『すれ違い』

仲良し幼馴染だった僕らが疎遠になって早2年。

理由は忘れた。

喧嘩をしたわけではないはずなのに、何故か互いに意地を張っている。

わかっていても口もきけない。

学校で君が楽しそうに仲間と話すのを見て、胸を痛めるだけ。

追いかけて、追い越して。

時計の針がすれ違うように、僕らは今日もすれ違う。

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