第37話 誰かひとり、か……
長いと思っていた1週間もあと1日しかなくなった。
ベッドに流れ込んでも時間の流れは変わらず、いたずらに時間が刻まれていく。
ひとりなんて俺には選べない。
「誰かひとり、か……」
気付いたら寝ていたようだ。
登校しても白紙のまま。
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