大規模神社と小規模神社

 大きなお宮と、小さなお宮

 大きい小さいというよりは、毎日参拝者が多く来る神社と、何かのお祭りの時だけ参拝者がちょっと多くなる神社

 それぞれに抱えている問題は大分違っています。

 今は世襲の決まりは無いのですが、結果的に神主になろうという人は社家の子息が多いというだけの話で…なれるなれないの話もありますが。

 大規模神社は収入源がしっかりしているので、副業しなくても十分生活できます。

 それに対して小規模神社は、収入はほとんど無いので、頑張るほど赤字になったりします。田舎では一人の宮司が複数の兼務神社を担当していたりしますが、十社あっても生活できません。兼業です。



 社家の子息ではないけど、神主になりたい。

 という人にたまに会いますが、あまりおすすめはしません。

 神主の人数自体は、神社数に比べて不足しているのですが、生活するのは難しい。

 大きなお宮に就職できればいいのですが、それも縁故採用だったりするので、結局は難しいものです。


純粋な神職として奉職したい人には厳しい時代だな…とふと思いました。

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