第282話次元エネルギー産業大臣
アオイ:次元エネルギー。それは最も自然に優しいクリーンでありながら物凄く強力なエネルギー。浴びても人体に全く害は無い代わりに爆発するとその規模は太陽系程の大陸だったら簡単に吹き飛びます。その上異世界に飛ばされるので扱いを誤れば危険ばエネルギーです。
魔界時間14:00 ビバロン王国王都テルマエユ 清流河中洲 湯浴公園
アリス:さ・て・と。また1人になったなぁ。な〜にしよっか・・・およ?
夜叉族の女性:ふむ。ここは地熱エネルギーがメインか。温泉超大国ならではのものだな。
アオイ:彼女は夜叉族のエネルギー工学博士で、
アリス:こんちわ〜!姐さん何してるの?
瑠璃:ああ。私は魔界宇宙の国々がどのようなエネルギー運営をしているのかを調査していてな。
アリス:ほうほう。次元エネルギーって莫大なエネルギー量で無尽蔵にあるけど、採掘ポイントって何処にでもあるってわけじゃないんでしょ?
瑠璃:ほぅ。次元エネルギーに関する知識は多少あるみたいだな♪
アリス:これでも一国の魔王だからね〜。エネルギーは国の運営に必要不可欠だしね♪
瑠璃:成る程、何処かで見た顔だと思ったら君はシルフィード王国のアリス・シルフィード女王か。
アリス:うん!
瑠璃:貴国はどのようなエネルギーを使ってるのだ?
アリス:ウチの国、エネルギー産業の専門家が居ないから他国から次元エネルギーを輸入しているのが現状だよ。だから出費の方が大きいんだよね〜。
瑠璃:シルフィード王国といえば君が建国する前に行った事があったが。彼処には次元エネルギーの採掘ポイントが6つある。
アリス:6つもあるの⁉︎
アオイ:次元エネルギー採掘ポイントは1つだけでも莫大な利益を得られるんですよ。人間の皆さんで言うところの石油の油田みたいなものですね♪1つもあれば銀河系全文明の国家予算の1000兆倍に相当する利益が得られるのですよ。
瑠璃:専門家が居ないのであれば無理もない・・・ふむ。そろそろ腰を落ち着けたいと思っていたところだ。
アリス:それってウチに来てくれるって事?
瑠璃:前々からアリス・シルフィードという女王に興味があったからな。先ず聞かせてくれ。君は6つの採掘ポイントを見つけたらどうしたい?
アリス:先ずは国の皆んなの生活をもっと楽にさせてあげたい。輸入エネルギーだと国の皆んなのお財布が厳しく生活もままならないし。私達王族・閣僚の懐は二の次、三の次で良いよ♪
瑠璃:その言葉が聞きたかった。噂以上の名君だ気に入った!宜しく頼むぞ♪
アリス:こっちこそヨロシク♪
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