🌻天国にいけるC++言語入門🌻 進化し続けるオブジェクト指向プログラミング ver3.2307

void f(int x)型の自作関数の()内で変数宣言された変数xのスコープも自作関数の定義のブロック内となります

さあvoid f(int x)型の自作関数があらわれました。

この自作関数の()内で変数宣言された変数xのスコープ（変数宣言された変数xの使用可能範囲）は

どうなっているのでしょうか？

#include <iostream>

using namespace std;

void f(int x){

cout << x << "をとりこみました。\n";

}

int main(){

f(1);

f(1);

f(1);

return 0;

}

ビルド実行結果

1をとりこみました。

1をとりこみました。

1をとりこみました。

マックス「void f(int x){}型の自作関数はブロック{}内で

xの変数宣言int xがおこなわれていないが

変数xのスコープは

void f(int x){👉

cout << x << "をとりこみました。\n";

👈}

👉👈内なんだろう😊」

てんC「そうなんです。

ですので

先程のプログラムのmain関数内に

命令文

cout << x << "をとりこみました。\n";

を追加した次のプログラム

👇

#include <iostream>

using namespace std;

void f(int x){

cout << x << "をとりこみました。\n";

}

int main(){

f(1);

f(1);

f(1);

cout << x << "をとりこみました。\n";

/*ここに変数xを含んだ命令文を追加しました*/

return 0;

}

をビルド実行しようとしても

エラー C2065 'x': 定義されていない識別子です。

エラー (アクティブ) E0020 識別子 "x" が定義されていません

と表示されます。

つまり

自作関数の()内でxの変数宣言が行われると

void f(int x){👉

cout << x << "をとりこみました。\n";

👈}

👉👈で示す範囲が変数xのスコープとなります。

ですので

main関数内の

cout << x << "をとりこみました。\n";

の

xは

変数xのスコープの外で使用されていることになり

cout << x << "をとりこみました。\n";

をビルド実行しようとすると

このxが定義されていないというビルドエラー表示が

でてくることになります。

main関数内で変数xを使用するには

やはり

main関数のブロック{}内でxの変数宣言を実行する必要があります」