1.30「pavement」




私の本棚には絵本と児童文学が多い。ガーデ

ニングと料理の本と小説も少しまざっている

。そんな私が文学作品を作りたがっているの

は不思議。小さい頃に、世界の名作に触れさ

せてもらったからだろうか。残念な話がある

。文学みたいに生きている人は、書く必要が

ないのだ。私は悲しいけれど書かなければ。





―――――――――――――――――――🐈





描く人を尊敬する。紡がれた絵画や文章を摂

取して生きてきたから。だけれど。生きてい

るだけで美しい人がいる。そういう人たちは

執筆しないし、人生以外なにも残さない。私

はそんな人になれるわけがない。だとしたら

全力で作品を残さなければ。生きている証な

んか残さなくていい。足掻いて爪あとだけ。




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