AIIBはADBの補完勢力。

ЕСБの革命

AIIBは中国主導じゃない。

 今回はAIIB、『アジアインフラ投資銀行』について説明していきます。

 AIIBはADB(アジア開発銀行)や世界銀行に変わる銀行だとチヤホヤされた一方で、AIIBに関わると中国を利するという報道もありました。

 ですが、残念な事にこの銀行の本当の恐怖を知らない人が非常に多いような気がします。


 AIIBが問題点になっているのは以下の通り。

 1.IMFの天下り先になっている事。


 2.AIIB自体がIMFADBの補完勢力になっている事…。


 3.など、ISILを支援している国が多い為、アジアのインフラ投資でなくに金が使われる危険性が高い事…。


 4.銀行になる事…。


 5.新開発銀行(BRICS開発銀行)と違い、の参加を断られている事…。(例:北朝鮮、ベラルーシ、エクアドル、シリア等)


 これらの事例を見てもAIIBは新時代の銀行とは思えない。

 以下の参加国を見るとどう見ても親米国の参加が多いだろと突っ込みたくなります。


 ・

 ・

 ・イタリア

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・シンガポール

 ・フランス

 ・

 ・

 ・

 ・トルコ

 ・

 ・

 ・

 ・タイ

 ・スペイン

 ・

 ・UAE(アラブ首長国連邦)

 ・


 などが参加しており、イランやロシアなどのアメリカを批判している国よりもアメリカに媚びている国の方が多い事に異常性を感じませんか?

 この面々を見るとAIIBは既存の変える勢力とは思えず、最初で述べた通り、ADBや世界銀行に加盟していない国を排除する方針が見られる事、IMFや世界銀行、ADBの役員の天下り先になっている為、とてもまともな銀行とは言えない状況が露わになってきました。

 ではなぜ、AIIBをアメリカは参加してないのに、アメポチ国家ばかりAIIBに参加させるように強要したのか大いに疑問が浮かびます。


 又、マイクロソフトなどの米多国籍企業の多くや経団連がどうしてAIIBに参加を促しているのかさも疑問が浮かんできます。

 と、自分自身でも考えてみるとどうやらこの銀行はTPPRCEPFTA等と同じくISDSが含まれている事が明らかになり、更にIMFから中国で同じ行為をやろうとしている銀行だと明らかになったといえました。

 そして、ISDS条項を付ける事で搾取をより強権的に行えるのでそれも兼ねているのだと思います。

 つまり、中国主導と表向きにさせておくことで投資家が参加国から搾取する構図が出来たのだと思います。


 故にアメリカか中国かの時代はそろそろ終わりにしないと投資家に有利な世界観が出来てしまうのは本当になる可能性が高くなります。

 いずれにせよアメリカの終わりは同時に中国の終わりだと断言しても問題ありません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

AIIBはADBの補完勢力。 ЕСБの革命 @Mir-tal54KgfB

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ