masquerade

これが理想だったわけじゃない    僕

絶え間無い非現実世界の雨の隙間に   は

僕は本音を零しそうになって

咄嗟に纏ったfictionの仮面   こ

                 ん

くるりと舞ってみる       な

木っ端微塵の乾いた葉のように     風

雫の内側に世界は閉じ込められて   に

僕は僕が解らなくなった

                    な

さぁパーティーの始まりだよ      り

煌びやかな装飾スワールの奥に君も隠れて     た

ねぇ仮面舞踏会で三拍子ワルツを踏もう   か

この微笑は本音なんだって        っ

                   た

僕は信じているのに

ねぇこの世界の何処かで僕を見つけてよ  わ

虚構と虚構の合わせ鏡の回廊で     け

迷子になった純粋だった僕自身を     じ

                     ゃ

絶え間無い雨の隙間に微笑漏らして   な

灰色の侵食にピンヒールを折った     い

ねぇ君は踊り疲れてはいませんか?     ん

願わくは今暫く――――          だ

                    よ

                     !


――――僕の舞台ステージに お付き合いくださいませ

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