伯爵夫人の(内緒の)お仕事
みるくてぃー
第1話 月夜の街はご用心
「逃すな!」
三日月の光が夜の街を薄暗く照らしている。
そんな中一人の黒い影が屋根から屋根へと華麗に飛び越え、地上から追いかける複数の男達をあざ笑うかのように空を舞う。
「くそ、今日こそ逃がすな! 捕縛用の魔法で地上に撃ち落とせ!」
街の警備兵と思われる男達が、隊長の指示で次々と捕縛用の魔法を放つ。
だが黒い影は迫り来る魔法を軽々と躱し、最後には真っ黒な暗闇の中へと消えていった。
「ねぇ、今日の新聞見た? また出たらしいわよ。」
「また出たって例の怪盗よね? たしか闇夜のプリンセスって呼ばれてる。」
「それ私昨日見ましたよ、たまたま旦那様のお遣いで帰りが遅くなってしまい偶然出くわしたんです。」
メイド服を着た三人の女性が仕事の合間にお喋りをしている。話の内容は最近この国で出没している女怪盗の話。
今この国では先の戦争のせいで多くの国民が苦しんでおり、新たに王位を継いだ若き王はそんな国民の為に日々努力しているが、あまりにも戦争での傷跡が大きく、殆どの王侯貴族は自身が所有する領地を復旧させるため為の資金不足が生じていている。
その為、各お家は早急に資金を調達する必要があるのだが、まだ所有する領地に鉱山や有名な特産物があるところはいいが、目立ってこれといった物がない領地では復旧が遅れており、借金が嵩み続けているという現象が起こっている。
そこで貴族達が目をつけたのが豊富な財力を蓄えている商家や資産家で、息子がいれば嫁をもらい、娘がいれば嫁がせる。
商家や資産家からすれば貴族との繋がりが出来ることは何かと都合がよく、貴族からすれば結納金として多くの資金が調達できる。
だが、何処にでも自分だけ甘い汁を吸おうとする者は潜んでおり、影では不正の取引や略奪を斡旋する商家や貴族が出てきているのが現状となっている。
かく言う私、クリス・フランシスカも父親が大きな商店をしており、腹違いの姉はとある子爵家に嫁ぎ、同じく腹違いの兄は侯爵家から妻をもらっている。
二人とも結婚するときには大きなお金がそれぞれのお家に渡っているが、それでもまだ豊富に残っている多くの財産。
なぜこれ程までにうちの商家にお金があるかというと、実は先の戦争のおかげで大きな領地を丸々買えるのではないかという程の収入を得る事に成功している。その中にはとても表に出せない内容も含まれており、うちの商家のせいで破産した店や商家は十や二十ではとても足りないと言われている。
今では兄と姉のおかげで表立ってうちの商家に喧嘩を振ってくる事はないが、影では悪口や嫌味など囁く人は決して少なくない。
そんな中、前代表が(つまり私の父親にあたるわけだが)またま遊びで出来てしまった子の私は、つい先日まで何も知らないまま母親と一緒に貧しいながらも幸せに暮らしていた。
このまま普通に貧乏生活を過ごし、何処かの普通の男性と恋愛し結婚するものだと思い込んでいた。
だがそんな夢は一瞬にて崩れ去り、突然やってきた黒服の男達に私は父親と名乗る男の前へと引きずり出された。
わけが分からないまま告げられた内容は貧乏伯爵家に嫁げと言うもの。今まで何一つ手を差し伸べてくれなかったのに何を今更と断っても、父親の言う事は絶対だとの一点張り。結局最後は私たちの生活を脅かすような言動をしてきたので、母の生活の保障を条件にわずが16歳という年齢でフランシスカ伯爵家に嫁ぐ事となった。
「私、彼女のファンなんですよ。何と言っても盗む相手はどれも悪い噂しかない人ばかりじゃないですか、それに噂では貧しい人たちに盗んだ物を分け与えているらしいんですよ。まるで物語に出てくる正義のヒロインのようじゃないですか。」
「ちょっと悪い噂って、本人達に聞かれたら処罰されるわよ。あれでも表向きは有権商家なんだから。」
メイド達の話で出てきた有権商家とは権力をもった商家の事、貴族達の資金集めで上手い具合に王侯貴族との繋がりができた商家や資産家を、皮肉を込めて街の人たちはそう呼んでいる。
下手に有権商家に手を出そうものなら、
だから私が夜な夜な……っと、これは内緒だったわね。
「クリス、このような所でどうしたんだい?」
「あっ、旦那様。いえその……」
私が廊下の曲がり角で立ち止まっていたらこのお屋敷のご当主様であるフィル・フランシスカ、つまり私の旦那様が執事のフレディと引き連れ声を掛けてきた。
私と旦那様は誰がどう言おうと立派な政略結婚である。今年20歳を迎える旦那様は私と結婚するのと同時に爵位を引き継ぎ、今では立派にそのお役目を務めている若きご当主様。
お屋敷に仕える使用人達からも人気があり、礼儀作法や
初めは嫌々の結婚だったけど、蓋を開ければ暖かく見守ってくれる旦那様に私の事を本当の娘のように接してくれるお義父様とお義母様、そして誰一人として私の事をただの小娘と罵らず、優しく接してくれる使用人達。毎日繰り返されるレッスンや礼儀作法にはうんざりだが、それなりに幸せな生活を過ごしている。
さて今のこの現状をどうやって無事やり過ごすかだが、ここで馬鹿正直に『メイド達のおしゃべりを影から盗み聞きしてました。てへ』なんて言おうものなら、優しい旦那様は笑って許してくれるが、執事のフレディはそうはいかない。まだ旦那様より少し年上ぐらいだというのに、この伯爵家の全てを任されているスーパー執事。
私は夫人と言う立場上、ただレッスン時間や勉強時間が増やされる程度で済まされるが、仕事中おしゃべりをしていたメイド達にはキツイお説教が待っている事だろう。影からチラッと様子を伺えば未だにお喋りを続けているメイド達に今のこの現状を知らせてあげないといけない。
まぁ、この場合仕方がないよね。あとで礼儀作法がなってませんとか言われそうだが、家族同然のメイド達のためだ、ここは私一人が犠牲になろう。
すぅ〜
「お早うございます旦那様、それに
私はフレディの名前だけ強調するように大きな声で挨拶をする。お喋りを続けていたメイドたちは気づいてくれたようで慌てて仕事に専念し、当の私はフレディの凍えるような視線で身震いをする羽目になった。
「おはようクリス、キミは今日も元気だね。」
クスクスと素敵に笑いながら私に微笑みかけてくれる旦那様は、今日も絶好調にイケメンぶりを発揮してくれる。
一方私の容姿はというと、メイド達の日々素敵なエステのお陰でお肌も体はプニプニ、長いブロンドの髪もサラサラなのだが、元の素材が悪いせいで旦那様と一緒に並ぶとどうしても見劣りしてしまう。
全く平凡な私よりキラキラ美しいってどうなのよ。
「コホン、奥様後でお話がございますのでお時間よろしいでしょうか?」
私が旦那様に見惚れていると、フレディが『なんてデカイ声で挨拶しとんねん!』って顔でこちらを見つめてくる。私はただ『はい』と小さな声で答える事しか出来なかったのである。
「奥様、今朝は助けてくださりありがとうございます。」
午前のいつもより厳しいレッスンが無事終了し、昼食後のティータイムを楽しんでいると今朝お喋りをしていたメイドたちが私の元へと訪れた。
「気にしないで、それよりフレディには気づかれなかった?」
「はい、奥様が知らせてくださったお陰で。」
「フレディに見つかると後々うるさいものね、優しいところもあるのだけれど、あのお説教には耐えられないものね。」
「そうなんですよ。もうネチネチ、ネチネチと……この間なんて少しリボンが曲がっていただけで怒られたんですよ。」
このお屋敷で働くメイドさん達は当然の事だが全員が私より年上だ、だけど皆んな私の事を奥様として優しく接してくれる。本当はもっとフレンドリーに接して欲しいところではあるのだが、そこは由緒ある伯爵家に仕える使用人、教育も隅から隅まで行き届いており、こちらからお願いしても誰一人として良い返事がもらえなかった。
唯一、時々こうして短い女子トークを語り合えるのが至福の時でもある。
「奥様、また誰かを助けようとされたんですか?」
三人のメイドが去ったあと、話しかけてきたのは私の専属メイドでもある黒髪のフィオナ。このお屋敷で一番私と年が近く、最も信頼の置ける友達でもある。本人にはメイドと奥様の間柄だと言い切られてしまうが。
「楽しそうにお喋りしていたからフレディが来た事を教えてあげただけよ。」
「そうじゃありません、こちらの方です。」
そう言って机の上に差し出してきたのが今朝の新聞。一面には『またも闇夜のプリンセス現る!』の記事が写真入りで載っている。
その写真は三日月をバックに屋根から屋根へと華麗に飛び移る黒いシルエット、遠くから撮られているのと暗闇のせいで顔まではとても判別出来ないが、その腰のラインや服装から女性だという事が見て取れる。
「へぇ、綺麗に撮れてるわね。この写真もらえないかなぁ。」
撮影した者の腕が良かったのだろうが、我ながら綺麗に写っていると自画自賛してしまう。出来ることなら大きく引き伸ばして部屋にでも飾りたいところではあるが、旦那様との愛の巣にはさすがに不味いであろう。
「何呑気に言ってるんですか、もう危ない事は辞めて下さいって言ったじゃないですか。」
「危ない事なんて何もしていないわよ。」
「奥様はしていなくても、捕まえる方は段々と激しくなってきてるじゃないですか。昨日なんて捕まえる為に魔法を使ったと書いてありましたよ!」
フィオナが机に置いた新聞をバンッバンッと叩きながら私に叱ってくる。
「魔法って言っても捕縛用のでしょ? 当たったぐらいじゃ死なないわよ。」
「そういう事を言ってるんじゃなくてですね!」
はぁ、はぁと息を切らしながら尚も私に迫ってくる。
どうしてフィオナが新聞の記事に載っている件で怒っているかというと、実はここの映っている怪盗の正体が私だと知っているから。
私と母を捨てた父の存在を知った時、今まであの男がしてきた事を偶然知ってしまった。先の戦争の時に食料の横流しや武器の密輸、貧しい人達から金をむしり取り、お金が無くなれば住む家すら取り上げてしまった大悪党。
だから私は奪ったお金や宝石を元の持ち主に戻そうと怪盗を始めた。もともと人並み外れた運動神経を思っていたのと、普段ではあまり役に立たない探索用の魔法と体を軽くする為の魔法が使えた事が非常に大きい。そして自分の身軽さと魔法を最大限に利用して、今じゃ闇夜のプリンセスとまで呼ばれるようになってしまった。
「お願いですからもう危ない事はしないでください。」
「怪盗を辞めろとは言わないのね。」
「言っても辞めようとしないじゃないですか、それに……奥様のお陰で命を救われたって人も大勢いるんですから……」
フィオナが私に怪盗を辞めろと言えない理由は自身の出身に関係する。フィオナはこのお屋敷に来るでは街の教会で暮らしていたらしい。いやフィオナだけではない、このお屋敷に仕えている使用人のほとんどが幼少の頃を孤児院やスラムで育ってきたのだ。
お義父様とお義母様は、そんな子供達に教育を与えお屋敷の使用人として迎え入れた。フレディがメイド達に厳しく当たるのは、使用人達のせいでご主人様が笑い者にならないよう配慮している為。
自分も含め孤児やスラムの子供を雇うからと他の貴族達から陰口を叩かれないよう、人一倍礼儀作法や仕事の態度には厳しいのだ。メイド達もそれを知っているから誰一人として文句や抗議するような者はいない。まぁ愚痴ぐらいは軽い女子トークの一つだと諦めて欲しいが。
「大丈夫よ、無茶はしないから。それより午後から教会に顔を出したいから付いてきてくれる?」
この伯爵家には慈善事業として王都で小さな教会兼孤児院を運営している。私は誰に頼まれた訳でもないのだが、時間がある時はなるべく顔を出すようにしているのだ。
伯爵夫人が何故そんな所に頻繁に行くかって? それは暇……コホン可愛い妹や弟達がいっぱいいるからと言う理由が一番大きい。一人っ子の私にはお姉ちゃんと言って寄ってくる子達が可愛くて仕方がないのだ。
ちなみに義理の姉や兄の事は兄妹だと思った事は一度もない、私の結婚式の時に一度だけ会った事はあるのだが、私の目の前で母の事を金目当てだとか父を誘惑しただとかで散々馬鹿にしてきたのだ。
そして私にはただ父親の商家の為にその身を犠牲にしてでも尽くせと迫ってきた。あの男との契約があるので今更刃向かう気は毛頭ないが、気に入らない事には違いない。できる事なら二度と会いたくないとさえ思っている。
「さて、そろそろ出かけようかしら。」
「クリス何処かにお出かけかい?」
外出の準備を終えて出かけようとしていたら、旦那様が私の部屋に訪ねてきた。
普段就寝は一緒の部屋で過ごしているが、それとは別に私専用の部屋が用意されている。寝室ほど大きくはないが、それでも今まで母と暮らしてきたアパートより大きいとは何だか悲しくなってくる。
この部屋には半分が私専用のクローゼットになっており、残り半分は化粧台や簡単なお茶ができるスペースと一人で寝れるベットが置かれている。
とはいえ、クローゼットの中にはほとんど服は入っていない。私が着ていた服は流石に持ってこれず、結婚してから普段着の服を数着買って頂いたのと、お義母が若い頃に着ておられたお古を何着か頂いただけ。
可愛いお嫁さんに何て仕打ちなのって思う人もいるだろうが、今この伯爵家には贅沢を出来るだけの資金が残っていない。お義母もお金の足しにしようと、ほとんどのドレスや宝石を売られたと言うのだから全く頭が下がらない。
「はい、教会の方に出かけようかと。」
「そうなんだ、ん〜僕も一緒に行ってもいいかな?」
「旦那様もですか? たしか今日のご予定は午後からお出かけになると伺っておりましたが。」
うちの旦那様は普段お城でお勤めされている。その上でフランシスカ領も運営しなければならないので結構忙しいのだ。今日はお城のお仕事がお休みで、午後から人と会う事になっていると朝食の時にフレディが言っていた気がする。
これでもいちお伯爵夫人ですから、夫の予定はしっかりと把握してるんですよ。
「約束していた方が急に来れなくなっちゃって、それでたまにはクリスとデートでもと思っただけだよ。本当は買い物や食事が出来れば良かったんだけどね。」
うぅ、眩しい! いやいや、それどころじゃなくてデートですと! お恥ずかしながら生まれてこの方デートなどと言うものはやった事がない。だってうちは貧乏だったわけですよ、私も幼い頃から家の手伝いから簡単なお仕事までこなし家計の足しにしていたわけなのです。
決して平々凡々の私を誰も相手にしてくれなかった訳ではないのです。きっとそうに決まっています。
それに旦那様とは結婚する前は一度も顔を合わせる機会がなかったし、結婚後も何かと忙しそうにされていたので二人でお出かけなんてイベントもなかったんです。それが急にデートなどと言われればかなり嬉しい……コホン、恥ずかしいじゃないですか。
できれば前もって心の準備とかいうものをですね……
「何か都合が悪かった?」
「い、いえ、突然だったもので驚いただけです。」
そう、このキラキラの笑顔です! こんな笑顔を間近で見せられれば大抵の女の子は一瞬でメロメロになっちゃいますよ。私だってこれでもいちお年頃のレディーなんですからね。
「旦那様、奥様は照れておられるのですわ。」
「そうなのかい?」
何言うのよフィオナ! ますます顔が赤くなっちゃうじゃない。
キリっとフィオナを睨め付けるが当の本人は暖かく私に微笑むのみ。くぅー後で仕返しをしてやるんだから。
そんなこんなで突如孤児院訪問に旦那様とのお出かけデートが加わったわけですが、フィオナったら私たちに気を使って自分は御者台に座って、馬車の中には只今旦那様と二人っきり。
そりゃ夜寝る時は一緒のベットですよ、だからって急に二人きりって恥ずかしいじゃないですか。
旦那様のお心は分かりませんが、私は旦那様の事を嫌いだなんて思った事は一度だってありせん。お金がないなりにもいろいろ気を使って頂いてますし、むしろ贅沢は敵なので私としてはもってこいなのです。
本当ならもっと節約したいところなのですが、伯爵と言う地位のためにはいろいろメンツを保たなければならない処があるらしく、最低限の環境に留めているんだとか。その辺りは平民出の私にはわからないけれど、十分幸せを頂いていると思っています。
そんな事を思っていたら自然と旦那様の顔を見てしまっていました。
「ん? どうしたのクリス?」
「えっ、あ、いえ何でも……。」
いきなり声を掛けられて再び顔が赤くなり俯くしかなくなってしまう私。何よこれ、これじゃまるで恋する乙女じゃない。
「今の生活には慣れたかい?」
「あ、はい。お義父様もお義母様も良くしてくださいますし、フィオナや使用人の皆んなも優しくしてくださっていますから。」
結婚してからそろそろ3ヶ月、お陰様で生活には慣れたが旦那様のこの笑顔にだけは未だに慣れない私。
「そう、それは良かった。本当はね、無理やりの結婚だったから心配していたんだよ。誰か他に好きな人でもいたんじゃないかってね。」
「そ、そんな人なんて誰もいませんよ。それに私だってこのまま一人っきりでお婆ちゃんになるんじゃないかって、思っていた時だってあるんですから。」
「あはは、何だいそれは。クリスみたいに可愛い子なら今頃沢山の男性から言い寄られているよ。」
「わ、私が可愛いですか!? それを言うなら旦那様の方がす、素敵じゃないですか。絶対私なんかと結婚するよりもっと素敵な方と出会いがあったと思いますよ。」
何真顔で可愛いなんて言ってくるんですか! そりゃメイドたちのお陰で肌や髪はツルツルピカピカですよ。でも肝心の私が……
「そんな事ないよ、僕には勿体なくらいの可愛いお嫁さんだと思っているんだから。」
旦那様は何処か照れたように視線を外してポリポリとホッペを掻きながら答えてくださった。
そんな周りから見てラブラブっぷりな私たちは教会に到着した事によって解放された。あとでフィオナが私の耳元で『いい雰囲気でしたね。』だって。ますます旦那様の顔を見れなくなっちゃったじゃない、盗み聞きよくない!
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