『無能』の少女は眠らない
夕闇 夜桜
設定および登場人物
登場人物一覧(随時更新・一部ネタバレあり)
【主要人物/各学校関係者】
((
朱里たちが通う高校。
地元だとそれなりに有名で、必要となる偏差値も高いため、朱里は知らないが、エリート校と言われてもおかしくはない高校でもある。
○
本編主人公。
使用異能は、『無能』にして『万能』と言われている『無属性』(ただ、本人に言わせると、本気を出せば『化け物』と呼ばれてもおかしくないぐらいの『無属性』ではない能力が発揮できるらしい)。
使用武器は刀(二つ)。
バイト先と言っている『対異能者対策部隊』の一員で、(作戦)行動時には、ウサミミの付いたフード付きコートを着用しており(『ラビット』がコードネームの理由)、コードネームは『シュリ』、『ラビット』。
幼少時には『研究所』で、とある実験体として生活していたが、脱出の際にその頃に関する記憶と感情が一部欠如している。
ほとんど(というかほぼ毎回)席が隣になる黒城のことは気になってはいるが、それ以上に美樹と結城による彼へのからかいに頭を悩ませている。
相手への呼び方は、幼少時からの付き合い(『研究所』組)+結城と美樹、女性陣は下の名前or愛称、それ以外は名字呼び。
色は赤。
○
朱里の隣の席の少年。
使用異能は不明。
中学時代から一緒だった朱里について、何か知っているのか、それらしい発言はするものの、特に追求はせず、何だかんだで気に掛けてはいるらしい。
ただ、同じ中学だったためか、結城と美樹とも顔見知りではあるが、ある種の苦手意識もあり、ついには美樹に朱里の護衛として(良いように)扱われることとなる。
どうやら、それ以外にも何かあるようだが……?
色は黒。
○
朱里のクラスメイト兼友人。
朱里のことは『マリリン』と呼んでいる。
ミーハーな部分がありながらも、それなりの力を持つ吉瀬家のお嬢様なため、マナー(というか食事の所作)については綺麗なものであり、朱里たちに「さすがお嬢様」と言わせるほど。
友人の侮辱には黙っていられないタイプであり、笑顔で反論する。
色は黄色。
○
朱里のクラスメイト兼友人にして、菜々美のコントロール役。
朱里のことをは『
使用異能は情報系(物からその時の光景などを読み取る)。
菜々美同様、友人を侮辱されて黙っていられないタイプではあるが、どちらかと言えば、机の落書き等の方が許せないタイプ。
色は白。
○
奏曰く、一部の女子からは『王子』と呼ばれているとのこと。
○
朱里たちと同学年で、女子に人気な校内の有名人。
手紙で朱里を呼び出し、告白はしたものの、よく知らないからという理由で振られるが、諦めることなく彼女の元(クラス)に来ている。
だが、朱里にしてみれば、完全に友人枠である。
○
茶髪にばっちりメイクした、昴の取り巻きにして、彼に好意を持っているうちの一人。
朱里のことは知っていたらしい。
○
昴の取り巻きにして、彼に好意を持っているうちの一人。
ただ、柚希ほど昴本人に構われていないのと、ぶりっ子口調なために味方が少ない。
朱里を貶すも、松乃宮家よりも格上だと思われる吉瀬家の令嬢である菜々美の怒りに触れたため、朱里にも(表立って)手が出せずにいる。
○
朱里の幼馴染。
朱里の能力の影響で、過去のとある出来事を忘れている。
クラスが違うので関わりが少ないが、朱里に昴とのことを確認したりするぐらいには気にしているらしい。
((
それなりに有名な学校の一つ。
制服は灰色のブレザー。
○
焦げ茶髪のイケメン(朱里だけではなく、菜々美談でもある)。
朱里と黒城、美樹と同じ中学出身。
女子に人気ではあるが、朱里に(恋愛的な意味で)好意があるため、そのせいで美樹同様に朱里に勘違いをされるのを嫌う。
((
それなりに有名な学校の一つ。
制服は濃緑のブレザー。
○
クール系美人。
朱里と黒城、結城と同じ中学出身。
使用異能は情報系(他人からの情報を元とする情報収集系。能力的には奏より上)。
同じ高校の男子に人気のツートップの片割れだが、本人にその気はなく、さらに、結城の想いを知っているからか、彼と恋人にされ、結城同様に朱里に勘違いをされるのを嫌う。
【対異能者対策部隊】
朱里が『バイト先』と言った場所のことだが、部隊は部隊でも街中にある支部であり、下部組織。不自然に思われたりしないように、喫茶店のような外見の建物が使われている。
なお、メンバーの(正体を隠すための)服装は犬や猫、狐や熊などの
○
朱里のバイト仲間にして、同僚。
コードネームは『フォックス』で、行動時は狐耳の付いたフード付きコート着用している。
使用武器は大鎌。
朱里からの約束と、時間限定で彼女と付き合うことになるが……。
色は青。
○オペレーター
情報が入った際の連絡係。
話し方から女性だと思われるが……?
○
二つ上(十九歳)。
現在大学生であり、彼氏持ち。
楓が来るまでは支部一のスタイルだった。
コードネームは『ドッグ』で、行動時は垂れた犬耳の付いたフード付きの上着にショートパンツ、ニーソックスを着用している。。
使用異能は『花の効果による状態異常の誘発』であり、『花吹雪による誘発催眠』みたいな形で使用される。
○
三つ上(二十歳)。
現在大学生であり、彼氏持ち。
コードネームは『キャット』で、行動時は猫耳の付いたフード付きの上着を着用している。
○
朱里たちが所属する支部の支部長(女性)。
それなりの実力者だと思われるが、上からの指示に頭を悩まし、胃を痛める中間管理職。
朱里のことは『研究所』関係者だと知っており、彼女を所属させたのもその動向を見張るためだったが、今では下手に刺激しないように様子を見ている。
使用異能は物理系。
○
本部からの異動で、新たに支部配属となった。
使用異能は戦闘系。
○
本部からの異動で、新たに支部配属となった。
彼女が支部に来たことで、スタイルランキングは彼女が一位となった。
お嬢様っぽい可愛らしい見た目と、人見知りの気がありそうな言動が一致していない。
使用異能は戦闘系。
【研究所】
正式名称は不明。
以前、朱里たちが居たとされる場所であり、今もなお存在しており、その目的故に対異能者対策部隊とは微妙な関係である。
中でも、『王』と呼ばれる存在が居るらしく、以前は『姫』と呼ばれた存在も居たらしい。
○
朱里が美樹たちと出掛けた時に会った黒髪の青年。
使用武器は刀。
春馬(茶髪の青年)からは『リュー』と呼ばれている。
その正体は、朱里の実弟。
○
朱里が美樹たちと出掛けた時に会った茶髪の青年。
朱里のことは『センパイ』と呼んでいる。
どこか飄々としているが、その正体は朱里の後輩にして、龍斗の友人。
○
現・研究所最強。
朱里たちとは同い年か一つ上だが、研究所時代の朱里が当時は『最強』と言われていたことで、彼女が居なくなったために繰り上がりで現・研究所最強となった。
だが、繰り上がりは繰り上がりなので、いつか朱里を見つけたら、戦って倒し、正真正銘の『最強』は自分だと証明しようとも思っている。
とはいえ、研究所時代の朱里(たち)とはよく一緒に居た方であり、基本的に根は優しく、戦闘さえ関わらなければ良い兄ちゃん、と朱里は思っている。
『王』と呼ばれる存在と知り合いらしいが……。
○
研究所所属。
○???
研究所所属。
○???
研究所内で『王』と呼ばれる存在。
結月からは『ユウ』と呼ばれている。
研究所の奥深くで過ごしているのか、研究所に出入りしている春馬たちでさえ、滅多に姿を見ることは出来ない。
何か引っ掛かるのか、朱里のことには反応を示している。
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