自分の俳号を考えた件【約310文字】

 その名はずばり「自適斎」である。その心はと言えば、「自由」や「自在」のような「自」の入った熟語が好きなこと、交遊を相当程度限定して単独行動を旨とし(俗に言う「ぼっち」だろう)、悠々自適な生活を志向していることが挙げられる。

 そう思って検索にかけると案に違わず、過去には狩野尚信(1607-1650)ら少なくとも三人がそう名乗り、現在でもそのハンドルネームを使用してしているひとがあるようである(その多くは俳号でないと思う)。名付けの才のない筆者としてはそれなりに健闘したつもりであったが、さすがに同じことを考えたひとは一人や二人ではなかったらしい。

 俳号は師などから与えられることも自らつけることもあるようである。

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