罪と罰

優しく包み込むのは何がいい

できれば甘いものがいい

さくり、ぱりっ、じゅわっと様々

できれば甘くていいものが

手のひらや腕の中にあればいい

だが現実はダメなのだ

目に見えない優しく包めるものは分からないのだ

分からないから声をかけているかどうか

食べれるか食べれないか決めるのだ

ふわっと、もふっとしていてはダメ

形がなければ

こんなにも形ないものが好きなのに

形にしないと優しく包み込まない

なんと悍ましい罪と罰

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