第85話 キャラが憑依する

 タイトル通りなんですが。

 いろいろ書いてると、その時に書いているキャラの口調になったりしませんか? 口調だけならまだいいんですよ、性格まで変わっちゃう。


 


 如月っていつもこんな感じで、ユルいし、変態だし、通報されてないのが不思議なキャラじゃないですか。(こら、そこ同意するな)

 それがその時に書いているキャラによってはキリッとしてたりオレ様になったり、まあ、いろいろ豹変するわけですよ。

 如月が突然「うるせえな、お前は黙って俺の言う事聞いてりゃいいんだよ」とか「お前は俺からは離れられない筈だ」とか言い出したら、それは何かが憑依してますね。「フッ……困ったお嬢さんだ。僕を試しているのですね」なんて言い出したら割と末期症状。一体何が憑依しているのか、考えるだに恐ろしい。一定の距離を保つことをお勧めします。



 方言が出ることもあります。

 普段絶対に使わない九州弁(P-WORLD書いてると出る)とか新潟弁(I my me mine書いてると出る)なんかが出現します。

「そのふとかつのおっちゃけてきたと!(そのデカイのが落ちて来たんだよ!)」とか「しょーしすけやめれぃや(恥ずかしいからやめろって)」とか「ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃうんちゃう?(違う違う、チャウチャウじゃないんじゃないの?)」とか。



 行動も変わります。

 一番わかりやすいのが、『眼鏡の上げ方』です。

 如月、ズレた眼鏡を直す時、右手と左手で違うんですね。

 右手だと人差し指の背でフレームの下を押し上げるんです。左手だと真ん中のブリッジの部分を中指の先で押し上げるのです。

 これは『葉月コラボ』の相方、六月さんの『葉月先生の恋』の中でも書かれています。葉月先生は如月がモデルなので、葉月先生は眼鏡の上げ方が左右の手で違うというエピソードがあるのです。

 と・こ・ろ・が。

 何かが憑依している時の如月は眼鏡の上げ方から変わります。普段絶対に触らない眼鏡の弦を持って上げたり、フレームの上下をガシッと押さえて上げたり。


 オカマキャラを書いてる時なんか、お尻を振りながら一直線上を歩きます。相当キモいです。スーパーで買い物するのに、左手の人差し指を立てて顎につけたまま一直線上を歩く如月を想像しましょう。軽く眩暈がしますね!


 まあ、あれだ。切り替えられる人には無縁の話なんだろうけどな!



 ……また変態発言をしてしまったようだな。(シロート発言ですらない)


 

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