で、狐太郎はおずおずと手を上げると3人は狐太郎へ視線を向ける


『僕も行っていいですか?』


その言葉に3人は息を呑むがそれは一瞬だった


「正気かコタロー」

「危険だよコタロー君」

「その通りだ。恐らく俺達はお前のフォローまで手が回らんぞ」


口々に3人が3人危ないからやめろと言ってくる所を見ると、危険性は十分承知しているのだろう

真意はわからないが、何しろ過去の英雄達がこぞって襲い掛かってくると言われればレフィル達でも危険なくらいだ


『大丈夫です。自分の身くらいは守れますから』

「しかしだな・・」


食い下がる狐太郎にレフィル達は渋っていると思わぬ方から援護射撃が入った


【なら私も一緒に行こう】

『え?』

「「「--!?」」」


【狐太郎も私を呼び出し続けていれば良い鍛錬になるだろうし、戦いさえしなければ魔力の消費は大したことは無いであろう?】

『そりゃあ・・』


真顔で語る朱姫だが、狐太郎はその裏にある真意を知っている

だが、朱姫からの目線が【言うでないぞ】と訴えかけているので口に出さずにいた


「朱姫が付いていくなら大丈夫だとは思うけれど、私からもお願いしていいかしら」


朱姫だけでなくミルワースからもお願いされては当然ながら嫌とは言えない3人なのであった


「それなら、まぁ・・」

「ヴァイシュラヴァナ様がいれば私達も心強いしな・・」

「そうだな・・・」

【なら決定だの】


その時の朱姫の顔は嬉しさの裏に悪巧みしていますといった表情が垣間見えてたのを狐太郎は見た気がした







「そうですか・・・」


幾分トーンが低い声で返事をするクリスティアは若干寂しそうに見える

レフィル達が去った後、クリスティアに夕食に呼ばれていた狐太郎は朱姫を伴い食事をしながら先の説明をした


『う、はい。多分数日のうちに出発する事になるかと思います』


思わず『うん』と言いかけて慌てて言い直す狐太郎

何しろ食事の席には元国王とアゼル、そして嫁いですでにいない第一王女以外のメンツ、シャルロスとルティーナがいるのだ

普段使いの言葉ではまずい

さらに先の戦いの功労として、ウェルキンら3人にフリッグ侯爵とマキシム、侍女のメアリー、ミルワースに朱姫と言う面々が食事の宅を囲んでいる

ちなみにウェルキン達はクリスティアとの旅で一緒の食事は慣れたのだが、基本は王族との食事なんて有り得ないので些か緊張気味で食事をしている


メアリーなんかは気にせずにある意味清々しくもりもり食べているが、その姿をルティーナがニコニコしながら見つめている

内心クリスティアは苦笑いするしかない


「なるほど、死の樹海か・・・王都にある文献にも大した情報はなかった。最古の物であるにも関わらずあそこは未だに未踏の地だ。何があるかわからんから、準備はしっかりしていった方がいい」

『そのつもりです』


話を聞いて事前に調べてくれたのだろう、シャルロスはすまなそうな表情だった


「死の樹海か・・いっ--」


ポツリと呟くウェルキンの言葉は最後まで続かなかった


「ダメですよウェルキン」

「王都はこれから忙しいのだぞ」


察したデュラインが即座に反応し、続くロイザードもデュライン側に回る


「っ・・わかっている!」


見透かされた事に若干不機嫌さを交えながらウェルキンは食事にがっついた


「ははは、まぁ気持ちはわかる。だが今回は堪えてくれウェルキン」

「い、いえ別にそこまでは・・」


シャルロス国王からの言葉にウェルキンもしどろもどろになる

マキシムもウェルキンと同じ気持ちだったのだろいが、ここは大人しくしていた

フリッグ領もまだやらなければいけない事がたくさんある


「それでコタロー殿、ヴァージル殿から聞いたアルス教団の事なんだが」


シャルロスは言いながらデュラインに視線を移すとデュラインは頷く


「ここからは私が答えます。現在はほとんどの各都市や街にアルス教団の教会はあり、情報収集に関しては難しくはありませんでした。表向きの調査は全て当たり障りのない返答ばかりでしたね」

『表向き?』

「ええ、普通に調べてみても世間一般に広まってる良い情報しか得られません。なので暗部を使い隅々まで調べさせました」


デュラインの説明にみな耳を傾けている


「しかし、隠蔽されてるのか本当に善行しか行ってないのか・・」


デュラインはそこで一旦言葉を切る

落胆する狐太郎にデュラインは「ですが」と続ける


「1件だけ。ヴァージル殿達が起こした事件から数日のうちに、その近隣のアルス教団の協会が緊急で閉鎖され、後にアルス教団の手で建物自体も解体されています」

『それって』

「ええ、もしかしたらヴァージル殿の言っていた事がその近隣でも行われていた可能性もあります」

「証拠を残したくないから教団自ら隠滅した?」

「そう考えるのが妥当でしょうが、そうすると些か難しくなりますね」

『?』


思わず首をかしげる狐太郎にシャルロスが言葉を引き継いだ


「教団自らと言うことは事情を知ってる上の立場の人間が指示したと言うことだ。まさかトップじゃないと思うが、相応の地位にいる人間がこの件に噛んでいる可能性はある」

「ヘタをすればアルス教団丸ごと敵に回すかもしれません」

「我が国もアルス教団の教会は多い。国が疲弊してる今教団を表立ってどうこうすることはできない」


シャルロスが苦々しい表情で語る

ようは今アルス教団にいざこざを持ち込みたくないと言う事だ

それが黒であれ、国が弱ってる今教団に一斉蜂起なんてされれば間違いなく国は傾く


『いえ、今の情報だけで十分です』


後はレフィル達と話し合えばいい


「後は、滅びの魔族に関してだが・・」


またしても歯切れの悪いシャルロスに朱姫が口を挟む


【大した情報は得られなかったのであろう?】

「--!?はい・・」

【それは仕方がない。滅びの魔族は国を滅ぼす。生き証人がほとんどいないのだから情報はなくて当然じゃ。ま、生き残りはいるにはいるが隠居気味だしの】


話し終えた朱姫は再び目の前の食事に取り掛かる


「その生き残りと言うのは・・」

「ふふふ、もちろん朱姫よ」


クリスティアの疑問を答えたのはミルワース

そのミルワースをじろりと横目で睨む朱姫

迫力はあるが口にソースが付いていては半減である


【あっさり教えるでないミルワース】


口を尖らせ文句を言う朱姫


「あら、ごめんなさい」


まったく悪びれもせずに答えるミルワースに朱姫は小さくため息を付く


【ま、時間があるときにでも話してやろう】


一同もその言葉に同意した


「コタロー殿に役立つ情報はこのくらいしかない。もっとも、あまり役立ったとは言えないかもしれないが・・」

『いえ、助かりました。有難うございます』


元より大した情報は得られないと思っていた狐太郎には十分な収穫だった


「暗い話はこのくらいにしましょう」

「暗い話とはなんだルティーナ」


ルティーナの言葉にシャルロスは不機嫌そうに返す


「ふふ、いいじゃない。そうね・・クリスティアの話を聞きたいわ」

「--!?わ、私ですか」

「ええ、王都を脱出してから戻ってくるまでの話を聞きたいわ」

「そうね、コタローとの出会いから聞きたいわ」


ルティーナの言葉に乗っかるようにミルワースも賛同し


【む、それは私も聞きたいぞ】


食事に夢中になっていた朱姫も同意する


「えええ!?」

「そうだな。コタロー殿の話も聞いてみたい」

『え!?』


クリスティアの驚きの言葉を流しシャルロスも食いつく


クリスティアと狐太郎は困ったように顔を見合わせるとお互い小さくため息をつく


「わかりました。面白くないかもしれませんが・・」

「期待しているわ」


そこからクリスティア本人は気づかなかったかもしれないが、話をしている間は楽しそうだった

時には身振り手振りを交え、説明が難しい所などはデュラインやメアリー達の補足などが加わったりしたが楽しそうに話すクリスティアにシャルロスやルティーナは終始笑顔だった


そして一同は一時の楽しい時間を過ごしたのだった






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る