第28話 ルビ
ルビです。はい、今回はルビのお話。
自分で文章を書くようになるまで、ルビのことなど深く考えたことはありませんでした。ルビというのは難読漢字に振られるものという認識がありました(というかそれ以外に選択肢が無かった)が、カクヨムに参加するようになって「いろいろな使われ方してるんだなぁ」と、シロート丸出しの感想を持ったものでございます。
*
何と言っても、「音声化している台詞と心の声が違う場合、それをルビで表現している作品」が存在したことに驚きました。もう目から鱗、眼鏡からレンズです!
「どう?
「
これ、女性同士のバチバチを書くには都合のいい使い方だなと思いました。ただね、ルビがたくさんあるとね……老眼にはきついのよ。画面拡大!
*
私が一撃でブラバするものの中で、ルビが原因になっているものもあります。『何でもかんでもルビ振っちゃえ』的なもの、これ、ほんと疲れる。1話全部読めずに、スクロールさえしないままブラバってのがよくあります。
……読めねー。
……しつけー。
……もう、ええっちゅーねん!
偶にちょろっと入るのは効果的ですね。でも流石に1行に5つや6つ出てくると、頭3行でブラバしてしまいます。何が書かれていたか、訳わかんなくなるんですよ。結局どんな話だったっけ?
正直、上の三つの例文、自分でも何を書いているかわかりません。何となくつながってるっぽいけど意味不明……。
とは言え、「それ全然おっけー!」という方もいらっしゃるでしょう、もしかするとジェネレーションギャップというヤツかもしれません(いや、まだ私は若いと思いたい)。
上手く使えば効果的、下手に使うと邪魔になる。英語や難読漢字もそうですね。「うごめく」よりも「蠢く」の方が、なんか蠢いてるっぽい(まんまじゃん)。
「バケモノ」よりも「魑魅魍魎」の方なんかがおどろおどろしい(語彙力危険)。
読みにくい方の例文はいくらでも書けるのに、上手な方の例文がここに提示できないのが無念の極みでございます。いや、それができればこれは『シロート発言』じゃなくて『創作論』になるんだけどさ。
おや? ……またシロート発言をしてしまったようだな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます