この世はどうしようもなく不完全だ。

自身がいかに正しくあろうとしても、周囲の要素、天災や病気といったものや、それどころか犯罪といった同じ人間からの干渉がそれを難しくする。

人間のすばらしさを見れば同時にどうしようもなく堕落した人間も視界に入ってしまう。実際に干渉されずとも、その存在は少なからず恐怖を呼ぶ。

某忍者漫画で主人公たちが阻止した、全人類を永遠の夢に閉じ込める計画は(実際には騙されていてそれは可能ではなかったが)思想としては何ら間違ったものではなかったと私は思う。

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超短編まとめ こぜん @kozen_

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