勇者と魔王が突然入れ替わったら、やっぱり色々面倒くさい。

ゴルフを知らない人のために

【以下ゴルフを知らない人のための説明、いっそゴルフ編を読み飛ばすもあり】

　ゴルフは、ティグラウンドからボールをクラブを使って打ち、グリーンの穴に入れる競技である。より少ない打数で入れたほうが価値という分かりやすいルールだ。

　例えば、ティーグラウンドからグリーンまで３００ｍ位のコースならば、ＰＡＲ４と言われ、４回打って穴に入れるのが基準となる。

　３００ｍ（３３０ヤード）のコースの場合ドライバーで２００ｍほど飛ばし、残り１００ｍをアイアンというクラブでボールを打って、グリーンに乗せる。そこからパターという道具で起伏のあるグリーン上でボールを転がす。パターを２回うって穴に沈めることができれば、合計４回打って穴に入れたことになり、これをパーという。

　もし３回で入れることができれば、規定の４打より一打少ないのでバーディ、2打少なければイーグルという。

　逆に１打多い5打で入れた場合はボギー、2打多い場合にはダブルボギー、3打多い場合にはトリプルボギー、それ以上の場合には、普通に＋４　＋５と表現する。

　これを通常１８ホール行い、合計の打数が少ない方が勝ちである。

　通常ＰＡＲ４（4打で入れるとパーになるホール）が１０ホール。

　ＰＡＲ５が4ホール、ＰＡＲ３が４ホールで合計72打で終わることができたら非常に優秀である。

　ちなみに通常初めての時は130~160位のスコアに収まることが多い。正直１５０以上はかなり迷惑なので相当練習することが求められる。

　ちなみに作者の最高は８３であり、更新を目指してるがなかなか厳しいのだ。

　今回、ハイネケンとゆらめきで行われる対戦方式はマッチプレーである。

　１８Ｈ（ホール）の合計打数を競い、少ない方が勝ちなのだが、今回は１Ｈごとに打数の少ない方を、勝者として、勝敗を決めていく。

　ゴルフにおいては初心者は平気で１０打以上を打ってしまい、そうなればもう逆転はできないため。マッチプレーの方がまだ初心者にチャンスがあるといえる。

　今回の場合はハイネケンに各ホール0.5打のハンデが与えられる。

　この場合、ハイネケンが4打で終わり、ゆらめきも4打で終わった場合、ゆらめきが4.5打となってハイネケンの勝利となる。

　つまり同スコアの場合にはハイネケンの勝利になるのである。

　まあ通常地方大会で優勝した人間と初心者ではこのくらいのハンデでどうにかなるわけがないのだが、ハイネケン様には作戦があるようです。

　以上説明終わり！

　以降本編へ