第6話 私の描く文章は、あなた様の頭の中で開花していますか

あなたの心の栄養剤になっていますか


時々毒も吐きますが大丈夫ですか


その毒はあなたに贈ったものではないのです


拡散して散らしてください


どうしてもうちに込もると、そういう一見何ともないけれど、

本人にとっては苦痛を感じるものが出てくるらしく


かといって私にもどうすることもできずなのでつい、

呪詛まがいの言葉を発してしまうのですけれど


どうかご安心ください、けしてあなたに向けたものではないんです


どうしてにっこり来る客人を追い払おうと思えましょう


ああでも多人数で来られるのはご遠慮願います


私自身がどうしていいのかわからないのです


ひとりぽつねんとおりますと、

気が付くとそこここに皆様がたの談笑の和ができていて


そうなるともう、いてもたってもいられないと申しましょうか


たとえて言うなら、ホスト役の私がホストを放棄してしまうような


そんな心持なのです


対応できる人数はごくごく限られております


せめて1対1が最も好ましいのです


これからも長くかかわれるというなら


この1点だけは覚えていてください


「1対1」で


主は恥ずかしがり屋ですから

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る