第5話「臨時と、畑中三美」
「あ、岬ちゃんおかえり~」
生徒会室には、湯呑みの緑茶で一息ついていた朝陽がいた。朝陽は入ってきた岬をいつもの穏やかな表情で迎えて、その後ろにやって来た来客に意外そうな顔をして見せた。
「あらあら、成田君だけかと思ってたのに~、すごく珍しいお客様ね~」
「………」
朝陽の反応に、これと言った興味を示さない三美。そして岬は、義隆を連行した時と同じく生徒会室の鍵を内側から閉めた。今度は拘束ではない、生徒会室を安全圏にするための防犯の施錠だ。
「朝陽、私と合わせて3人分、気分の落ち着くお茶を入れてくれるかしら?」
「は~い、それじゃあ珍しく紅茶だね~」
岬に頼まれた朝陽は、生徒会室に隣接している隣の部屋にパタパタと向かっていった。朝陽が入ってからすぐにガスコンロのカチカチと火をつける音や、冷蔵庫の開閉の音などが聞こえてくる。そして岬は自分の指定席である窓際のワークデスクに座り、ようやくと言った感じで大きくため息をついた。
「はぁー……………ひとまずこれで変な大人がやってくることはないでしょう」
「こういう時に助かるんですね、内鍵は」
「そもそもそういうための内鍵なのよ。防犯とか、会議中に人が入らないようにね。」
そう言いながら、岬は自分のデスクの上にある書類に山に目を通し始める。表情は真剣で、先日義隆の見ていた彼女とは違っていた。そんなことをうっすら考えていた義隆だったが、その考えを見透かしていたのか、岬が書類に目を通しながらぽつりと呟く。
「…義隆君。普段の私はこんな感じだからね?」
「アッハイ」
釘を刺された義隆はただ静かに頷いて、生徒会室の椅子に座って事が進むのを待った。三美も、よくわからないままに義隆の隣に座って、ひと時の安全に緊張を解いた。そして椅子に座って待っていた二人の元に、繊細なデザインの白磁のティーカップと、カップの柄とセットになったティーポットが置かれた。
「お待たせ~」
紅茶を用意してきた朝陽が3人を呼ぶ。ポットは一つにカップは4つ。今この部屋にいる4人分の紅茶が用意されているように見える。そして朝陽が穏やかな白を帯びたポットを傾けて、優しくカップに紅茶を注ぐ。注がれた紅茶はルビーの原石のような紫がかった赤色をしており、立ち上る湯気に鼻を寄せてみると、非常に甘酸っぱい香りが鼻孔をくすぐる。
「ハイビスカス・ローズヒップ・ラベンダー・リンデン…あとはオレンジピールを少しだね~。心が落ち着くブレンドだよ~」
「甘酸っぱくていい香りね、それじゃあ頂きましょうか。義隆君も三美ちゃんもどうぞ」
「ありがとうございます」
「………」
4つのカップに注がれた紅茶の一つに、岬がいち早く手をかけて口に運ぶ。そして、岬に促された義隆と三美もカップとソーサーを手に取って紅茶を一口すする。
ほのかな甘さと酸味、紅茶らしいちょっとした渋み、そして複雑で爽やかな香りが、口にした人の頭の中を満たしていく。飲んだ瞬間から最短距離で心を解すようなその風味に、4人は安らかな嘆息を零した。
「はぁ、やっぱり朝陽は手慣れてるわよね。本当に心が落ち着くわ」
「そのまんま、全て解放して落ち着いちゃってもいいと思うよ~」
「それは、今は遠慮しとくわ。それよりも………」
ひとしきり紅茶の味を堪能した岬は、ゆっくりと紅茶を味わっている義隆と三美に話しかける。
「…三美ちゃんは、もう大丈夫かしら?」
「…はい、ご迷惑おかけ、しました」
朝陽の紅茶にホッと一息ついていた三美が、おずおずとお礼を言う。そして、思い出したように朝陽が三美の事を問いかける。
「そう言えば、どうして畑中さんが生徒会室に?」
「それがね。ちょっと学校に予定外の来訪者が来ててね。三美ちゃんはその被害者」
「あらら~…大変だったね」
事情を理解した朝陽は、三美の肩をぽんぽんと優しくたたいて慰めてあげる。そしてすぐに無機質な書類棚から、バインダーを一冊取り出して、何かのレポートを開いた。
「…うん。次は4月末の筈だから、本当に不意の来訪だね~、先生達に連絡しておこうかな?」
「お願いするわ。特徴は後で書き出しておくから」
流れるような手際で事を進める生徒会の二人、三美と義隆はただなすがままに二人の様子を眺めていた。そして、岬の前に置かれていた紙束はいつの間にか数冊のバインダーに纏められ、そのデスクに積まれたバインダーはあっという間に机の上から消えて、朝陽が資料を取り出した本棚に収納されていった。
「はい、終わり」
「さすが岬ちゃん。お仕事モードになってくれてると早くて助かるよ~」
「そういうこと言わない」
二人の仕事ぶりを眺めながら、義隆と三美は入れてもらった紅茶を飲む。
………
「さて、ちょっと色々込み入った話が舞い込んできちゃったけど、そろそろ今日の本題に入りましょうか。ねぇ、義隆君?」
生徒会の仕事も終わり、資料が綺麗に片付いたデスクに構えていた岬が、義隆にいい笑顔を作って見せる。もちろん嫌な予感しかしない義隆だったが、今日は今までと違う人物がいるだけに、迂闊な反応は出来なかった。
「はい。どうやら俺を待ち構えていたみたいですが?」
訝し気ながらも察する義隆。そして義隆を見て、岬は意気揚々と事の次第を説明する。
「そう。実は今、生徒会では臨時の人手を募集しててね。普通なら後々に追加される新しい生徒会役員がその役を担うんだけど…二人とも入学式で聞いたでしょ?今年は開校五十周年だって。それで行事も式典も、その他諸々も例年とは比べ物にならないくらい多くなっちゃって、さすがにそれを朝陽と二人で繋いで生徒会決定まで持たせるのは無理があるかなって判断したのよ」
「はぁ、それで…?」
義隆の返しに、岬はニヤリと…あくまでも生徒会長としての顔で笑みを浮かべた。
「それでね、義隆君には、生徒会の臨時役員をしてもらいたいのよ」
「臨時、役員?」
岬の宣言に、義隆は呆然とするしかなかった。恐らく何かしら生徒会関連の話を持ちかけられるのだろうと思っていたが、まさか囲う為に、特設までして役員として引き入れるとは予想していなかった。
「そうよ。本当はそう言う役職は何も考えてなかったんだけど、最初に義隆君と会ったときになんとなく思い付いて、この2週間で各先生達と協議して、今年に限って特例を作る事を決定したのよ」
「早っ。しかも今なんとなくって」
岬は臨時役員開設の経緯を自信ありげに答える、そんな岬の表情に義隆は再び唖然とする。
「それで、その臨時役員になってもらおうと?」
「いいえ。基本的にはこの臨時役員は全学年からの募集になるわね。主な役割は、学校行事の時の準備など。企画運営や調整は私と朝陽でするから、臨時役員にはそこで決まった準備を行ってもらうことになるわね」
「じゃあ俺には関係…」
義隆は、岬の説明に自分が必要ないだろうと思いこのまま事なきを得ようと岬に声をかけようとした。しかし、義隆が話を切り出す前に岬からの鋭いインターセプトが入った。
「ちなみに義隆君は紹介でも勧誘でもなく、指名であって、義隆君を臨時役員にすることは生徒会上では決定事項なのよ」
「………え?」
岬の言い放った一言に言葉はおろか感情すらどこかに置き去りになりそうになる義隆。危うく人でなしになることは避けられたが、それでも岬の一言には何か言ってやらなければ気が済まなかった。
「あの、俺はただの一般クラスの1年生です。それを、自分の保身の為にそんな制度まで作って…それは、あまりに強引すぎると思うんですけど」
彼の口をついて出たのは、彼の真っすぐな意見だった。確かに表向きは生徒会の仕事のサポートという事で、行う仕事も明朗にしたわかりやすい提案ではある。しかし義隆には、自分の素の姿が他の生徒に知れ渡らない為の隠れ蓑にしか聞こえず、彼女の行動は自分の私情にまみれすぎていて、なんというか気分が悪かったのだ。
「………」
義隆の意見に、岬は渋い顔をして押し黙る。二人の言葉が生徒会室を空気を重いものに変えていく。しかし、そんな険悪なムードに一石を投じるかのように、二杯目の紅茶を注いで岬と義隆に差し出した朝陽が口を開いた。
「確かに~、岬ちゃんの行動は裏が多いかもね~。成田君が言うように、岬ちゃんの計画には岬ちゃん自身の為にやってるところは、あると思うよ~」
やんわりと、冷えていた手が暖められるような優しい言葉で、朝陽は二人に語り掛ける。
「でも、岬ちゃんはそこまでしてでも、きちんとお仕事を完遂したいだけなんだよ。生徒会は忙しくて大変で、そしてずっと気を張ってなきゃいけない。そんな緊張感だらけの環境で、大人にも自分の後輩にも真剣に向かいわなきゃいけない。だから、岬ちゃんはそのお仕事をきちんとこなせるように…その一点の為にこうして提案をしてると思うんだよ~」
「それは………そう言われたら納得するしかありませんが」
義隆は、柔らかくもしっかりとした朝陽の意見に語気を弱めた。朝陽の言った言葉は岬自身の考えはどうあれ、岬の提案を良い方向に塗り固めるのには十分な意見だった。そして、朝陽は、今度は岬の方を向いて岬を諫めるように彼女にも言葉をかけた。
「でも、岬ちゃんも急すぎたと思うよ~。多分、今までしてきた岬ちゃんの無理のせいで、昔みたいにほつれてしまったから、こんな突拍子もない事を岬ちゃんにさせてると思うんだよ。義隆君の考えはもっともだと思うし、私もそれはあまりいい手段じゃないとおもうなぁ。だから私はよく言ってるよ、そろそろ無理はしなくていいんじゃない?って」
「うぅ………」
朝陽の優しい言葉に、岬もぐうの音も出なかった。長い付き合いの朝陽にそう言われると、他の生徒会役員に言われるより、何倍も自分の無理を痛感して、三美がいるという手前にも関わらず、弱い方の岬のトーンで言い淀んだ。
「私は、成田君に臨時役員になってもらうのは賛成だよ~。そういう岬ちゃんを理解してくれている人が近くに居てくれるのは私も親友として嬉しいかな~?あと、せっかく生徒会に来てくれた畑中さんにも、せっかくだから岬ちゃんを出しちゃってもいいと思うんだけどな~」
「それは………うぅ、朝陽はずるいわよ、そういう優しい提案をして、私がイヤって言えないようにするんだもの…」
次第に凛とした岬のメッキがはがれ始める。義隆は知っているが、三美は生徒会長がどういう役割の人物かは知っているが、その人となりすら知らない。
「せっかくだから、ちゃんとした生徒会が出来るまでの間。この4人を始めにしてこれからを乗り切ってみるのは、とても素敵な提案だと思うよ~」
春を包み込むような朝陽の言葉に、義隆も岬も完全に芯を抜かれてしまう。具体的な話をせず、ただ嬉しそうに言い切る彼女に、もはや無用な意見をする必要はない。岬も義隆も、心では一致した。
「…そうね。気の置けない親友の楽しみは、最大限尊重しなきゃね。義隆君、急な提案であなたを巻き込んだことは謝るわ。私が色々と焦っていたこと、その始末を義隆君に押し付けるような真似をしようとしてたことは確かだから、その辺は悪かったわ」
「こちらこそ…生徒会長の仕事とかを軽んじるような言葉を言ってしまった事、先輩の意見を曲解していたことは謝ります。すみませんでした」
義隆と岬の謝辞。お互いの胸の内を交換し合った二人は、ばつの悪そうな笑顔を見せて笑いあった。そして朝陽が注いでくれた二杯目の紅茶を飲みながら、その温かさを感じ取っていた。
「よかったよかった~。はい畑中さん。あなたも飲む?」
「あ…いただき、ます」
「じゃあこれを飲んだら、生徒会の事をお手伝いしてくれると嬉しいなって」
「えっ」
三美の隣で空気の重さが変わっていくのを眺めていた朝陽は、三美に二杯目の紅茶を提供して、満足げにな表情を浮かべていた。隣でその様子を見ていた三美は、生徒会長のサポートをこなして笑みを崩さない朝陽を横目に見ながら、もらった紅茶を飲み進めていった。
………
「そういうわけで、改めて義隆君には臨時役員のお仕事を頼みたいのよ。朝陽が言ったように、それは純粋に生徒会の運営を補助するための役割。私の件はほんのおまけだと思っていいわよ」
「そういう事なら…部活に入る予定もないですし、他でもない生徒会長が指名をしたという事ですから、お受けしたいと思います」
紅茶と事件を取り込んだ生徒会室での談話もまとまり始め、外はそろそろ夕方になるという所だった。青と白が瑞々しい空はもうなく、太陽が地平線から振りまいた赤色の空に変わるほどの時、生徒会室に見回りに来た教員の施錠の一声で今日の会議は終了となった。
「義隆君はまぁ入ることになるとして、三美ちゃんは入ったりしない?」
「それは………」
岬が提案を投げかけたのは、義隆の隣でひたすらひっそりとしていた三美だった。唐突な岬の提案に言葉を詰まらせる三美。しかし、そんな彼女を見て、岬は我に返ったようにハッとする。
「あぁ、もしかして私が合唱部の部長もしていることが、三美ちゃん的には引っ掛かってるのかな?」
「………」
三美の反応、義隆には見覚えのある反応だった。駅のホームで、義隆が自分の行動を読み当てた時…ではなく、その後の、義隆がうっかり余計な一言を言ったがために、怪訝さの隠せなくなった表情。まさにその時と同じ反応だった。
「まぁ、三美ちゃんにもいろいろ事情はあるみたいだから。朝陽はああ言ったけど三美ちゃんには無理は言わないでおくわ。”カナリア”の噂も欠片だけなら知っているから」
「………すみ、ません」
”カナリア”…彼女を表す記号であると義隆は理解していた。しかし、今の彼女は歌にも関わらず、その”カナリア”の名前にもいい反応はしない。そして、消沈している三美に、岬は続けて言葉をかける。
「まぁ、個人的には勿体ないって思っちゃうけどね。あなたがどうであれ、私の聴いたあの歌は、私は好きだったし、もっと聞いていたかったって気持ちもある。学校のルールで合唱部は無理だとしても、三美ちゃんは三美ちゃんの道でもっと歌を歌っててもいいと思うかな?」
「………」
岬の意見に、三美は何も返さなかった。俯いた表情からもその心の内は読み取れず、岬や朝陽、そして同じ下足室に至る義隆にも、彼女の今の心境は推し量ることは出来なかった。夕日に揺れて一層際立つ碧緑の髪と、夕日を吸い込んで輝く瞳、変わらない様に見える彼女のその姿は、何を思っているのか。
………
駅のホームで同じ道を行く電車を待つ義隆と三美。特に理由もなく、三美は義隆の側に座ってベンチで本を読んでいる。カバーの掛けられた文庫本、以前も見た光景だ。
「…本、好きなのか?」
「………え」
本に夢中になっていたのか、三美は少し遅れて義隆の質問に反応する。
「よく本を読んでるみたいだけど」
「……本は、好きかもしれない。でも、一人で本を読むのが、いい」
一人で、
それをはっきりと口にして三美は本を読み続ける。彼女の姿勢は自然だった。本が大好きで、読み込んで顔を隠すような狂信さはなく、理解のできない本を読んでいる気になったような澄ました様子もなく、彼女は自分の読める本を、無理せず読むことが出来る姿勢で読んでいる。それは、彼女が本そのものを好んでいる訳ではないことを物語っていた。
「一人、が好きなんだな」
義隆の言葉に、三美は何も返さなかった。しかし、義隆の言葉を聞いてなお、三美は自然と本を読む手を止めずに、今を保つことで、義隆の話を肯定していた。
「じゃあ、俺少し離れてた方がいいかな?俺がいてもそれはそれで邪魔に………」
義隆がそう言って、彼女の座っている席から離れようとする。そして駅改札を挟んで向こうにあったベンチを見て、そこに向かおうとした時、
ぱしっ
義隆は不意にブレザーの裾に引っかかりを感じた。飛び出た釘でも引っかけたかと後ろを見ると、裾を引っかけていたのは小さくて白い女の子の手だった。そして、手の伸びている先に視線を遣ると、右手で本を持ったまま左手で義隆の裾をつまんでいる三美の姿があった。
「………」
「あの…畑中さん?俺の制服をつまんで何を?」
本を見たまま義隆をつまんでいる三美、沈黙がしばらく続いて、彼女は視線だけを義隆に向けてポツリと呟いた。
「…ページ、めくれない」
「はぁ」
少し不満そうにそう言った三美。しかし、背中を向けたままの義隆の制服を手放す様子はない。
「…なら、俺の制服をつまんでいる左手を解けばいいじゃないか」
「………でも、成田君はどこかに行く」
「一人の読書が好きなんじゃないのか?」
「………」
義隆の質問に、三美は自分の読んでいたページに
「………」
「…ひょっとして、ここにいて欲しいとか?」
「…夕方みたいなこと、あるかも…わからないから」
今日あった出来事を思い返すような、言葉を探すような口振りで三美はそう言った。義隆は彼女の言っていることに納得はしたが、それが彼女の行動の理由かという疑問はいまいちはっきりしなかった。彼女の言葉は、なんというか、手探りに見えたのだ。
「ま、そう言うんなら仕方ないな。でも、俺でいいのか?」
「成田君は、あの人たちを…止めてくれたから。信用、できる」
「そうかい」
三美の意見に納得して、義隆は三美に背中を見せることを止めて、その場に立って帰りの電車を待つことにした。義隆がその場を離れないと判断した三美は、義隆をつまんでいた左手を離して、
「………ありがとう」
本に視線を落としたまま、三美は義隆に言葉を送った。
「いいよ。クラスメイトが困っていた。それで助けた。何て事はないさ」
「うん」
帰りの電車が来るまでの残り数分間、義隆は三美のそばで乗る電車を待っていた。そして、目的の電車がやって来たとき、三美も本を閉じて立ちあがり、義隆と三美は、また別の扉から電車に乗って帰っていった。
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