第4章 国土開拓
第74話蒼龍回廊
シルフィード王国東部エリアには『蒼龍(そうりゅう)回廊』と呼ばれる蒼き回廊が存在する。一説には魔界宇宙創生時代に造られたとされているものの、その真意は未だ謎である・・・
魔界時間13:09 王国東部エリア 国立公園中央 蒼龍回廊
警備隊員A:いつ見ても深いなぁ、コレ。
警備隊員B:実際どこまで続いてるんだろうなぁ。
警備隊員A:案外あの世だったりして・・・
警備隊員B:こ、怖い事言うなよ!
警備隊長:お前ら!なぁにサボってるか‼︎
警備隊員A:隊長、コレ実際どこまで続いてると思います?
警備隊長:ああ?ふむ・・・・もしかしたら『深淵の森』『天楼樅』に次ぐ第3の遺跡に繋がっているかもな・・・なんて。
警備隊員A・B:⁉︎
警備隊長:何だ?どうしたお前等?
警備隊員A:隊長!それ、『アタリ』かもしれませんよ‼︎これまでの経緯、そしてこの蒼龍回廊がいつ頃建造されたかを考えれば!
警備隊長:そうか!た、確かにそれだとつじつまが合う!
同時刻 王国 国立研究所
ソフィア:なんだいなんだい騒々しいねぇ。オチオチ研究もできやしない。
研究員A:そ、そそ、それが!見付かったかもしれないんです!
ソフィア:だから何がだい?
研究員B:遺跡です!3つ目の遺跡ですよ!
ソフィア:なんだって⁉︎場所はどこだい!
研究員A:王国東部エリア 国立公園中央にある・・・・
ソフィア:『蒼龍回廊』か!今まで魔界宇宙創生時代の代物としか見てなかったが成る程、遺跡もまた魔界宇宙創生時代のもの、遺跡に繋がってると考えれば合点がいく!早速調査チームの編成と、あと『例のアレ』も使うよ!
研究員B:地底探査型ドローンですね!直ちに用意し、現地へ向かいます!
2時間後・・・
ソフィア:さぁて、鬼が出るか蛇が出るか♪
画像に映し出される巨大遺跡
ソフィア:この遺跡、魔源図書館にあったものと合致する。間違いない!こいつは第3の遺跡『ガイアの揺かご』大発見だ!今日はここで打ち合わせをして、明日調査開始だよ!
一同:おーーーー!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます