特集!今をときめくソシャゲたち その2 ~次世代のエースたち~

雑種犬「さあ、次世代のヒットコンテンツになるかもしれない未来ある作品を紹介する、『特集!今をときめくソシャゲたち』のコーナーです。今回は、第二弾をお送りします。司会は、私、野生の雑種犬でございます」

灰色熊「この企画、ホントにいつまでやるつもりなんでしょうか?ツッコミ担当、灰色熊です」

雑種犬「前回は少しアレなゲームの紹介みたいな感じでしたが、今回は最近リリースされた作品を中心に、それなりに面白かったものを紹介していきます。茶番は短めにして、本編に入りますよ」


注目のタイトル NO.1  

なぜか、仮面ライダーが街を作るゲーム

【仮面ライダーシティウォーズ】

配信元 バンダイナムコ

ジャンル シミュレーション×アクション

サービス開始 2017年10月25日


<ゲームの詳細>

『仮面ライダーが街を守り、街が仮面ライダーを強くする』

「仮面ライダー」シリーズのスマートフォン向けアプリ最新作!

本格3Dアクションと街づくりシミュレーションが融合した仮面ライダーアプリの決定版!

【ゲーム内容】

■3Dによる本格仮面ライダーアクション

タップやフリックなど簡単操作で街を襲う怪人と戦おう!

フォームチェンジによる多彩な攻撃と、大迫力の必殺技でフィニッシュを決めろ!

■懐かしの施設が登場!?自分だけの街づくり

「ライダーシティ」には様々な施設を自由に設置可能。

スナックアミーゴや風都タワー、幻夢コーポレーションビルなど、歴代のTVシリーズに登場した施設を設置して、自分だけのライダーシティを作り上げよう! 

Google playの説明文より引用


雑種犬「まず紹介するのは、仮面ライダーと街づくりゲームがまさかの融合!バンダイナムコが送るライダーゲーム最新作、【仮面ライダーシティウォーズ】です」

灰色熊「サービス開始が、2017年10月。めっちゃ最近のゲームですね。しかも、仮面ライダーという人気コンテンツのゲーム!これは、なんか普通に期待できるんですが」

雑種犬「ゲームシステムとしては、アクション戦闘で怪人と戦うストーリーモードをこなしながら、クラッシュオブクラン的な街づくりをしていくゲームですね。街でのバトルとかもあって、街をしっかり作っておくと、怪人との戦闘で有利になったりします」

灰色熊「まさに、なぜか仮面ライダーが街を作るゲーム、ですね。でも、話を聞く限り、なんか普通に面白そうなんですが」


雑種犬「うん、そうなんですよ。このゲーム、普通によく出来てるんですよね。リリース直後の売り上げもそこそこ良いらしいですし、YouTubeとかにプレイ動画も結構上がってるので、割と注目されてる作品みたいなんですよね。ただ、個人的に、短期でサービス終了してしまう不安を感じてしまった作品だったりします」

灰色熊「えっ、問題点でもあるんですか?」


雑種犬「すごい問題点があるってわけじゃないんですが、このゲームをやってみた感想として、そこまで面白くなかったんですよね。仮面ライダー自体は割と好きなんで、楽しめると思って期待してたんですが。仮面ライダーファンに向けたファンサービス的な部分は結構作りこんでると思ったんですけど、肝心のゲーム部分がイマイチというか。あと、弱小ソシャゲにありがちなシナリオ面の雑さを感じてしまったというのも……」

灰色熊「シナリオ面は、ソシャゲにあんまり多くを期待してはいけない気もしますけどね。でも、街づくりゲームってのは、割と好き嫌い別れそうですよね。面倒な部分も多いけど、好きな人にはとことん受けるというか。そもそも、仮面ライダー好きじゃないと遊ばないゲームに、なぜ、さらに人を選ぶ要素を入れてしまったのかって、疑問はありますね」


雑種犬「街づくり要素が余計だった気がするのは、大きいですね。そもそも、仮面ライダーが自分たちで作った街を、自分たちで守るって、よくよく考えると意味分からん設定ですし。一応、街が破壊されると、ライダーたちの力が失われるみたいな設定はあるんですが、ごじつけ感が半端無いですし」

灰色熊「まあ、そこら辺は、制作サイドの都合的なヤツですね。でも確かに、街を守る理由にプレイヤーが納得できないっていうのは、ちょっと痛いとこかもしれない」

雑種犬「あと、こういうクラッシュオブクラン系のゲームって、他のプレイヤーが作った拠点を略奪しに行くのが一番楽しかったりするんですが、そういう機能を実装できそうにないのも、地味に辛そう」

灰色熊「流石に、街を略奪する特撮ヒーローはアウトですからね!」


雑種犬「私は今のところ、プレイ継続見送り中ですが、めっちゃ悪いゲームではなかったので、今後の展開次第では、復帰も十分ありえます。昭和の初代ライダーから平成の最新作まで、全シリーズのライダーが出てくるとか、歴代のTVシリーズ主題歌収録予定とか期待できる要素も多いので!」

灰色熊「実際、サービス開始直後は不評だったソシャゲでも、改善を繰り返して成功してる例は、ありますからね。【FGO】とか」

雑種犬「リリース後の運営のさじ加減次第で、良ゲーにも、クソゲーにもなりえる。そこらへんも、ソシャゲの魅力の一つかと。仮面ライダーという素材自体は、かなり良いので、是非とも腐らせずに活用して欲しいところです!」


注目のタイトル NO.2 

俺TUEEEできない異世界転移

【PaniPani -パラレルニクスパンドラナイト-】

配信元 コロプラ

ジャンル 2DアクションRPG

サービス開始 2017年9月29日


<ゲームの詳細>

さあ、新しい冒険の旅に出よう!新感覚2DアクションRPG登場!

■カンタン操作で爽快バトル■

指一本でフィールドを駆け回り、タップひとつで華麗なコンボが発動!

果てしなく広がる世界で、爽快バトルを楽しもう!

■やり込み度1000% 新感覚スキルシステム■

やればやるほど強くなる! キャラクターはやり込むほどに成長していく

いろいろなことに挑戦して、新たなスキルを獲得しよう!

■個性豊かなキャラクターが織りなす物語■

操作可能な12人に加え、物語を彩る個性的なキャラクターが勢ぞろい!

どこか見覚えがある、でも初めて歩く異世界の地を舞台に描かれる壮大な物語。

君は大切な人を守り、世界の真相にたどり着くことができるか!?

■最大4人での協力プレイ■

みんなで遊べばもっと楽しい! もっと嬉しい!

コミュニケーションが捗るチャットやスタンプなども充実!

心強い仲間たちと協力して強敵に挑もう!

Google playの説明文より引用


雑種犬「続いて、紹介するのは、ひと昔前のPCオンラインゲーム風の2DアクションRPG。コロプラが送る最新作、【PaniPani -パラレルニクスパンドラナイト-】です」

灰色熊「サービス開始が、2017年9月29日。これまた、最近のゲームですね。しかも、【黒猫のウィズ】や【白猫プロジェクト】で有名なコロプラのゲーム!またまた、普通に期待できるんですが」

雑種犬「私は、コロプラといえば、最近アニメを放映した【バトルガールハイスクール】を推したいですけどね。よくある女子高生が戦うソシャゲと見せかけて、教師として女子高生の頭をなでなでするという要素を、メインに据えるぶっ飛んだゲームですから。数あるソシャゲの中でも、異常な変態度ですが、そこが良い!」

灰色熊「なんにせよ、コロプラはソシャゲ界のヒットメーカー感は、ありますね。パズドラのガンホー、モンストのmixiと比べても、良い感じに収益基盤が分散してそうですし」


雑種犬「この【PaniPani】も、普通によく出来たゲームでした。リリース直後の売り上げも絶好調とは行かずとも、そこそこみたいですし。安定して良質なゲームを作るのは、さすがコロプラといったところですね」

灰色熊「ゲームの感じとしては、どんな印象ですか?」

雑種犬「ゲームシステム的には、メイプルストーリーあたりが1番近いですかね。広大な世界を冒険できる、2DアクションRPGという印象です。冒険の途中で、素材を集めたり、ダンジョンに入ってモンスター討伐したりして、クエストをこなしながら、ストーリーを進めるのが基本です」

灰色熊「今までのスマホゲーに、ありそうでなかったタイプですね。ストーリーはどんな感じですか?」


〈ストーリー〉

異世界の皇女「テラ」と“マザーコア”に選ばれ、現代日本から召喚された13人の学生達が,マザーコアを奪った「アスラ帝国」に立ち向かうべく,冒険を繰り広げることになる。


灰色熊「女神的な人の力で、現代日本の学生たちが異世界に召喚される……なんか、主人公がチートスキルで無双する姿を想像させる、なろう系ファンタジーっぽい設定ですね。でも、こういう設定なら、ウケは悪くないでしょうね」

雑種犬「うん、ちゃんと調理すれば、ウケるストーリーなんですけどね。俺TUEEEできない異世界転移、これが、【PaniPani】をやってて感じた問題点です。基本システムは悪くないのに、シナリオ面が雑なせいで、とにかくワクワク感が足りない。そして、世界を救おうって気にもならない」


灰色熊「ワクワク感が足りないとは、具体的には?」

雑種犬「このゲーム、今のところ序盤しかやってないんですが、やることがとにかくパッとしないんですよね。モンスターの肉集めとか、薬草探しとか。モンハンみたいなゲームならまだしも、異世界転移してまでやることじゃないというか。舞台も人がほとんどいない廃墟や無人島みたいなとこだし。異世界に来たのに、延々DASH島の開拓させられてる感じがしてしまうというか」

灰色熊「DASH島の開拓って、なんて例えだ。でも、確かに異世界に行ったら、西洋風の街とか、冒険者の集う酒場とか、空飛ぶドラゴンとか見たいですもんね。確かにそれは、楽しさが足りないかも」

雑種犬「初期で持ってるスキルも、釣りとか、体力アップとか、恐ろしく地味な物ばかりですし。しかも、このスキルを強化する方法が、延々と雑魚敵をボコり続けることっていうのがね」

灰色熊「わざわざ異世界に来たのに、やることが地味な作業ゲーってのは、確かに嫌かも」


雑種犬「あと、異世界の住人たちが主人公たちに異様に冷たい。そのせいで、異世界を頑張って救おうって気が、イマイチ起きないという。主人公と一緒に召喚された、とある女子高生二人組とか、異世界の環境に馴染めず体調崩してるのに、街にモンスターが襲ってきそうだからって理由で、住人たちに置き去りされたりしてましたし」

灰色熊「病気の少女をモンスターの群れの中に放置はヤバい」


雑種犬「まあ、一番酷いのは、非力な女子高校生を何のチート能力も持たせず、異世界の無人島に放り出した挙句、悪の帝国と戦わせようとする女神ポジションのヤツですけどね。異世界におけるスマホ的なものを使って、ライン感覚で連絡してきた時は、正直むかつきました」

灰色熊「チート能力をくれない女神に存在意義は無いって、はっきりわかんだね。異世界でスマホやラインらしきものを安易に出すのも、ちょっとマイナスですよね。面白くないファンタジーっぽいというか」


雑種犬「このように少し問題点も多い、【PaniPani】ですが、他に類を見ないゲーム性は魅力的なので、今後に期待ですね」


灰色熊「なんか今のところ二つは、問題点はあるけど、普通に良ゲー感がありますね」

雑種犬「それだけじゃ、つまらないと思って、少し闇の深いゲームを用意しました」


注目のタイトル NO.3 

ストライクショットで盤面を塗り、友情コンボでナワバリバトルするゲーム 

【グラフィティスマッシュ】

配信元 バンダイナムコ 

ジャンル 画面を彩る、グラフィティバトル!

サービス開始 2017年10月25日


<ゲームの詳細>

『グラフィティスマッシュ(グラスマ)』がついに登場!

■画面を彩る、グラフィティバトル!

 キャラクターを引っ張るだけの簡単操作で、画面を彩りながら戦う爽快アクション!グラフィティ要素によって刻々と変化する状況下で、戦略性のあるバトルを体感しよう!

■「グラ魂」召喚

 フィールドを塗り、グラフィティを完成させることでステージ上に強力な助っ人「グラ魂」が出現!様々な能力のグラ魂を召喚し、バトルを有利に展開しよう!

■武器により攻撃アクションが変化する「ウェポンアーツ」

 キャラクターに武器を装備させることで発動する「ウェポンアーツ」!戦略に合わせ、どの武器を装備するかで戦い方は自由自在!

■白熱のマルチプレイ

 仲間と一緒に強敵を倒す「協力」だけでなく、全国のプレイヤーとステージを塗り合う「対戦」も実装!友達と、ライバルと、白熱のマルチプレイを楽しもう!

Google playの説明文より引用


雑種犬「大手なのに、弱小ソシャゲ愛好家に愛されがちなバンダイナムコが送る、塗って戦う爽快引っ張りアクション!スプラストライクこと、【グラフィティスマッシュ】の登場です!」

灰色熊「ああ、これ知ってる。事前登録情報出た時に、モンス〇とスプラ〇ゥーンのパクリだって、騒がれてたやつだ。てか、雑種犬さん、バンダイナムコのソシャゲ好きですね」


雑種犬「バンダイナムコさんは、どこぞのスク〇二と違って、明らかに過疎ってるソシャゲでもサービス継続してくれる傾向がありますからね。【大相撲ごっつあんバトル】がいまだに生きてるのも、バンナムだからこそ。スク〇二だったら、3ヶ月で切られてた可能性すらありますからね。やっぱり、デレステを有する会社は、懐の広さが違います」

灰色熊「アイマスの重課金兵たちが、間接的に弱小ソシャゲを支えていると考えると、闇が深いですね」


雑種犬「プレイした感想としては、ストライクショットで盤面を塗り、友情コンボでナワバリバトルするゲーム!です。でも、なんだかんだで、やってると結構楽しいので、個人的には高評価」

灰色熊「予想通りのプレイ感ですね。やはり変にオリジナリティー追求するより、ウケるシステムを組み合わせるのが、正解なのか……」

雑種犬「まあ、オリジナリティーのあるゲームシステムを使うなら、ちゃんと面白くしてよって、ことですね。それができないなら、既存のシステムを生かすのも、選択肢としてアリだと思います。このゲームに関しては、期待通り、スプラストライクだったことしか語ることが無いので、以上です」


灰色熊「しかし、今まで3タイトル見てきましたけど、第1回の『特集!今をときめくソシャゲたち』と比べて、普通に未来がありそうなソシャゲが揃ってた気がします。このコーナー、案外悪くないかも」

雑種犬「ここで紹介したソシャゲたちが、次世代のエースになるかもしれない。そんな期待を寄せながら、今回は終了とさせて頂きます」


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