一流魔法師妹と三流剣士兄

@yanacho46497

第1話

入学式が終わり、初めて学生寮の自室にに入った。

綺麗な肌色だ。

そこには、ほぼ全裸の美少女がいた。

一瞬の沈黙から

「きゃあああああああああああああああああああああ」

どうしてこうなった

とりあえず逃げよう

僕は、部屋から猛スピードで逃げ出した。


よしまず状況を理解しよう。

今、服を着て部屋から出て来た美少女に追われているところだ。

なぜ彼女は僕の部屋に居たんだ?

(まさか、俺って有名人なのかこの学校で)

そんなわけないか、とくだらない妄想をしていると美少女が、

「いたあああああああああああああ

 待てえいいいいいいいいいいい」

と追いかけてきた。

「ソウルロック解っ!!雷鳴雷光轟け<クラウ・スラスト>」

彼女は固有武装を展開させた。

「え?」

あれって、数少ない『神剣』の一つだよな。

やばい

「待て待てこれは誤解だ」

よし、まずなぜこうなったのかを説明しよう

そう言うと二人は走るのをやめた。

「なにが誤解だって言うの?」

「まず、あそこは僕の部屋のはずなんだけど?」

「そんなわけあるか」

女の子ってこんな口の聞き方するっけ?

「だって、あそこ501号室ですよね?」

「違うけど」

うそだ。

それより、まずいのはこのあとだ。

「うそでしょ、冗談ですよねぇ?」

「うそに見える?この変態」

なんか、もう嫌になってきた。

声がおかしいぞ。本気だぞ。

「いや、死んじゃうからやめてくれって」

本気でまた美少女がまた追いかけてきた。

「殺してやる」

声のトーンが本気だった。

うそだ、俺は悪くないはずだぞ。

よし、ここは生徒会室に行き事情を説明する。

(生徒会室どこだっけ?)

あれれ~おっかしいな~。どこにあるかわからないぞ。しかも後ろから殺気が近づいてくる。

「しょうがねえか。」

そう言うと彼は、自分の固有武装を展開した。


「駆け巡れ<驟雨>」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る