盛り上がりを考える

 ざっくりで書いたその話に、もちょっと手を加えてみましょう。


 盛り上がりの箇所がどこかを考えてみます。何箇所あってもいいです。ここは盛り上がるな、とか、盛り上げたいな、とか思った場所に、何か目印をつけておきます。

 わたしは☆をつけたり、小題の隣に()でメモを入れてます。


 盛り上がりを盛り上がりにするのに、一番手っ取り早いのは「下げ」を使うことです。盛り上げたい箇所に目印を付けるのは、その前に下げる文章を足すためです。

 これは逆算です。盛り上がりの結果はもう書いてあるんで、それに繋げる下げエピソードを付け足したり、元からあるエピソードを下げ方向に書き換えるだけ。


 これが起承転結の承と転の部分になります。起承転結といえば、それぞれが一個ずつのように思うかも知れませんが、そんな決まりはないんですね。


 とくにWeb小説だと本当にどういう形式で書いてもOKなので。

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