天才くんのお悩み

摩訶不思議なファンタジー世界に飛び込む

生きて死んで生きて死んでの繰り返し

強くてニューゲームはできないらしい

しかし他人から見ればコンテニューらしい

当の本人は自覚ないし

言われたってなんてこともなし

前世なんて覚えてない

子どもの頃なんて覚えてない

昨日のことなんて考えないし

過去なんて振り向かない

過程と結果の両立で忙しいので

あーだーこーだと言われても

はい、そうですか、と躱して過ごす

そこで上手く生きてますね、なんて言われるもんなら

貴方の人生クソですね、と返したくなるのを我慢する

頼れるのは自分が作り上げた裏切らない趣味だけで

別個体の人生なんて背負えないから

今日も青空の下、コーヒー啜って仕事する

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