第22話 R18です。18歳未満&抵抗のある方はスルーして下さい。

 横抱きされたまま、リビングに連れて行かれソファに座らされた。

 寝室でなくて良かった。

 ホッと、一安心した。

 「なにも、そんなに安心しなくてもいいだろ」

と、笑いながら言ってくる。

 「ああ、ちょっとアザがあるかな」と言いながら、足を触ってくる。

 触診だから、まだ許してるんだ。 

 触れられてるところが気持ちいい。

 温かい掌に、医者としての目。

 なにか安心感を与えてくれそうだ。

 触れられてるままに、目を瞑っていた。


 気がついたら、ベッドに横たわっていた。

 あれ?

 気配を感じて横を向くと、ひろちゃんが。


 ギョッ!


 思考が停止してしまった。

 えっとぉ…。

 これは、どういうシチュエーション?


 この人の寝顔って可愛いんだな。

 やはりハーフだけあって、鼻が高い。

 髪も、栗毛に銀髪が混じってる。

 目元は寝てるからなのか、優しげな雰囲気になってる。

 頬は、少しふっくらしてる。

 唇に、目線をもっていった。

 口角があがり気味で、男らしさがある。

 自然と、その唇に顔が近づく。


 その時に、思いついた。

 この人の身体を見てみたいと。

 なにしろ、この人には自分の身体を見られてるのだ。

 見せてもらおうじゃないか。


 布団を捲ると、上半身は裸だった。


 うわっ…。

 筋肉もりもりだな、何歳だっけ…。

 そういえば、この人のアソコに押さえられた事あったっけ。

 見てみようかなと思い、布団を捲る。

 ひろちゃんの下半身に手を触れる、と同時に両手を掴まれていた。


 んー、 気が付かなかったな。

 「おめざめですか」

 「他人の身体に興味あるのか?」

 鋭い目つきで言われるが、こっちも引くつもりはない。

 「あなたには、この身体を見られてるんだ。だから、公平にしたいと思ってね」

 「公平?」

 「そう、あなたの裸を見させてもらう。それでアイコでしょ」

 鋭い目つきから睨む目つきに変わったひろちゃんに対し、私も睨んでやった。

 「おたくには、第一印象から悪かったんだ。裸見るぐらい別にいいだろ」

 そしたら意外にも、ひろちゃんの口元が緩んできた。

 「いいだろう。でも見るだけではつまらんだろう」


 え?

 すると、押し倒されてしまった。

 「ちょっ、ちょっと…何を」 

 なにをしてる?

 口に出して言いたかったが、代わりに出た言葉は単語でもなかった。

 「んっ、ふ…、ぅ…」

 「大丈夫だ、痛くはさせない」


 「はあ、はあ、はあ… ふっ…」

 「あぁ、感度がいいな」

 何か暑い、いや熱い。

 「ああっ!」

 身体が震え仰け反る。

 「う… くぅ… ふ…」

 手が身体をまさぐってくる。

 自分の身体が、自分のではない感じがする。

 身体の奥から何かが出てこようとしている。

 「あ!や… やめっ」

 「ん…、気持ちいいだろ」

 「くぅっ… んっ…」

 「1つ教えといてやる。この私に何かをしかけようとするのは無駄なことだよ」

 そうだな、そういう事を二度と考えないようにお仕置きしてやるか、と呟きながら触ってくる。

 「ここ、どこの部分か分かるよな」


 そこは、尻と尿道の間だ。

 男の大事なところに隣接する部分。

 それは分かるので、頷く。

 「この部分を、こうやってなぞると…」

 「ふわっ…」

 「いい反応だな」

 「あぁ… あ、ん…」

 この部分をもっと奥に突っ込むと、こうなる…、と言いながら突っ込んでくる。

 奥まで。

 「あ、あああっ…」

 指が中を、引っ掻いてる?


 いや、こすってきてる。

 「あ、あ、あ、あ…、ふぅ、ん…」


 「たまらないね。そういう反応をみてると、こっちまでその気になってくる」

 本数を増やさせてもらうと言いながら、一回指を抜くと、指の本数が増えてる。

 自分の身体の中に、この人の指が入ってるのか。


 しばらくすると、指ではない感触が当たってくる。

 「ふっ… あ、あ、あ、あうっ!」

 なんだ、これ?

 「大丈夫だ。最後まではしないから、安心しろ」

 と、優しい声が聞こえてきた。


 「あ、あ、あ、あ、あ…」

 自分の腰が動いてるのが分かる。

 「くぅ、ぅうっ…」


 「大丈夫だ。私を信じて欲しい」

 その優しい声に安心感を覚えた、その隙に何かを感じた。


 「あっ…、アアアッ!」

 叫びと同時に何かが弾け出た。

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