ケース②:文香さんは意識高い系ワナビ女史
すでに幾らかカタチが出来上がっているこっちを、本格的に書きなおす方針でいくというのもアリ。この話はストーリーの冒頭もまずまずの出来であり、主要キャラもコンセプトも出来ているが、いかんせん、ゴールがない。(笑
全体としての起承転結が定まっていないため、こういう「書きたい部分」が多いケースではグダグダになってしまうといういい見本と化しているので、もうそろそろ何とかしよう!という意気込みで。
早い話が、冒頭部だけはチョイス決定の、完全書き直し案。
稔がスポーツ系の小説を書きたい、と言っている辺りと絡めて、彼が一作ものすまでの流れで起承転結が組めるんじゃないかなとか思ったりしている。(なお、初心者にスポーツ系など高望みも甚だしいので、稔も当然、挫折する。←これ決定稿。)
一度失敗を挟んで、次は少し成長して、今度はちゃんと自分でも納得のいく出来で一作書き上げられる、という感じの流れになるのがベターかな、と。
目下の問題点としては、語り手の寛だ。このキャラがなんというか、あまりに影が薄くて京極シリーズの関口くん並みだということだ。彼をせめて、関口は関口でも関口メンディーくらいにはキャラを立たせねばならない。
しかし、他の面子も濃い連中が揃っているので彼を無計画に濃くしても逆に物語としては締まりの無いことにしかならないであろう。濃いヤツばかりでグループ形成ってのはバランスが非常に難しいのである。ここは思案点で残される。
しかしながら、最大のネックは、「あの話はそこそこ出来上がっていて、エッセイ文のよーに簡単にポイ捨てする気になれない」点である。……この文章含めて、ほんっっっとーに、エッセイ文なんてのはまるで苦労なく書いてるラクガキ相当なんでぜんぜん惜しくないんだが、アレは曲りなり小説形態をしているので、丸々捨てるとなるとちょっと触ろうという気力が萎えるのだよね……。どうしたもんですかね。
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