第11話:所持品保管箱
第11話:所持品保管箱
崖下の回収が終わった後、トワは
最初の探索としては十分な収穫はあったと思えたし、石材の
何よりも
幸い、帰路はケモノに襲われる事もなかった。また、
ただ、木の傷はそのうち消えるだろうし、積んだ小石は何かの理由で崩れるかもしれない。何か、別の方法がいるかなと考えるトワだった。
「いっそ、
そういう発想が出るあたり、やはりサンドボックス系のゲーム好きが出ているトワらしい。もし、トワが整地マニアなら、
そして、トワが整地マニアでなかった事は、森にとっても幸いな事だった。
ただ、さすがのトワも毎回これをやるのは面倒だと思い。ドアを作る事にした。
人によっては『なぜ最初から作らない』と思うだろうが、そこはトワだからとしか言えないだろう。
ドアの
それは後で腰を落ち着けてやるとして、トワはそれより優先度が高いものを
「『
そして、これからトワが
一度
トワは窓用の穴を作るのも兼ねて、壁の何箇所かを
そして、必要数の木材があつまった所でクラフトパネルへと目を向ける。
「『
クラフトパネルで作られたものが、インベントリパネルに移動する。インベントリパネルは日本語表示なので、
「所持品保管箱か。そのまんまやな」
トワは呆れつつも基本作業机の横にそれを
「乱暴に扱ったら、すぐに石の部分が割れそうやな」
さっそく、箱を開けてアイテムを収納しようとして所持品保管箱に手を触れると、インベントリパネル、クラフトパネルに続く三つ目のパネルが現れた。どうやら箱の形状は見せかけだけで、
新しいパネルに名前がないと不便なのでストレージパネルと命名した。ついでに保管系のアイテムを
ひとまず、今回の探索で得たものを
イベントリパネルと違い、拡張はできなそうだが足りなくなれば、随時
新たな素材により
ちなみにクロスベリーの実についてだが、さっそくトワは
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