第8話

うちには、《 微笑み菩薩 》が、居た。

飛んでフワフワ浮いている感覚があるようなイメージ!? ハイハイして小さい戦車ながらも、胸に抱いていると《 可愛い 》や《 人懐っこさ 》や《 よく笑う 》事から、人々が集まって来ていた、これも持ち味なのだろう、良い個性を持っていた。


また今は、吸っていないが、タバコを吸っている時に、イルカの空気の輪のように《 タバコの煙で輪 》を作ってやったり、《 口元で唇を裏返したり、元に戻したりする事の動作によってポッポッと音を出してあげる 》と喜んで、手を伸ばしてくれたり、両手を叩いたりしている笑い顔が嬉しかった。


メルヘン感や夢感覚を思わせるせいか、《 しゃぼん玉 》をいっぱい作ってやっても手を伸ばし、両手を叩いてキャッキャッ×4と喜んで騒いでくれていた、うちには、心をなごませる《 天使!? 》や《 微笑み菩薩!? 》が居た。


しかし、別世界では、ボタンの掛け違いから争い事を漂わせる気配が、黒い霧が膨れつつ、起こりつつあった!?・・・・・・私達には、何も出来ない、銃の使い方を今から覚えろとでもいうのか!? 槍を突き上げろとでもいうのか!?・・・・・・。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る