とても濃いカクヨム界隈の歩き方
赤坂 パトリシア
まずはじめに
このレビュー集はカクヨムで出会った「濃いなあ」と思われる作品群を集めたものです。
小説としての面白さであるとか、技術的な完成度であるとか、様々な評価軸が小説にはあるはずなのですが、ここではごく個人的に「濃さ」だけを基準に作品を選んであります。好きな作品は他にもたくさんありますが、これは私が好きで、なおかつ「濃い」作品群。
それにしても濃い、というのは、曖昧な評価基準です。「好き」とか「きらい」とかでも「上手」だとか「下手」だとかでもないのです。
敢えて言えば、何か鬼気迫るものがあったり、情報量がとてつもなく多かったり、他に同じようなものが絶対にない、と思わせるものであったり、「読めるやつだけ読め」とでも言いたげな空気を放っていたり、その逆に可愛らしく見えるのに読んでみたらゾクッとさせるものがあったり——そういうものを、「濃い」と表現しています。
それは多分一般受けするものとは必ずしも一致しないのかもしれません。大抵、そうした作品群は読者を選びます。
ただ、一般受けして、なおかつ読みやすくて、という作品は私がおすすめするまでもない気もするのです。そういうわけで、ここに選んである作品群は単純に私のベスト、というわけでもない、とても趣味に走った「濃い」作品群です。
とても好きだけれど、「これはスルッとしているんだよなあ」(褒め言葉です)という意味で中に入れることのできなかった作品もたくさんあります。
逆に、「これは資料のような意味で一箇所にまとめておきたい」というものもここにピックアップされたものの中にはあります。
公開されてあるものだということでそのままご紹介しておりますが、「これは嫌だ」というようなことがお有りでしたら、ぜひご一報をくださいませ。
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