第45話 繰り返すことの
特別な魔力を持ち合わせて、
それを扱って賢くなっていく人々の足並みを見て、
素晴らしいことだとおもうこと反面、
人々が読めば読むだけ本が増えていくことを忘れていた。
そのうちに魔法書をれんがとして利用するものもの出てきた、
魔法書の中身を自ら吸収したのちは魔法のレンガにして積んで、
魔法の家を建ててしまうのだという、
魔法使いたちは魔法書を大量に読んではそれをレンガとして積んで、
やがて魔法使いの家を作ってを繰り返している。
レンガとレンガを紡ぐのは魔法であるということはまた問題がある。
魔法で作って魔法で積み重ねて魔法で接着して魔法でねばねば、
魔法を使い過ぎて作られた町並みは、どこか浮世離れしている。
魔法を使い過ぎて出来た人々は、どこか浮世離れしている。
魔法に支配されることを続けてきてしまったがゆえに、みな、
魔法のことで頭がいっぱいである。 魔法のコトバで一杯である。
よって魔法以外のことが起きた時に魔法以外のことでこれを、
決着させるのが本当に苦手になっていってしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます