じゃんじゃん

じゃんじゃんは「半鐘。半鐘などを続けて激しく鳴らす音」の意から、いろいろ派生が生じている。

①「じゃんじゃんが好き」で「火事場見物が好き」の意

②博打・賭けの一種の意

③ある物事を切れ目なく盛んに行うさま。また、次から次へと立て続けに起こるさま

④ ③から、調子づいて物事が休みなく盛んに行われるさま



『どうしたか、が好きだからね』(青空文庫/位置№5021/9295)

漱石の「吾輩は猫である」に出てくるのだが、上のどの語義で用いられているのかは、定説がない。

民さんという腕のよい職人に対する評価の中で出てくるのだが、私は④をとる。

民さんは調子づいて何にでも首を出していたのではないだろうか。



参照:広辞苑、明鏡国語辞典

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