弱小ソシャゲ愛好家のソシャゲ語り

佐藤.aka.平成懐古厨おじさん

3ヶ月でサービス終了するタイプのソシャゲはチュートリアルの地点でつまらない

雑種犬「どうも、こんにちは。作者の野生の雑種犬です」

灰色熊「雑種犬のアシスタントを担当する、常識人の中の常識人、灰色熊です」


雑種犬「本日は、【弱小ソシャゲ愛好家のソシャゲ語り!】をお読み頂き、まことにありがとうございます。本作は、自称ソシャゲ愛好家の野生の雑種犬が、アシスタントの灰色熊さんと一緒に、ソシャゲについて語っていく対話型エッセイです」


灰色熊「何ですか、この唐突な企画は……」

雑種犬「いやあ、ソシャゲについては、弱小ソシャゲ愛好家として、色々と語りたかったんですよ。【消え行くソシャゲの物語】なんていう、丁度良さそうな自主企画を見つけたんで、参加してみました。今回は、第一回なので、ソシャゲで言うところのチュートリアル的な回です」

灰色熊「ソシャゲについて、語るのは分かるとして、対話型である必要とは一体……」

雑種犬「ソシャゲで、ファンタジー世界なのに平然とガチャが出てくるのと同じ理由ですね。要するに、制作上の都合です」

灰色熊「なんか、いきなりとんでもない、問題発言してるよ!この人!」


雑種犬「美少女がいっぱいいる学園とか、同じキャラをパーティーに複数突っ込めるとか、世界観が三国志のゲームなのに今川義元が出てくるとか、ソシャゲには突っ込んではいけないお約束が無数にあるんですよ。そんな難しいことは考えず、ガチャを引けばいいんです!」

灰色熊「もし、こんなセリフをソシャゲのチュートリアルで言われたら、この地点で投げ出したくなりますね!」


灰色熊「それにしても、弱小ソシャゲ愛好家?何ですか、そのお掃除コンサルタントみたいな珍妙な肩書きは?」

雑種犬「ダウンロード数が10万行ってなかったり、半年でサービス終了するタイプのソシャゲに飛び込んでいく、真のソシャゲ愛好家たちの総称です。あと1年以内に終わると分かっている作品に課金するという、アツい心の持ち主でもあります」

灰色熊「なんかやばそうな人たちだ……。でも、愛好家ってことは雑種犬さんは、やっぱりかなりのソシャゲをプレイしてきたんですよね」


雑種犬「私はソシャゲはかなり色々やってきましたからね。ちょっとプレイしただけの作品も含めれば、100作くらいはやったことあると思います」

灰色熊「具体的にはどんな?パズドラ、モンスト、FGOあたりですか?」

雑種犬「パズドラ、モンストはやったことないですね。FGOは、炎上汚染都市冬木(FGOの超序盤)で止まってます」

灰色熊「えっ……」

雑種犬「有名タイトルは意外と触ってないんですよ。デレステもスクフェスも、星のドラゴンクエストも、グラブルも、白猫プロジェクトも、やったことないです。あっ、でもポケモンGOは最近アツいですよ。ハロウィンイベとレイドバトルは最高だぜ!」

灰色熊「まともにやってるソシャゲがポケモンGOくらいって、あんた絶対、ソシャゲ詳しくないでしょ」


雑種犬「いやいや、プレイしてきたタイトル数は多いですよ。きのこれ、アイドルコネクト、残晶のトライアンフ、ピリオドゼロ、東京マテリア、デモンズゲート……」

灰色熊「いやいや、そんな名前のソシャゲ、見たことも聞いたこともないんですけど!」

雑種犬「分かる人には分かる。通好みのタイトルぞろいですからね。アイドルコネクトは、キャラが全員可愛くて、シナリオも良かった。ピリオドゼロと東京マテリアは、他のゲームとは一線を画すゲーム性が素晴らしかったですね……あっ、デモンズゲートは世界観が……」

灰色熊「かってに回想モードに入らないでください。あの、そもそも、これらのゲームは今でも続いてるんですか?」

雑種犬「いや、全部サービス終了してますよ!色々と並行してやってたはずなのに、気づいたら有名タイトルしか残ってないとか、弱小ソシャゲ愛好家あるあるですね」

灰色熊「やっぱりかああああああ!」


雑種犬「でも、安心してください。プレイヤーたちの心の中では生きてますから」

灰色熊「やっぱり、死んでるじゃねえかあああああああ!てか、これらのタイトルって面白かったんですか?」

雑種犬「…………まあ……私は好きでしたよ……好きだったけど、課金するのはちょっと違うかなって、感じの面白さでしたよ!」

灰色熊(ダメじゃん、それ……)


雑種犬「ヒットするソシャゲの裏には、その数倍・数十倍の数多くのサービス終了作品が、存在するんですよ。そんな業界の闇に埋もれて、光の当たることの無い作品たち(サービス終了作品中心)にスポットライトを当てようというのが、このエッセイです」

灰色熊「闇が深過ぎるだろ……」

雑種犬「次世代のヒットコンテンツになるかもしれない未来ある作品も、紹介するので、安心してください。今を逃したら二度と遊べない、今を輝くソシャゲとか」

灰色熊「今を逃したら二度と遊べないって、それサービス終了しそうってことじゃねえか!余計に闇が深いですよ!」


雑種犬「さて、これでチュートリアルは終了です。本作の概要は掴めたと思います。もしよければ、AppStoreやGoogle playでレビューお願いします。お礼に星5確定ガチャが引けますよ」

灰色熊「いやいや、さりげなく読者にレビューさせようと誘導してんじゃねえよ!てか、星5確定ガチャって何だよ!そもそも、AppStoreにこんなエッセイのレビュー書かせてどうすんだ」

雑種犬「少しでもランキングを上げようと悪あがきするのも、サービス終了作品あるあるです。再現してみました」

灰色熊「再現するな」


灰色熊「それにしても、酷い第1回ですね。これ、今後も続くんですか?」

雑種犬「作者がヒマなら。忙しかったら、サービス終了します」

灰色熊「確かに、これがソシャゲのチュートリアルだったら、数ヶ月で終了確実ですね」

雑種犬「3ヶ月でサービス終了するタイプのソシャゲは、チュートリアルの地点でアンインストールしたくなる、これは弱小ソシャゲ愛好家たちの間では、常識です。でも、1週間で終了したヤツとか、1日持たず終了した強者(オンラインゲームだけど)もいるので、数ヶ月で終了は、割と普通です」

灰色熊「レベルが違いすぎるだろ。1日持たず終了とかは、逆になぜ作ったんだ。下には、下がいるってことですね……」


雑種犬「シ〇アリスみたいに、チュートリアルやサービス開始初期がクソでも、人気作になった例もあるので、このエッセイの今後にご期待ください!それでは、また!」


灰色熊「なんか酷いネタで締めやがった!」

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