十年ののち
spin
悪い夢
悪い夢だった。脇の下が不快な汗で湿っていた。
そこは自分でもわからない何かの肉を扱う工場だった。真理子は必死に流れ作業をこなしていた。単純作業だが、要求される処理量には無理があった。作業が遅れると、班長に構内にある事務所に連れて行かれた。そこで行われることはわかっていた。
ブラインドが降ろされて、鍵が掛けられた事務所に班長と二人きりになった。班長は、五十がらみのでっぷり太った醜い男だった。真理子は班長から服を脱がされると、胸や股間を弄られ、唇にキスされた。真理子はそれに必死に耐えなくてはならなかった。それだけでなく、悦んでいる様子さえも見せなければならなかった。それが真理子の仕事だった。しかし、本当に辛いのはこれからだった。次に真理子は露わになった班長の下半身の勃起したペニスを掴んだ。それを発射させれば、この仕事から解放される。それだけが救いだった。そのとき、「ピピピ……」という電子音が鳴り響いた。
すべて非現実の出来事だったという安堵が一段落すると、真理子は今なお自分がかつての暗黒時代の影響下あることを思い知らされ、苦々しい思いになった。性風俗の仕事は後々も尾を引くとは予想していたが、もしかしたらそれは自分にしか見えない刻印として一生自分を呪縛し続けるのではないだろうか。
真理子はベッドの中に携帯端末を持ち込んだ。毎朝、起きる前にベッドの中でメールをチェックしたり、ニュースを読んだりするのがスマートフォンを購入して以来の習慣になっていた。
今やほとんど使用していないガラケーのメールアドレスに「お久しぶり」という件名のメールが届いていた。その送信者欄に「
真理子は六本木のHUBで
そんなとき、康介からLINEが来た。三十分遅れるということだった。三十分は一人でいるには長すぎる時間だった。読書もできたが、HUBではどこか場違いな行為に思えたし、読書したい気分ではなかった。
真理子は、緊張を感じつつ、店の入り口近くの大型の円形テーブルに向かって移動した。白人男性と日本人女性の若いカップル、スーツ姿の若い男性二人、顎髭を蓄えたインド人らしき男性がそこにはいた。真理子がテーブル席にドリンクを置くと先客から一斉に値踏みするような視線を浴びた。金曜日なので真理子は、それなりにオシャレしていた。グレーに白のチェックの膝丈スカートにタートルの白ニット、黒のハーフコートというコーディネートだった。
真理子がインドらしき男性の隣の席に座ると、彼は、「乾杯!」と言って、グラスを掲げた。こうして外国人とカジュアルにやりとりできるのがHUB、延いては東京ならではの魅力である。しかし、今ではその魅力もかすんでいる。最初は新鮮だったが、慣れてくるとそうでもなくなる。一期一会というのは確かだが、実際は、ただ行き過ぎるだけの出会いがほとんどだ。それでも、知らない人と会話を持つことは、いつも新鮮で、スリリングな体験だ。
「今日は、お仕事帰りですか?」と男性が訊いてきた。
真理子は日本語ができることに安堵して、質問に答えた。何度かやりとりして、お互いの話をした。男性は、やはりインド出身で、大手IT系企業に勤めているということだった。インド人は、饒舌に仕事の話を始めた。込み入った話で、真理子の理解を超えていたが、そこには情熱が感じられた。真理子は適当に相槌を打っていたが、その目の輝きに、相手が自分がフリーだと勘違いすることを危惧した。
「今日は、彼と待ち合わせなんです」と真理子はインド人がドリンクを買いに行って戻ってくると言った。「おお、そうでしたか」と言う声のトーンが途端に下がった。やがてインド人は、隣に座った別の女性と話し始めた。
真理子は手持ち無沙汰になり、スマートフォンを取り出した。こうしてスマホを見ていれば、何かしらやっているように見える。実は何をしているというわけではないのだが。
「今日はお一人ですか?」
聞き覚えのある声だった。
「お疲れ。待たせてごめん。ドリンク買ってくるね」
真理子はその間に、最初に座っていた席に戻った。康介は、いつものようにパイントのHUBエールを持って来た。紺のPコートにジーンズという服装。IT会社勤務の康介はいつもカジュアルだ。
「ごめんね。もう少し早く帰れると思ったんだけど」
「お疲れ様」
真理子はそう言って、ほぼ残っていない四分の三パイントのビールグラスを持ち上げた。
「怒ってる?」
康介は自分の表情を誤解したようだ。真理子は、必ずしも恭介からのメールの件について話す必要がないようにも思い、どうしたものかと迷っていた。康介にしてみれば、良くてもどうでもいい情報で、悪くて心配の種になる情報だろう。しかし、話したいという欲求を抑えることはできそうもなかった。
「ううん。仕事忙しいんだね」
「今はそこそこかな。これからもっと忙しくなるよ」
「グループリーダーだからね」
「まあね。やっぱ前の方が良かったかも。まあ、でもこの歳になれば、仕方ないか」
康介はそう言って、ビールを呷った。
「そう言えば、今朝地震あったよね」
康介は真理子とアイコンタクトすると言った。
「そうだっけ?」
「明け方、六時頃。結構揺れた」
「へぇ~、気が付かなかった」
「最近、地震多いよね。地震対策やってる?」
「いや~、やってないな。やってる?」
「俺もやってないけど。自転車のヘルメットくらいかな。それ、防災用にもなるでしょ」
「いいね。ヘルメットか。わたしの家だと置場に困りそう」
「まあ、置場は工夫すれば作れるよ。ただ、防災用のヘルメットは、見た目的にいまいちだからね」
「そうそう。オブジェにはならないしね」
真理子はそう言うと、ビールを飲み干した。
「食べ物買ってくるね。何にする?」
真理子は、追加のビールとフィッシュ&チップスとサラダの番号札を持ってテーブルに返ってくると、いよいよ恭介からのメールの件を話題に出した。
「わたしは今朝、個人的なことで、びっくりすることがあったんだ。なんと十年以上前に付き合っていた人からメールが来たの。内容はただ『元気ですか? 先日偶然、昔使っていた端末を見つけて、このアドレスを見つけたのでメールしてみました』という簡単なものだったんだけど。まあ、驚いたわ」
「へぇ~、それはそうそうあることではないよね」
康介は真剣な面持ちで言った。
「で、返信は?」
「してない」
「しないの?」
「……どうかな」
「学生のときの彼氏?」
「うん、そう。その人とはお盆の帰省のとき、新幹線で会ったの」
「新幹線か、そういうのいいね。ぼくも一度だけ隣り合った女の子と話したことはあったな。それきりだったけど。そのときは、話が盛り上がって、後日会う展開になったの?」
「そう。新幹線では、相手が読んでた本が、あるイタリアの作家の小説だったんだけど、その小説は映画化されてて、わたしはその映画を見たことあったんだ」
「へぇ~、ちなみになんて作家? 言ってもわからないだろうけど」
真理子はモラヴィアの名前を出したが、康介は知らなかった。
「その人って結構マイナーな作家でしょ。それはすごい偶然じゃない? 付き合ったのもわかるわ」
「フフ、そうね。そういうのは確かに、何かピンと来るものがあるよね。テンション上がるし」
「だよね。ぼくもロードバイク乗ってる子だったら、たぶんテンション上がると思う。それでその人とは、どのくらいの期間付き合って、何が原因で別れたの?」
「……半年くらい。別れた原因は、何だったかな。……まあ、よくわからないんだけど、わたしが振られた。もう会えないって言われて」
「へぇ~、そうなんだ。まあ、ぼくは君がその人と別れたから君と出会えたわけだから、ぼくにしてみれば、それで良かったんだけど」
康介はそう言って笑った。
「まあ、それはそうね。フフフ」
真理子が笑い返すと、康介は自転車で遠出した話を始めた。真理子は康介の話を聞きながら、恭介のことを追及されなくてホッとした。過去に風俗で働いていたことを康介に話すつもりはなかったが、できれば嘘はつきたくなかった。
その夜、HUBの後、中目黒にある落ち着いて飲めるバーで飲んだ後、そこから歩いて数分の康介の家に行った。
1DKのマンションは、コンクリート打ちっぱなしのいかにも都会的な外観だった。オートロックというのもスマートだ。真理子はこの家に来るたびに、格差を痛感する。実際、収入には少なからぬ差があるだろう。こうして、自分がこの部屋に来て良いのか、まだ確信が持てない。
部屋に入って五分と経たない内に、真理子はツーシーターのソファーで康介に抱かれた。康介に求められるのは嬉しいが、いろいろと不安も掻き立てられる。しかし、その不安も、この刹那の快楽に没頭するのに役立っている。こうした交合もこれが最後かもしれないと思うと、熱中できる。真理子は、騎乗位で腰をうねらせながらそんなことを思った。
「なあ、今、住んでいるところ気に入ってる?」
二人が狭いベッドに隣り合って、眠ろうとしているときに康介の声がした。
「いや、別に気に入ってはないけど。狭いし、場所もいまいちだし……。でも、なんで?」
「うん、俺たちそろそろ一緒に住んでもいいかな、って思って。真理子はどう思う?」
「え~、ほんとに? だけど、大丈夫かな」
「何か不安があるの?」
「わたしが今住んでるとこ家賃五万なんだ。だから、あまり高いところには住めない」
「わかったよ。じゃあ、君の家賃負担は、最大で五万でいい。さっそく今度の週末に一緒に不動産屋回ろうか?」
「展開、早いね。まあ、いいけど」
真理子がそう言うと、康介は唇にキスしてきた。真理子はそれを受け入れて、舌を絡めた。歯磨き粉の味のするキスを貪りながら、真理子は今の生活から抜け出ることに期待よりも、不安の方を強く感じた。どこかで一生独身でいることが自分には相応しいと思っていた。元風俗嬢が同棲や結婚という一人前の幸せにあずかっても良いのか? わからない。もし話せるならそれが一番だ。今ならまだ行ける。しかし、同棲してからはもう遅いだろう。子どもができたりした日には、腹をくくるしかない。風俗をしていたのはもう遠い昔だし、そのことがバレることはまずありえない。自分が風俗嬢だった過去を知る人など誰もいない……。恭介を除いては!
真理子は胸を弄り、股間へと伸びる手を押しやった。
「またしたくなるから止めて」
暗闇の中に康介の微かな笑いが響くと、手は従順にも引っ込んだ。真理子は暗闇の中で爛々と目を輝かせ、恭介のメールのことを考えた。十年ぶりのメールはロマネスクな想像力を掻き立てるのに十分だ。恭介はどうしているのか? なぜ今頃になってメールしてきたのか? あの非現実的なメールには(もしあるとして)どんな意図があるのか? 頭の中が疑問符で満たされた時点で、真理子はメールに返信をすると確信した。
翌日の土曜日は、どんよりと曇った日だった。二人は、康介のマンションから徒歩で行ける商業施設内にある「サブウェイ」で二人で昼食を摂り、その足で予定していた映画を見に渋谷まで電車に乗った。クローニングが主題のSF大作映画だった。映画の後、康介は「なかなかスリルあったし、ラストも意外で良かったね」と大いに満足げだったが、真理子の評価は低かった。設定は興味深かったが、カネのかかった、アクションが売りの空疎な映画というのが真理子が下した評価だった。しかし、康介から「どうだった?」と訊かれたとき、真理子は映画がどうこうという話はせず、主演の俳優がオリジナルとコピーの二役で違いを上手く演じている、などという映画のせめてもの長所でお茶を濁した。時間は四時過ぎだった。夕方までお茶したり、店を見て回ったりして、その後、居酒屋などで飲むというのがよくあるデートパターンだったが、真理子は今日に限っては、ここでお別れすることにした。
「せっかくだけど、今日はもうお暇するわ」と康介から「これから、どこ行こうか?」と訊かれたときに真理子は答えた。康介は目を丸くして、「えっ、なんで?」と訊いてきた。
「ちょっとやることあるから。トライアルだけど」
「……ああ、なるほど」
康介は呟くように言った。真理子は急に言い出したことをすまなく思った。トライアルを早く片付たいとは思っていたが、今日康介と時間を過ごしても、トライアルの期限まで時間の余裕はあったので、問題なかった。本当は一人になりたかったのだった。
「じゃあ、来週は物件巡り、よろしくね」
「うん。わかった」
駅でそう言葉を交わすと、康介と別れて、東横線のホームに向かった。真理子は言われるまで忘れていたが、不動産巡りは、歯医者での診察のように気が進まないものになっていた。今となっては、康介との関係を進めることに、あまり気が進まないものがあった。風俗嬢を経験したせいで男性に夢を見られなくなったせいもあるだろう。ほとんどの男性は、恋人や妻がいても、魅力的な女性との性交の機会に目を光らせている。大半の女性は、そのことに憤慨するだろう。しかし、それが女の生理のような男の「仕様」だとしたらどうだろうか。真理子はそういう見方に傾いていた。そうした達観もしくは諦観に至ったのは、風俗嬢を経験した影響であることは間違いないが、それは男性の性欲の観察からなのか、それとも自分が風俗の仕事をしたことに対する負い目に由来しているのか、あるいはその両方からなのか自分でもわからなかった。二十代半ばからずっと恋人がいなかったのも、風俗嬢の経験が影響していた。とりわけ、恭介との交際で実際にそのことがどのように交際に悪影響を及ぼすかを実体験したことが大きかった。それ以来、職場でも、バーなどの出会いの場でも自分から男性を避けていた。ずっと恋愛に対して劣等感があった。たぶんそのために、康介のようなどこかぎこちない男が自分に合ったのだと思う。
康介と出会った場所は、今や彼とのデートの定番スポットになっている六本木のHUBだった。真理子は夏の終わり頃に高校の同級生の
めったにないことだったが、真理子は張り切った服装で、HUBで出会いを待った。職場の服装規定は緩かったが、それでもあまり浮くような服装はできなかった。真理子は、七分丈の黒のカーディガンに白のタイトなパンツという昼間の服装に、長めのネックレスをプラスした。一緒にいる久美子は、ボーダーのTシャツにデニムスカートという格好だった。康介と彼の同僚は、三組目の「客」だった。二人はそれぞれポロシャツとTシャツというカジュアルな格好で、小太りの康介と黒縁眼鏡の同僚は、草食系な雰囲気を醸し出しており、イケイケというか、ナンパ慣れしている風なそれまでの年下のスーツの二組とは対照的だった。
会話はありきたりというか、ほとんどが情報の交換だったが、真理子はポツリポツリと話す康介の朴訥とした話し方に好感が持てた。康介は熊本出身だった。年齢は三八だったが、実年齢よりも五歳くらい若く見えた。どこか女性に照れている高校生のような雰囲気は、初々しいものがあった。その日は、連絡先交換だけで最初のデートはそれから一週間後だった。康介が提案した店は、渋谷の新南口の近くにあるスペインバルだった。その店の選択から康介が意外にも都会的な場所に詳しいことが伺えた。デートでは、仕事の話や学生の頃の話をしている内に、やがて地方出身者から見た東京の話になった。
「当時は東京タワーに上ったり、竹下通りを歩いたり、お上りさん丸出しでしたよ」と康介。
「わたしも渋谷のショップとか一時期毎週のように通ってました」
「やっぱり地方出身者の誰もが通る道ですよね」
「特に昔は東京と地方の差が今よりも激しかったですからね。今はネットがあるし、買い物もほぼネットでしてます」
「今は地元志向の人も多いですよね。そういうの、マイルドヤンキーって言うのでしたっけ?」
「そうですね。でも、私たちの世代でも地元に戻っている人も少なからずいますよ。東京に出てきた人の半分くらいは、やっぱり地元がいいやってなるような気がします」
「隠れマイルドヤンキーだったのかな」
「そうかも。彼らはメディアの影響もあって、東京に一度は出てみるけど、数年で合わないなって思って田舎に戻るんじゃないかな」
「なるほど。真理子さんはどうですか? もうこっちに出てきて十年以上になるんでしょう?」
「わたしは……戻りたいとは思わないですよ。うん。まあ、性格でしょうね。独身というのもあるけど、仕事さえしてれば自由なんですよ、今は。やっぱり田舎と違ってライフスタイルの自由度が高いところは魅力ですね」
「地元を離れて一人暮らしすることに勝る自由はないですよ。ぼくももう何年も一人暮らしですけど、どうでしょうね。ずっと一人というのも。真理子さんは恋人は欲しくないですか?」
「そりゃあ……欲しいです」
真理子は視線を外して言った。
そんな会話が二人の関係をここまで発展させてきた。確かに会話は重要である。長年連れ添った夫婦でもなければ、会話がなかったら、お互いの内面を通じ合わせることは難しいだろう。しかし、会話を交わせばそれで直ちに分かり合えるというわけではない。トークは必ずしも内面を披露する手段にはならない。たとえば、詐欺師にとって、トークは目的達成のための道具である。トークは結局、話し手の意図により、さまざまに性格を変える。自分が康介と交わした会話は、相手への関心や自己開示のみに基づいていたとは到底言えない。もし自分にニーズがなかったら、康介に興味を持ったかどうかも怪しい。今思うと、康介が好きだから付き合ったというよりは、彼は、付き合うのに良さそうな相手だったのだ。当時は、恋愛から遠ざかっていたこともあるが、付き合うことが目標だった。だから最初の頃は、自分の気持がどうこうというよりは、康介から好かれることに重点を置いていた。たとえば、康介が見たい、行きたいと言った映画やイベントには必ず同行した。しかし、これからもそれでやって行けるのか? 半年経って、最初の頃よりも距離が離れているように感じる。それとも、相手が誰でも同じだろうか。いや、そんなことはない、と真理子は恭介のことを思った。
『お久しぶりです。メール驚きました。わたしは元気です。恭介くんはどうですか? 今は何をしているんでしょうか?』
ありきたりの内容ではあるが、最初のメールとしてはこれで十分と思えた。真理子は「えいやっ」とスマホの返信ボタンを押した。もし恭介と会うことになったら、康介は悲しむだろうか? 女が他の男と関係を持つなというのは、男にとって都合の良い話だ。康介は元風俗嬢と付き合うだろうか? わたしがそうだと知ったら、別れるのではないだろうか? いずれにしても、黙っているわけにはいかないだろう。結局、時期が来れば、関係を進めるか、終わらせるか選択を迫られることになる。いつまでも恋愛関係のままでいるわけにはいかない。それは自分が大人だから、仕方がない。
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