04-03:Infomation>MagiSummary
注記 > 04:『迷宮都市』時点での魔法概要
=用語===========================
・
魔核は魔素を魔力に変換する他、魔力を蓄積する機能を持つ。人はそれを生命活動に利用し、余剰を
故に過度に
生命活動を維持する為のセーフティのようなものだが、本来あるべきエネルギーすら使い果たす行為故に命を落とすことがままある。
・
既存魔法を大きく改変して、全く別の魔法として成立させるユニークな魔法。
時には人生そのものを掛けて作られる物もあり、
なお独自性を失う、つまり周知されると
・
神話の如き奇跡の体現。例えば大地を揺るがす、天地を逆転させる、星を降らす等人には到底たどり着けぬ魔法を超えた魔法。
特に七栄神に関係すると認められたものはそう呼ばれることが多い。
・『フィゴール王が飛んだ』
犬も歩けば棒に当たる的な故事成語。
・
ステラの髪を用いたおまもり。親なき子の守護の福音を施された特別性で、夜泣きやぐずり、赤子の不安に効果がある。
反面タオルケット離れが難しくなる難点が在る。
・
ステラが作った戦闘スタイル。
どっちつかずではあるが、それ故に戦場把握に優れたポジション。
・
魔力が強制的、かつ無制限、無秩序に放出される現象。一度発生させれば魔力が枯渇するまで、荒れ狂う魔力が放出され続ける。発生した場合必ず
止めるには気絶させるか、当人が精神を静かに保ち止めるしかない。
・
魔道具や魔法陣を用いた大規模効果を齎す大魔法。迷宮都市では魔獣に対する結界として、街そのものを
=詠唱魔法=========================
・〈ウォラーレ・シーカー〉
飛翔魔剣の総称。矢などの魔法を飛翔させずその場で固定して、そのまま操るための技術体系。
一定以上の魔術センスと操作感覚が必要となる。
・〈ディア・ラ・シーカー〉
土属性のウォラーレ・シーカー。切れ味より頑健さが目立つ。劇中ではメディエがナイフ状にして使用していた。
単語の意味は次の通り
『クリム』:来たれ
『ヴォ・[属性名]』:標準的な属性宣言の一貫。
『ラ』:「○○の」という意味。
『スフィーダ』:刃。
・〈ウォラーレ・シーカー〉(ヴォーパル)
星属性と土属性を混合したウォラーレ・シーカー。ヴォーパル・イェニスターによる花弁を媒介にした飛翔魔剣で、応用性が非常に高い。
後の歴史書には記されたメディエの十八番として記録されている。
=身体魔法=========================
・
〈スパーダ〉の重ねがけ。剣のひと振るいにより、武器本来の攻撃力、重ねがけした〈スパーダ〉の攻撃力を加えた一種の曲芸にして奥義。
見た目に捕らわれると痛い目を見る事になる秘剣である。
=ヴォーパル========================
・V.O.R.P.A.L
対ジャバウォック用の神剣。一般的にはおとぎ話の存在であり、偽物が出回ることも多い。
・
ヴォーパルが秘める神秘の力。道理を超えた超常現象を発現させる。
権能の使用宣言・種別宣言>>
・
ヴォーパルの魔剣が持つ、固有の機能。魔道具で言う
またV.S.Sは従来の魔道具で模倣出来ても再現できない。
・V.O.R.P.A.L-NO.02 "IPHEION"
ヴォーパルの魔剣。
権能は不明。
主人格は不明。女性の声をしている。
・V.O.R.P.A.L-NO.23 "YENISTER"
ヴォーパルの魔剣。
権能は『
主人格は現在、ハーブ・フローラ・ティンダーとなっている。領主経営知識を持ち合わせる、お役立ち神話剣。
・
衝撃波を放つ基本的なV.S.S。振りかぶる速度、及び発動タイミング、魔力量によって範囲、威力が変動する。
イフェイオンの場合蒼の四角錐を基準として発現する。
・
イェニスター専用。超重量にして巨大な楔の魔剣を呼び出す。串かれた相手は一定時間スタンする。
・|V.S.S#SealingRite-Welse《シーリングライツ・ウェルス》
イェニスター専用。
=心象魔法=========================
・
氷の矢を射出する希少魔法〈アイスアロー〉の偽装。貫く冷徹。
偽装詠唱は『未確定』。
着弾時傷口を凍らせる効果がある。出血はないが肉体が硬化するため動きが阻害される。
また砕けた直後はマキビシ的に破片が舞うため、裸足の集団には効果大。
・
反響に依る周囲の測定を行うアクティブソナー。
偽装詠唱は『なし』。
発信点より100メートル四方、視線が通る範囲オブジェクトをはっきり検出する。
また物体の存在のみであれば300メートル四方をカバーする。
閉所や洞窟などの場合、その範囲は飛躍的に広くなる。
・
応急処置とは名ばかりに、対象を『健康』な状態にシフトさせる。
偽装詠唱は『未確定』。
ただし外面的に見えているものにのみ影響し、内面的な怪我には効果を及ぼさない。
・
宣言する言葉を用いて対象に干渉する原始的な魔法。
偽装詠唱は『なし』。
言祝ぎの概念を用い、対象の心に行動を囁く。
対象との意志による判定に成功した時、宣言どおりの効果を対象に与える。
ただしその解釈は相手に依存するため、期待通りの効果を得るためには注意が必要。
命令フレーズが短いほど強力な効果を齎す。
・
魔法による盾、その基本となる形態。
偽装詠唱は『未確定』
大型の長方盾であり、射撃用の丸いスリットがある。
・
魔法による自在剣。その基本となる形態。
偽装詠唱は『なし』
矢系の魔法を飛ばさず固定し、刃となす魔法。3次元的な起動を描く剣閃は見切ることが難しい。
流水を用いた飛翔魔剣。
偽装詠唱は『未確定』
透明な刃はただでさえ見づらく、また切れ味を損なうことはない。
頭が悪い放出系魔法。
偽装詠唱は『未確定』。
4方属性の
大地に刺さると文字どおり消し飛ぶ。
・
厳密には魔法ではない。
・
狙撃銃の砲身を作成する。
偽装詠唱は『なし』。
構えたグラジオラスを中心に、砂塵を元に2メートルほどの棒を作成する。手元をさらにロスラトゥムで支えることで、巨大な仮想杖とする。
頑強さはないため、一発ごとに崩壊する。
・
【砂塵の狙撃杖】《ぐりっど・すたんど》用の弾頭魔法。
偽装詠唱は『なし』。
単純な物理衝撃を与える対物狙撃弾。風の影響を受けづらいが、滞留魔素の影響はもろに受けてしまう。
・
視界を強化する。
偽装詠唱は『なし』。
視界を強化し、キロメートル単位で相手を補足することを可能とする。発動中体感時間はゆっくりになり、また視野は狭くなる。
自らの目を用いるため、魔素の対流を直に観測可能。
・
外傷だけではなく、内的な裂傷等怪我の治療を行う。
偽装詠唱は『未確定』
無意識的に行った初の連鎖心象魔法。
また酷使した筋繊維を修復したり、乳酸を解きほぐすなどコンディション調整にも使える。
・
操作する水で人形を作り出す。
偽装詠唱は『未確定』。
脳裏にある記憶を形にするため、若干美形になる。また触るとひんやりブニブニ気持ち良い。
リグとは光の神ヘイムダルに通じる、艤装魔法だ。
・
外界からの認識を阻害し『存在していない』ように見せかける。
偽装詠唱は『
存在感を消す魔法であるが、自己主張が激しければ当然バレる。
また街中の往来などで使うと、突如すき間が出来たような違和感を持たれるため注意が必要。
・
秘密収納の拡張機能。所謂アイテムストレージに相当する特殊魔法。
偽装詠唱は『なし』。
要グラジオラス。
心象魔法上、初の補助具を必須とする魔法。
内部格納した物質は時間経過を伴わないが、格納したものは覚えておく必要がある。
・
声の魔法。衝撃を重層化してぶつける。
偽装詠唱は『なし』。
相手は吹っ飛ぶが、本気を出すと振動で物質が崩れる。
・
石の礫を射出する〈ストーンアロー〉の偽装。穿きの岩。
偽装詠唱は『なし』。
着弾時傷口を潜り進む効果がある。
単純な物理特性を持ち、矢の中では最も射程が長い。
・
炎の矢を射出する〈ファイアアロー〉の偽装。螺旋する炎。
偽装詠唱は『未確定』。
着弾時傷口を刳り焼く効果がある。
また炎そのものであり着弾地点への着火が可能。
・
『対ハイエルフ検出用特級隠蔽魔法』
偽装詠唱は『なし』。
ダダ漏れになっている余剰魔力を抑え、循環しエルフと同等まで落とし込む偽装魔法。
魔法というよりは
・
ゆたんぽ。
偽装詠唱は『なし』。
とてもぬくい。眠くなるので注意。
・
軸となるものに併せて刀身を作り出す。
偽装詠唱は『未確定』。
液体である水は即ち流体であり、常に刃を引く状態である。
その水圧が許す限りの物体は滑り切る事が可能。
・
風の刃を射出する。〈ウィンドブレード〉の偽装。切断する風。
偽装詠唱は『未確定』。
単純な切断というだけではなく、刮ぎ進む効果がある。
また風は血糊で錆びることはないため、その形が崩れるまで切れ味を損なうことがない。
・
視界に作用する真実を露わにする看破魔法。
偽装詠唱は『幽世に 映せよ真 我が瞳』
瞳は古来『カカメ』と呼ばれ、鏡の由来となったという。
映されし真はその者の有り様を映し出す。
<<閲覧制限事項>>
・
ちょっとしたポシェット程度の収納を得る。
偽装詠唱は『なし』。
ジッパーを開くように空間を滑らせる必要がある。
・
対象の身体的疲労を回復する。その度合はこの魔法を行使する時間に比例する。
偽装詠唱は『いたわりて みたせみずがめ そのうつわ』
精神に作用しないため、子育てにナーバスになった母親等に使う場合は注意が必要。
・
『足つく場所こそ地面』という概念を作り出す。
偽装詠唱は『未確定』。
かけられた本人の足元が地面という概念を付与することで、天井を駆けることを可能とする。なので担架で運ぶなどした場合、運ぶものと運ばれるもので重力差異がでる。
また本人にのみかかる制約のため、下手をすると空に落ちるので注意が必要。
・
対象地域全体を俯瞰する。
偽装詠唱は『なし』。
実視界を封鎖する代わりに衛星レベルの高度から地域観察を可能とする、
・
凍てつく棘の
偽装詠唱は『なし』。
大地より凍てつく無数の棘が沸き立ち、触れたものに反応して串刺しにする。ただし反応するごとに棘の耐久力が減る為、無限に守りを固められるわけではない。
・
イメージが具現化した魔法。無意識下の拒絶が生み出す虚構。
偽装詠唱は『なし』
物理的な物質を消し飛ばす威力が保証されている。
詳細は不明。
・
死を告げる天使、アズライールをモチーフとした死の福音。
偽装詠唱は『即興歌』
対象の魂と肉体の接続をゆっくりと断ち切り、対象に安楽死を齎す。
・
全てを灰にする炎を生み出す。
偽装詠唱は『未確定』
小さな種火が1つあれば、何もかもを燃やし尽くすのに事足りる。
もとは西遊記における牛魔王の息子、紅孩児が操る仙術の再現である。
しかしながら炎の色は赤ではなく、どこまでも熱い蒼白だ。
・
スタンガン+突き飛ばしの魔法。水に対して感電する。
偽装詠唱は『未確定』。
ステラの流水等、魔法で作成した水を経由する場合威力が向上する。
雷撃自体扱うものが稀有であるため、使用には最新の注意が必要。
・
自分に従う式神の作成を行う。
偽装詠唱は『なし』。
進化した
真の姿は心の目で見る必要があり、姿は幼いステラの姿をしている。ただしカラーは付与した物品に従う。
・
身体を浮かせて飛翔する。
偽装詠唱は『未確定』。
【浮遊】を【微風】で制御した高速移動法。同時に風の膜を張る必要がある。
巡航速度は時速80~120km程。
現在地点の風向や風力に依存して速度は変化する。
・
怪腕と呼ばれた巨大なゴーレムハンド。
偽装詠唱は『未確定』。
望んだサイズの腕を岩石で作り出す。慣れれば編み物もこなす事ができるだろう。
・
丸太と呼ばれた丸太ゴーレム丸太ハンド丸太。
偽装詠唱は『そらたかく おしあげいずる このはもり ささえしみきえだ いとかがやけりて』。
丸太が強いなんて皆知ってるが、強いて説明すれば
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