【起】芹那りらせが朝起きてから、右腕を失うまで。
第1話 「コロシテ……コロシテ……」
■ところ 家
■じかん 001日目 08:05 〜 08:14)
■たいとる 「コロシテ……コロシテ……」
目覚まし時計の大きな音でりらせは目を覚ました。
ちょっとちょっとちょっとちょっと! これ遅刻のやつだ!
壁にめり込んだ目覚まし時計は家電量販店の店員に、なにがなんでも一番おっきな音が鳴ってしかも丈夫なやつ、というリクエストでおすすめして
目を覚ましてから余裕がある時は、ベッドから降りる前に布団の中で自分のパンツの中を確認して「なんじゃこりゃー!」という一人芝居をするのが最近のマイブームだったが、そんな事をしている
弟のハヤセは一昨日にあった運動会のおかげで今日は学校お休みなので多分まだ自室で、仕事大好き母親ママン(
付け加えておくと冒頭の「目覚まし時計の大きな音」というのは、アラーム音ではなくソドムが壁にめり込んだ時の音を指す。
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