「忘却の慰撫」

煩先生

 

数多の花束に

深く怨望して

淋しい失恋は

見識を飾った


静謐な創始が

混沌を懐古し

悲劇の暗黒は

恩愛に触れた


普遍の面影に

甘く貶斥して

哀しい構想は

存滅を迫った


完璧な敬畏が

心骨を採火し

遠離の故里は

氾濫に荒れた

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「忘却の慰撫」 煩先生 @wazurai

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