少女優の親はたった1人の娘が消えたとい

のに、涙ひとつ流していなかった

悲しんでもいなかった

寧ろ"やっと消えてくれたんだ"

なんと酷い親なんでしょう

まるで、"前からずっと消えて欲しかった"かのようにね？

そう、優の親は娘なんかもうどうでもいいらしい

だが、周りには普通の親を演じているようで

でも、幼馴染の彼方にはそんな演技は意味が無い

人間はなんと愚かで醜い生き物なんだ

やはり、こうゆう人間はいるんだな

私がいったい何者なのか気になるだろ？

詳しくは言えないが、そうだな

"神様"だ

そして、ひとつ大事なこと教えよう

少女、優と

少年、彼方はな

運命の赤い糸で繋がっている

近いうちに、優は救われるだろう

私は人間があまり好きじゃないが、この二人

は好きだぞ

だから、幸せになってほしいよ

まぁ、だからと言って私の力を使って幸せにはしないがな

当たり前だ

フフ、これから楽しみだな

これからどうなっていくのか

頑張れよ、彼方

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい