🌻天国にいけるC++言語入門🌻 進化し続けるオブジェクト指向プログラミング ver3.2307

変数の型intのオーバーロードを行いオブジェクトaに変数の型intを作用させた(int)aが実行されるときオブジェクトaのメンバ関数 a.operator int() が実行されることになります

🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞

寄り道しちゃった😊

それではお話は元に戻ります

では

変数の型intのオーバーロードが実行されているプログラムをご覧ください

#include <iostream>

using namespace std;

class Suuti{

public:

int x;

public:

void suutidisplay();

public:

operator int();

};

void Suuti::suutidisplay() {

cout << x << "\n";

}

Suuti::operator int() {

return x;

//😊xはクラスSuutiのメンバ変数xです

}

int main() {

Suuti a;

a.x = 1;

a.suutidisplay();

int b;

b=(int)a;

cout << b << "\n";

return 0;

}

プログラムの実行結果

1

1

このプログラムでは

まず

aのクラスSuuti型のオブジェクト宣言

Suuti a;

により

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

a.operator int()

が生成されています

次に

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.xに

a.x = 1;

と数値データ1を代入し

a.suutidisplay();

を実行することにより

コマンドプロンプト画面に

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.xが格納している数値データ

1

を表示しています。

次に

int b;

により

変数bを生成しています

そしていよいよ

b=(int)a;

の実行ですね

まずは

クラスSuuti型のオブジェクトaに

変数の型intを作用させた

(int)aの部分をみていこうかな

実は

(int)a

が実行されるとき

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

　　　　　　　　　　　💖a.operator int()💖

が実行されることになります

つまり

　　　　　　　　　　　　　💖(int)a💖

は

　　　　　　　　　　　💖a.operator int()💖

に等しいというわけです

実際に

b=(int)a;

を

b=a.operator int();

と記述してもプログラムを実行することができます

a.operator int()

が実行されるとき

operator int()のクラスSuutiのメンバ関数宣言の定義

👇

Suuti::operator int() {

return x;

}

の

　　　　　　　　　　　　　🌞return x🌞

に

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

　　　　　　　　　　　　　　🌞a.x🌞

が代入された

　　　　　　　　　　　　　🌞return a.x;🌞

が実行されることになります

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

には

1

が代入されているので

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

a.operator int()には

return a.x;

により

戻り値として

1が返されることになります

ところで

　　　　🍪変数の型intのオーバーロードを実行しているので🍪

　　　　　　　🍪クラスSuutiのメンバ関数operator int()🍪

　　　　　　　　　　　　の戻り値を格納する型は

　　　　　　　　　　　　　　🍪自動的に🍪

　　　　　　　　　　　　　　　🍪int型🍪

に設定されるのでした

ですので

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

(int)a

すなわち

a.operator int()

が実行される場合

その戻り値1を格納する型は

int型なので

1が

(int)a

イコール

a.operator int()

に

戻り値として返されることになります

ですので

b=(int)a;

イコール

b=a.operator int();

が実行されると

int型の変数bには

1

が代入されることになります。

🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞

マックス「結局

このプログラムでは何が行われているんだ？」

ソーラー「う・・・ん・・・・・、このプログラムでは

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

に格納された数値データ

1

を

クラスSuuti型のオブジェクトでない

普通のint型の変数bに格納しているんだね」

マックス「なんか　歯切れが悪いな

int型の演算子のオーバーロードを実行しなくても

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.xに格納された数値データ

1

を

クラスSuuti型のオブジェクトでない普通のint型の変数bに格納するだけなら

b=a.xで

いいんじゃないか？

int型の演算子のオーバーロードを実行する必要はないんじゃないか？

いや

もしや

int型の演算子のオーバーロードのシステム自体が必要ないんじゃないか」

ソーラー「ぐうぅ」

solarplexuss「うぅん？

b=(int)a;

が実行されたとき

必ずしも

b=a.x

が実行されるように

int型の演算子のオーバーロードの定義を設定しなくてもいいから

int型の演算子のオーバーロードのシステム自体が意味がないことはない・・・

のかな？？

」

b=(int)a;

を

b=a.xで置き換えたプログラムはこちらです

👇

#include <iostream>

using namespace std;

class Suuti {

public:

int x;

public:

void suutidisplay();

public:

operator int();

};

void Suuti::suutidisplay() {

cout << x << "\n";

}

Suuti::operator int() {

return x;

}

int main() {

Suuti a;

a.x = 1;

a.suutidisplay();

int b;

b = a.x;//🌞b=(int)a;をb=a.xで置き換えました

cout << b << "\n";

return 0;

}

プログラムの実行結果

1

1

🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞

　　　　　　　　　😊えへっ　そうなの😊

そこは置いておいて

　　 　　　　　　　 もし

クラスSuutiのメンバ変数宣言

int x;

のアクセス指定子が

　　　　　　　　　　　🌞private🌞で

クラスSuutiのメンバ関数宣言

operator int();

のアクセス指定子が

publicなら

クラスSuutiのメンバ変数宣言

int x;

のアクセス指定子が

private

なので

main関数内では

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　🍓a.x🍓

を

直接

用いることはできません

ですから

a.x=1;

を実行して

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

に数値データを代入することはできません

もちろん

main関数内では

b=a.xを実行することもできません

　　　　(^｡^)せっかくint型のオーバーロードをおこなっていても(^｡^)

そもそも

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

を使うことができず

a.x

に数値データが代入できないのでは

どうしようもないの～ってなるんだ～(*´▽｀*)

ですが

クラスSuutiのメンバ関数宣言

operator int();

のアクセス指定子が

publicなので

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

a.operator int()

を実行することはできるんだね

そう

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数を実行することはできるのね

そこで💖

オーソドックスな解決方法が登場するの

main関数内では

オブジェクトのメンバ関数は

オブジェクトのメンバ変数に

　　　　　　　　　間接的に

アクセスすることができるので

以下のように定義された

クラスSuutiのメンバ関数であるセッター関数setData

👇

Suuti::setData(int d) {

x=d;

}

を用いれば

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

a.setData(1);

を実行することにより

クラスSuutiのメンバ変数宣言

int x;

のアクセス指定子が

private

なことにより

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

に

😊直接😊

アクセスして

数値データを代入できなくても

😊間接的に😊

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

にアクセスし数値データ1を代入することができます

さらに

クラスSuutiのメンバ関数であるゲッター関数getData()

👇

Suuti::getData() {

return x;

}

を設定します

これで準備完了～ってわけ～

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solarplexuss「ゲッター関数も設定しておくんだ」

🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞

そう　ゲッター関数は後で使うんです

ですので

あとは

a.setData(1);

b=(int)a;

イコール

b=a.operator int();

を実行することにより

int型の変数bに

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

が

格納している数値データ1を代入することができるようになります

つまり

b=a.x;

を行うことはできなくても

b=(int)a;

イコール

b=a.operator int();

を実行することにより

int型の変数bに

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ変数

a.x

が

格納している数値データ1を代入することができるようになります

🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞　　　　🌞

マックス「　セッター関数と変換関数のコラボってわけか(^_^)/」

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とはいっても

b=a.x;

に相当するものを行いたければ

クラスSuuti型のオブジェクトaのメンバ関数

b=a.getData();

//ここで登場😊ゲッター関数です

を実行した方が早いかもしれない

となると

int型のオーバーロードを行う必要はないことになる・・・にゃ？？

にゃにゃ？？？

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マックス「ええ〜　なあにぃぃぃ

その解説で良いのか？？？

int型のオーバーロードの説明

なんか•••間違ってないか」

😊仲良く続く・・・😊