ブロックスの14
夕日が沈む。昼と夜の境目に、少年は居た。
場所はとある町の河原、付近に高い建物がないのを見るに、発展しているとは言い難い田舎町だ。
そしてそれは事実だった。この土地ばかり広く大きな店もないようなここが少年の生まれ故郷だった。
少年は夕日が煌く水面を眺めていた。ボロボロのランドセルを脇に置き、少年らしからぬ深い悲しみを伴った視線を向けていた。
もし周囲に人がいればその光景に悲鳴を上げたかもしれない、少年の服は血にまみれていたからだ。
泥と血で汚れた手で服を握り、服を引き裂かんばかりに力を入れ、少年は唇を噛みしめていた。胸から湧きあがって尽きない、無力感と共に――。
柔らかい風がつくしの子供を揺らす。普段なら陽気に見える踊りさえも、今は悲しみを増長させるものでしかなかった。
少年の背後から、近寄ってくる影があった。
影は気づかない少年のすぐ後ろまで行くと、そっと手を胸の高さまで上げて、いきなり少年を突き飛ばした。
「わ!? わ! わー!」
当然なんの準備もしていない彼に堪えられる筈もなく、結果として大きな水柱が立った。少年は混乱しながらも水面に向かって顔を出す。
そしてにやにやしながらそれを眺めていた影に怒鳴り散らす。
「何しやがんだ姉貴!」
「お姉ちゃんと呼びなさい、待っても待っても帰ってこないから探しに来たんじゃないの」
「……探しにきといて川に突き落としたことについては何か一言ねえのかよ」
「今日暑い日で良かったね」
「こ、この――!!」
歯をむき出しにして唸り声さえ上げようとする少年に、高校生くらいの少女は声をあげて笑った。
許しておけんと、少年は陸に上がる、水を滴らせながら寄ってくる弟に、少女が一歩後ずさる。
しかし目を吊り上げた少年は、開いた一歩を詰めんとさらに一歩、少女も後ろに一歩、少年さらに一歩――。
「……逃げんなよ」
「そんな怖い顔しちゃ嫌、お姉ちゃんいつもの顔のほうが好きだなーなんて……」
「そうかよ、だったらいつもの顔に戻ってやるぜ、姉貴を同じ目に合わせてからな!」
地獄の鬼ごっこが始まった。
――しかし悲しきかな少女は運動真剣がずば抜けていた。少年だって同世代では負けなしの身体能力を誇るが、所詮小学生、本気で逃げる高校生に追いつけるわけもなく、数分後には地面に横たわって息を荒げる少年と、その隣に腰かける少女の画が出来上がっていた。
「くそ、くそぉ」
「お姉ちゃんに勝とうなんて百年早いわ」
「ちくしょう、俺だって後七年すれば姉貴くらい」
「川に落とされたくらいで文句ばっか言わないの……それに、その格好のまま帰れないでしょ」
少女の言葉に、うすうすその意図に気づいていた少年は、悔しそうに顔を歪めた。乾いてなかった血は川に落とされたときに幾分か落ちていた。それでもしみは消えないが、来ていた服が黒いこともあって、遠目からでは目立たない程度になっていた。
「……クラスの子殴ったってほんと?それも五人も」
「……」
「その血は、違うよね、口の端切ったくらいでそんなに出ないもんね……龍二に殴られた子は、泣いてたわよ?」
「会いに、行ったのか」
「行ったよ、謝ってきた」
「謝る必要なんてねえよ、あいつらは殴られて当然――あががががが!」
言い終わる前に頬を思い切り引っ張られた。手を払おうとするがなかなか離れない、どうやら姉は本気で引っ張っていると気づいた少年はなりふり構わず叫んだ。
「ごめんなひゃい!ごめんなひゃい!」
「いい? 世の中にね傷つけられて当然な人なんていない、誰だって殴られたら痛いし、ほっぺ引っ張られると苦しいの、人を苦しませる権利なんて誰にも与えられていないんだから」
言い終わると少女は、手を放した。涙目で頬をさする少年に、少女は小さくごめんね、と言ってから、その頭にふんわりと手を乗せた。
少年は恥ずかしかった。それでも振り払う元気もなく、されるがままになっていた。
少女は優しく、少年に問いかけた。
「――で、何があったの」
「どうせもう聞いただろ、俺があいつ殴っただけだよ」
「そうじゃない、暴力を振るった理由を聞いてるの」
「……聞いてどうすんだよ」
「君は手が早くて口べただけど、自分から暴力を振るったりしないって知ってるから、理由があるのなら知りたい、だって私お姉ちゃんだもん」
姉だから、家族だから、その言葉はずるいと思った。言いかえすことが、少年にはできないからだ。
だけど、いまはそのズルさにすがりたい気持でもあった。
深く、深く呼吸を繰り返してから少年は語り始めた。
「あいつ等が、公園で子猫に石投げてて」
「うん」
「俺止めたんだ、危ないからやめろって言ったのに、全然やめなくて」
「……うん」
「それで、猫が、猫が道路に飛び出して、車が――」
「……そっか」
気づいた時には殴りかかっていた。所詮抵抗しない小動物をいじめているだけの子供だ、数発殴ったら泣いてさっさと帰ってしまった。
急いで猫に駆け寄って抱き上げた。服が血で汚れるのも気にならなかった。
手遅れだった。猫は少年の胸で死んだ。静かに死んだ。
「猫は、どうしたの」
少年が無言で指さしたのは、草がなく地面がむき出しになっている一角。少女は少年の手が泥で汚れていた理由を知った。
「姉貴、俺、悪いことしたのかな」
「したわね、どんな理由があろうとも、人を殴るのはいけないことよ」
「……うん」
落ち込む少年に、少女は言葉を重ねた。
でも、と言葉を重ねて続けた。
「猫に暴力をふるってたその子たちを許せないと思った君の気持は、絶対間違ってない」
「姉ちゃん」
「こんなこと言うのはお姉ちゃんとして失格だけど――龍二、よくやったわね」
その言葉を聞くと同時に、風景がぶれた。
少年は、リュージは気づいた、これは夢だと。
なぜこんな懐かしい夢を見たのか、何となく思い当たる節がある。
リュージは基本的に口下手で、人付き合いがうまいとは言えない。それなのに、出会って一日程度の、女性とあんなに気兼ねなく話せることが不思議だった。今その理由が分かった。
――そうか、似てるんだな、どこがかはわからねえけど。
見た目も声も、何もかも姉とは違うはずの白い修道服に身を包む彼女が、なぜだか姉と被って見えていたのだ。
いい年こいて姉離れができていなかったわけだ。誰にも気付かれたくないなと、苦笑しながら、リュージの意識は夢から覚めていった。
※ ※ ※ ※
最初に目に飛び込んできたのは見慣れない天井、すぐに昨日一日のことを思い出した。
体を起こしてボキボキと首を鳴らす。薄い布を敷いただけの椅子の上で寝たからか、体中が痛かった。申し訳なさから催促できなかったがせめて枕くらいは貰っておくべきだったかとリュージは苦笑する。
自分の代わりにベッドを使ったラフィはさぞ気持ち良く寝ていることだろう、羨む気持ちでベッドを見ると、誰もいなかった。
「なんだ、あいつもう起きてるのか」
今何時かわからないが、東の空に太陽が姿を現し始めているので、そんなに遅い時間ではない。
どうせエルモからの連絡が来るまではすることもない。
もう一眠りしようかと考えたが、同時に酷く喉が渇いていることに気づいた。
それならばと起き上がったリュージは、椅子の下から聞こえてくるものに気づいた。
気のせいでなければ、寝息のような。リュージは恐る恐る椅子の下を覗き込んだ。白い塊があった。よく見ればそれは布団のようだった。というか布団だった。
より正確に言うならみの虫のように布団にくるまったラフィだった。
「……寝相が悪いってもんじゃねえぞ」
リュージは頭を抱えた。すっかり眠気も抜けてしまって、もう一度寝る気にはならなかったし、こんなものを見てしまったからには放置するのも忍びない。リュージは椅子から降りると布団の塊をゆっくりと持ち上げた
中に人が入っているとは思えないほど軽い、持ち上げられても構わず眠っているラフィをゆっくりと布団に下ろす、随分穏やかな寝顔だった。ここまでされているのに起きる気配もない。その顔を見ていて、リュージは思わず苦笑した。
「やっぱ全然似てねえか」
鮮明に覚えている夢で、自身が感じたことに対して、彼は笑った。
姉はしっかり者だった。
時々驚くほどうっかりしていたが、基本的にはだらしないことが嫌いだった。目の前で口をむにゃむにゃさせている銀髪の彼女とは似ても似つかないくらいに――。
「……まあ、夢は夢ってことだな」
喉の渇きを思い出したリュージはそのまま部屋を出た。そういえば昨日出発したのはこのくらいの時間だった。帰りの時間は決めていないが、今回は行きほど急ぐ必要もないだろう。騎士が着いてくるなら夜道だって歩くことができるからだ。
階段を降りて一階まで下りたリュージは、家の裏から聞こえてくる音に足を止める。
――これは、風を切る音だ。
特に考えずに、リュージは家の裏手に回り込んだ。朝日が差し込む裏庭には、自分で作ったのか雑な作りの案山子が立っていた。そしてそこに必死に木剣を打ちこむのは、少年ヴィート・マッシだった。
「はぁっ! とぁ!」
よほど集中しているのだろう、リュージが近付いてきたことにも気付いていないようだ。だが一心不乱に続けるその訓練が実を結びそうかと聞かれると、正直難しい。
リュージは武器を使い方についてはさっぱりわからない、それでも一カ月近く本職の騎士と手合わせを繰り返してきた。今では武器の振り方で相手がどの程度かは何となくわかるようになっていた。
何度も言うのも酷であるが、ヴィートには剣の才能はない。一か月前のリュージでも分かるくらいにない、腰は引けているし、振り下ろしている剣先は大きくぶれていた。見かねてリュージは近づいた。
「よう、朝からよくやるな」
「あれ、リュージさん?」
「毎日やってるのか?」
「い、いやぁ、僕は人より努力しなくちゃいけないんです、このくらい毎日やらないときっと誰にも追いつけないから」
「……そうか」
昨日のことはもう気にしていないのか、ヴィートは普通に喋っていた。
それはいいが、やはり自分を卑下するのは癖になってしまっている。悲しいけれど今からここを去るリュージにはもうどうしようもない――と、リュージはあることを閃いた。
「これ、毎日やってることは同じか?」
「はい、あとは走ったり素振りしたり、砂をつめた重り持ち上げたり――」
「基礎だけだな、確かに大事だけどそれだけじゃだめだ、止まってる的を殴り続けるだけじゃ実際に生きてる人間を相手にしたときに動揺する」
ヴィートは「それは――」と何かを言いにくそうにしていたが、小さく肩を落とすと結局諦めて言った。
「練習に付き合ってくれる人なんていないですし」
「なるほどな、でもそれもいつもなら、だ」
「えっと、どういう意味ですか?」
「今日は一人じゃない、俺が相手してやるから、適当に打ちこんでこいよ」
「……ええ!? な、なに言ってるんですか!だめですよ、だめだめ!怪我したらどうするんですか」
ヴィートは素早く飛び退るとこれでもかと言うくらい手と頭を振った。はっきりとした拒絶に、リュージがひるむことは全くなかった。
ヴィートを無視して勝手に準備運動を始める。借りた寝間着のままだが、そこまで激しく動くつもりもない、このままでいいだろう。
「人の話聞いてくださいって! 本当に危ないんですよ!? 木だからって殴られたら血とか出るかもしれないし」
「心配すんな、これでも荒事には慣れてんだ、それに全部よけたらいいんだろ?」
「そ、そういう問題じゃ……そうだ! 練習用の剣はこれしかないんですよ! いやあ残念だなぁ! 今やってもいいかなって思ったんですけどね、剣がないんじゃ訓練にならないしなぁ」
「それなら問題ねえよ、最初から使うつもりなかったし」
ヴィートが間の抜けた声を上げた。
ポカンとしているヴィートに、準備運動を終えて軽く跳ねているリュージは、聞こえなかったのかと、はっきりと聞こえやすいように言い直した。
「武器なんて最初から使えねえって、俺は素手でやるから、お前はそれ持ってかかってこい」
「……リュージさん、もしかしてからかってます?」
「何がだ?」
「い、いくら相手が僕だからって、そんな、素手で剣と戦うなんて――あ、魔法使う気ですか?」
「昨日言ったろ、魔法は使えねえって」
「いやいやいやいや、待ってくださいよ、剣も使わない魔法も使わないって」
「使わないんじゃなくて使えないんだ――」
「そんなことはどうでもいいですよ! できるわけないじゃないですか、そんな相手に斬りかかるなんて! 邪魔するなら家の中いてください、こう見えても真面目にやってるんです!」
ヴィートにはリュージの言っていることが一つも理解できなかった。
武器も持たず、魔法は使えないと言い、服だって寝起きのままだ。このまま相手をするなんて馬鹿げている。ヴィートは苛立って、リュージに背を向けると、日課の続きにかかろうとした。
しかし、当然のことだがリュージは冗談を言ったつもりは少しも無かった。
「……言っても分かって貰えないなら、少しやってみた方が早いか、おいヴィート」
「何ですか? これ以上邪魔するならいくらなんでも怒りま――」
ヴィートが自分へと向きなおった瞬間にリュージは飛び出した。
瞬時に肉薄して剣を使い辛い位置へ、そして抉るような角度で容赦なく鳩尾を狙った。
「ほわぁ!?」
ヴィートは咄嗟のことに悲鳴を上げながら地面を転がった。二三回転がると勢いを殺さずに起き上がり剣を構えてリュージを睨みつけた。
リュージはリュージで目を見開いてヴィートを見ていた――が、すぐに体勢を立て直す。
「いいい、いきなり何するんですか!?」
「……ほら、まだやるぞ、攻撃できたらしてもいいからな」
「いやちょ、待っ――」
制止を振り切ってリュージは攻撃を続けた。
長ものを相手にする時の基本は、間合いを詰めることだ。とにかく相手が力いっぱい触れない距離まで行く、あとは、リュージの距離だ。
実際の戦いでは距離の取り方一つが命取りになる、魔法を使わない接近戦ならそれが顕著に現れる。これだって基礎と言えば基礎だが、相手がいないと学べない基礎だ。できればそれを教えようと思っていたのだが――。
「無理、むりむりむりぃ! 死んじゃいますって、うわあ!?」
「……お前、言うほど運動神経は悪くないんだな」
当てるつもりで放っている拳も蹴りも尽く外れていた。
動きに粗が目立つが、それでもヴィートは、リュージのラッシュをすんでのところでかわし続けていた。
リュージは内心驚いていた。
予定では最初の一発で自分が本気だということを理解してもらって、その後は教えられることだけでも教えてみようなどと、上から目線なことを考えていたのだが、ふたを開けて見れば一撃も当たらない。
だが――。
「おいヴィート、手加減してんのか? 攻撃してきてもいいって言ってるだろ」
「いや、普通にそんな余裕ないですけど!?」
「余裕がない、か」
その言葉は嘘だ。さっきから何度かわざと隙を作ったりして誘ってみたのだが、ヴィートは避けるばかりで、その後を反撃につなげようとしていない。
なぜ彼が頑なに攻撃を避けるのかは分からないが、これでは特訓にならない。やってみて分かった、身体能力は悪くないどころかどちらかと言えば優れているだろう。
ならばとリュージは大きく右腕を振りかぶった。ヴィートはやってくる固い拳を回避せんと身構えた。
と、リュージは振りかぶった勢いで後ろに回転、左足を軸にしてヴィートの即答部へと右の踵を叩きこもうとした。
パンチだと確信していたヴィートは予想外の攻撃に、回避が間に合わないことを悟ったのか、持っていた剣で足を受け止めると、剣の腹を滑らせて完全にいなした。
そのままバタバタとした動きでリュージから距離をとると呼吸を整えようと浅い呼吸を繰り返している。
少しの間、間合いを測り合う二人、先に動いたのはリュージだった。と言っても攻撃ではない、構えを解いたのだ。ヴィートももう終わりかと安心して剣を降ろそうとした。しかしリュージがそれを止める。
「まだ降ろすな」
「えぇ!? もしかして続けるんですか?」
「安心しろ、あと一発だ、ただし、少し本気でやる」
その言葉よりも今までが本気じゃなかったという事実にヴィートが息をのむ、リュージは構えを解いたまま目を閉じた。呼吸を整え、精神を統一すると小さく口を開いた。向かい合っているヴィートにも聞こえない程度の声で、
「
「……あれ?」
ヴィートは目をこすった。リュージの体から薄く銀色の輝きが発せられているように見えたからだ。じっともないと見逃してしまう程度のものだが、確かにあるような――。
リュージがつま先で軽く地面を叩く音で、ヴィートは我に返った。リュージの顔は真剣そのものだ。何かが来る、ヴィートは来る一撃に備えどちらにでも動ける準備を――しようとしたときにはリュージは消えていた。
ヴィートは反射的に右を向いて、それで終わりだった。そこにあったのは顔面から数センチで止められたリュージの拳、そして薄く微笑むリュージ。ヴィートは腰が抜けてしまったようにその場に座り込んだ。
「おいおい、大丈夫か」
「だ、大丈夫じゃないです、リュージさんやっぱり魔法使えるんじゃないですか!? しかも強化系なんて珍しい……素手でこれって、武器使われたら僕なんてひとたまりもないですよ」
「二つ言っとくとな、まずこれは魔法じゃない」
「まだそんなこと言うんですか、じゃあ何なんですか今の、ちょっと本気出したじゃ説明できませんよ?」
「……俺にもよく分かってないんだ、悪いな、あともう一つ、その剣貸してみろ」
言われるがままにヴィートは手にしていた剣をリュージに渡した。
リュージがその柄を握った瞬間、彼の体を包んでいた光が消え失せてしまった。
「いろいろ制限の多い力みたいでな、武器を使うと発動できないんだ、俺もつい最近気づいたんだがな」
「……あなたいったい、何なんですか」
「別に隠してるわけじゃないから聞きたいなら教えてやってもいいけど、その前にお客さんみたいだ」
リュージが指をさした方向を見ると、そこには工場地帯には随分場違いな、部屋に飾られているような鎧が立っていた。
外に行く時もあの格好なんだなと、リュージはある意味感心した。
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