第22話 返事がない。ただの屍のようだ
食べもしないお菓子を買って、使いもしないダンベルが埃をかぶる。
読みもしない本が積み重なり、塔を作っている。
いつかやろうと思っていたゲームを投げ捨て僕は
「とうとう壊れた?」
「もしも~し。聞こえてる?」
俺の鼓膜を震わせ
「返事がない。ただの屍のようだ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます