2018.08
8.7「残骸」
今は詩が書けない。それに私のは詩じゃない
し。いちばんすきな八月が始まって、私は無
敵な筈だった。雨が降り止まなくて。完結し
ても文章に紡げない事柄たちが。私を恨むの
でしょう。『君の詩は日記みたい』。詩を書
いているつもりはなかった。あった事や創作
を掌編にする。それでは駄目だったみたい。
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