友達でイイノ!3話 弓兵対妖術師
弓兵対妖術師
「分断されましたか……、ならこれを好機とみて、あの弓兵に攻撃を仕掛けましょう」
と青のフードをかぶった人に接近することにする。しかし、いつの間にか撃ってくる矢が大量になり、
「これを一人で射ているのですか!?」
あり得ない数の矢が飛んできている。その上さっき見た位置からあり得ない角度でも飛んできている。
「後ろからもですか……。やはりこの戦闘方法私は知っているような……、そんな事より接近しなくては勝ち目はありませんね」
という事で接近を開始、槍で矢を落としながら進む、よく見ると矢を撃つと、それと同時に矢が違う方向から飛んでくる。違う方向を見ると、止まったままの矢もあったりする。多分あれは転移魔法の一種だろう。力と矢を転移している。といったところか、
「ならば!」
妖術師の札を握り、強く願う、何でも跳ね返し、そして、どこから来ても攻撃を吸収させれる的を。そして札を宙に投げ違う姿に変身を開始。武士の姿から妖術師の姿に変わり、
「八咫鏡!」
鏡を前に出してそこに矢が吸収されてく。
「お返しです。」
矢を鏡から飛ばして反撃に出る。青フードの子は驚いたようで、攻撃を避けきれず、当たる。しかしその矢は当たる瞬間に先が割け、青フードの人を捕獲した。
「さて、フードの中を見せてもらいます」
フードに手をかけようと接近を開始すると、青フードは力任せで拘束を破壊、そして、錫杖をどこからか出して、こちらを突いてきた。こちらは今、鏡しか装備していないので、回避、距離をとって、武士の札を取り出し、変身、槍と錫杖がぶつかった。二人とも回避しながら攻撃を続ける。突き、回避、突き、回避、両方ともぶつかることもなく戦いが続く。しかし終わりは突然だった。後ろから衝撃を受けて、上空に吹き飛ばされた。
「くっ! 飛ばされましたか……。さっきの黄色フードが来ましたか。なるほどこれは困りましたね」t
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます