第4話 一生好きか、少しだけ好きか

今まで生きてきた中で、幾人ものお気に入りの作家さん、

クリエーターさんがたくさんいました。


ここで私が言うクリエーターさん、っていうのは、

ざっくりいうと「創る人」のことを言います。


漫画家さんも絵本作家さんも文学作家さんも音楽アーティストも、

人形作家さんも画家さんも写真家さんも、皆さん「創る人」です。


その中に、いくつかパターンがあって、この方は一生ついていこうと思える方と、

そうでない方がいて、私はどう分類?してるんだろう、とふと思って。


今日はそんなお話。


ここははっきりした作者名を出したらダメなのかな。

私の本棚に並んでいるのは、昭和のエログロ代表する推理小説作家E氏と、

フランス文学からエッセイすべてを読み込んだ心の師のS氏が多くをとっていて、

あとは写真家さん幾人かの写真集もあれば、

ドールアーティストさんの作品集もちらほら。


もうこの中にもすでに一生ついていきます!な方が4人おられます。

そのうち3人はもうこの世知辛い世の中にはいないんですけどね。


それから一生ついていかせてください候補の漫画家さん、確定が1名、

この人はどうなるかな?っていう方々が数名ちらほら。


音楽関係も、この方のが出るとなったら予約入れて買う、

神と呼んでもいいような「師匠」がひとり。


あとは・・・一時期大好きだったけど、今は体の具合がかんばしくない、

それでも出たら買うよ(応援してるよ)っていう巫女さまがふたり、

その他いろいろアーティスト関連は・・・って、バンドがいたわ。


そのバンドとも息が長いおつきあいでね、

元気なころから片麻痺になった今も聴いてる。

2バンドかな。


あとはゲーム関連だな、信者と半ば言ってるゲーム会社さんがいるし、

片麻痺で泣く泣くできなかったゲームを積みゲーと化してたりするけど。


さて、この大量の本・CD・DVDブルーレイ等々・・・

私は個人的にモノを買ったらそうそう捨てません。

今の世の中インターネッツというものもあるし、

どういうモノなのかある程度分かるし。


それは、すべて「見る側」だから。

本一つとってみても、週刊誌はみんな毎週捨てられてました。

うちは捨てなかったけど。

まあ事故っちゃってそれどころじゃないときに、

大量に捨てられてたんじゃないかな。


かたや小学生からずーーっと手元にある、一冊の文庫本。

ああ、あたしもこうやって死にたいと願う、死に方のモデルとしてある本。

時々読み返しては泣く本。

東京に空がないと嘆く女性を、その夫が書いた手記であり、散文。


その違いは何処、と。

思ってしまうのです。


一度聴いたら即中古屋に売りに行ったCDも。


その線引きは、と思ってしまう。


今は私は投稿でもモノカキの端くれ。

私を切り張りしたモノが、皆様のお手に取られて、果たして残るものになるのか、

または残りたり得ないものなのか。


いつまでもあなたのおそばにいられることを望んでおります。

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