第41話 ※性描写あります。抵抗のある方はご遠慮ください。※

 うぅ…。


 尻が痛い、付け根が痛い、喉が渇いた。

 汗拭きたい、眠たい。

 どうして、こうなった?

 たしか見合いに行くとかなんとか言ってたよな、それに対して段ボールも持って帰れって言ったのは覚えてる。少し言い合いをしてたら、いきなり服を脱がされてこうなった。

 そこまで思い出すと恥ずかしくなった。

 ど、どうしよ。

 頭の中、パニックになってるよ。

 でも、気持ち良かった。

 好きな人に抱かれて、一つになる。

 それが、とても嬉しくて幸せなんだなと感じた。

 ひろちゃんは、私のことをどんなに思ってるのだろう。


 ねえ、ひろちゃん。博人先生。私はね、貴方のことが好きなんだよ。好きだから、余計に服だけ置いて放っとかれてるのは嫌だったんだ。あの服を見ながら貴方を思い泣くなんてこと、もうしたくないんだ。それに…、好きだからこそ、抱かれるのに嫌悪なんて抱きもしなかった。嬉しいのだけど、あなたの心の中には理想としている女性がいる。しかも、結婚相手までいる。

 なのに何故、私にエッチをしてきたの?

 あなたは鮫島教授(サメ)とは違い、ゲイではない。

 ノーマルな人だ。


 私の上に覆いかぶさって寝ている顔を見ると、このまま時間が止まればいい。

 そう思って見てると、眠気に誘われてしまいそうだ。

 しかし、重過ぎるのは嫌なので体をずらそうと動かす。


 う…、動かないのは何故なんだ。

 せめて下半身だけでもと思い足を動かすが、なんか違和感がある。

 少しの間足を動かしてると、その違和感がなんなのか。それに思い当たって顔が赤くなってきたのが自分で分かった。この人、アレを私の中に入れたままで寝てるのか。これでは、動けないではないか。


 仕方ない。 

 ぺちぺちと頬を優しく叩くが、それ位では起きてこないのは承知の上だ。

 鼻も摘まんでやるが、なかなか起きてきそうにもない。

 アソコを握ってやるかと思っても、握れない状態だし。


 ……乳首。

 噛んでやろうか、抓ってやろうか、舐めてやろうか。

 逞しい身体に触れて、乳首を抓ってやる。

 触りまくっていたら、下半身のアソコが膨らんできた。


 あ、ひろちゃんのが膨らんでると、気付いた途端に手を掴まれた。

 「何してるんだ」

 「乳首攻め」

 「お前ね…」

 はぁ…と、ため息つきながら言ってくる。

 「せっかく治まっているのに、寝た子を起こしてどうする」

 「だ、だって喉渇いたな、シャワー浴びたいなと思ってたのに、動けないんだから。だから、目の前にある乳首が美味しそうで…」

 「バカ、そういう時は起こせよ」

 「いや、なかなか起きそうになかったよ」

 なにしろ頬っぺたを叩いたり鼻摘まんだりしても、起きてこなかった。と言うと、身体を離してきた。

 私の中に入ってたアレも抜いて…。

 目に飛び込んできた、ひろちゃんのアレを見て思わず言っていた。

 「デカ…」

 そう言うと、ひろちゃんは「バカ」と言いながら照れて、手で隠していた。

 耳まで赤くなってるよ。

 そう言いたかったが、止めた。

 動けるようになり、シャワーを浴びに行こうとベッドから降りようとすると、ズベッと、ベッドから落ちた。

 脚が、腰が、尻が、重くて動けない。

 「大丈夫か?」

 「大丈夫ではないですー」

 やれやれ、シャワーまで連れてってあげようかね、と横抱きされて風呂場まで連れて行かれた。


 一緒にシャワー浴びるかという事で2人でシャワー浴びてると、尻の中に指を突っ込まれた。

 「っ!」


 指が、尻の中に入って?

 いや、アソコに入っていく。

 「あ… あ…」

 「ほら、動くな。中に入ったものを出さないと」

 中に入ったもの?

 「中出ししたから…」

 え、ひろちゃんの蜜が中に入ってるのか?

 「…んっ」


 あ、太ももに何かが流れてきた感じがする。

 尻の中では、ひろちゃんの指が動いてる。

 脚に力が入らない、ふらついては座ってしまいそうだ。

 ひろちゃんの首に腕を回して、しがみつき立っていた。

 このまま体温を感じていて、幸せを感じていたかった。

 「くっ…」


 目の前には、ひろちゃんの耳。

 耳たぶを口に含みたい、肩に痕をつけたい。

 「ぅ…」


 身体が熱い、そう思うと私のアレは興奮状態になり膨らんできた。



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