いつか、あの空に僕はまた詠う
シンエンさま
いつか、あの空に僕はまた詠う
子供のころなんだ。
天が青く、空は広く、
蒼天が夕焼けに変わってく、
その光景は美しく、
僕は芝生の上に俯く。
僕には心の暇があった。
大人になってみたんだ。
生活は忙しく、満たされていく。
仕事も、作品も、
食事も、知識も、
僕は学んでいく、高めていく。
僕には心の暇が少なかった。
脳裏を過る知識の面積が広がると、
頭の上に生える黒草は落ちていく。
実は結構傷つくんだぜ。
悩まされたくないんだ。
痛くなんか感じたくないんだ。
生まれることさえ欲しくないんだ。
あの瞬間にリセットできりゃ、
僕はまた戻りたいんだ。
大人になってみたんだ。
自分の荷物を抱えろとも言われ、
他人の荷物を背負うとも抑えられ、
僕の肩もそろそろ山のように固まったんだ。
苦痛なんだよ、
痛みだけなんだよ。
ニートが農家でなきゃ、
GDPが求める他人の命を支える
ライスと食パンは10人のニートに
一人の
僕は一人であの十人分を支える。
あの瞬間にリセットできりゃ、
僕は大人になんかなりたくないんだ。
知識がリセットされ、
子供の頃に戻されると、
仕事をする残業の18時では、
僕は夕方を仰いで歌ったんだ。
大人になってみたんだ。
これは成長の道なんだ。
これは未知の道なんだ。
味わいも、楽しみも、
未知数も、悲しみも、
心を揺らし、涙を搾りだし、
振動で成長させるんだ。
まるで未知を知るためのの知識は
石のようだ。
重いぞ、硬いぞ、
僕の健康には優しくないんだぞ。
この石拾いの道に出たら、
摂食は食べ過ぎないようにと
これだけ苦労な自分に語りかける。
あの瞬間にリセットできりゃ、
僕はまた子供の熱心に戻したいんだ。
疲れた生活に身が浸ると
熱心も凍結され、
まるで僕は色んな形を取る事ができる
水のように、実は容器が無けりゃ
真っすぐに立てなくなるんだ。
石拾いから石下ろしの道へ、
僕は成長したいんだ、
大人の塊から、子供の熱心へと、
そんな自分に成長したくなるんだ。
手段は純粋で、
手段は簡単だ。
荷物を下ろし、心を純粋に、
やるべきことだけ思うんだ。
知識の多さから、知識の少なさへ。
物事に必要とされる知識に進んで、
その他にある妨害から目を逸らせ。
子供の頃のように、
思わず熱心が湧き出す。
子供の頃に、遊びたい時は
美味しい飯に誘惑はなかった。
子供の頃に、食いたい時は
遊びなどどうでもよかったんだ。
あれは綺麗な空だった。
僕は書きたかった、
あの綺麗さに詠う物を。
仕事から暇を取ると、
こんな詩ができたんだ。
いつか、僕は暇を作るんだ、
いつか、僕はまた
子供の頃みたいに。
いつか、あの空に僕はまた詠う シンエンさま @shinennsama
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